りんごの里から

毎日の出会いの写真をお届けします。

探鳥会Ⅱ

2012-02-29 | 野鳥
昨日の続きです。午後から、金沢市の間近にある河北潟に行きました。

【河北潟】全体で2200haの面積を持つ。そのうちの約3分の2を占める干拓地、3分の1は淡水湖となっています。
河北潟は、砂丘によって海と隔たれてできた潟湖で、かっては水深1~2mの浅い汽水湖で周囲の水田も腰まで沈むような湿田であった。しかし、東京オリンピックの前年に当たる1963年から始まった干拓によって現在の約1400haは干拓地と800haの淡水湖となっている。
生態系は大きく変化したものの、現在もなお多くの野生生物が生息し、一年を通じて多くの鳥が楽しめる場所ですーパンフレットより

最初は<河北潟野鳥観察舎>


ここでもたくさんのカモが観察できました。中でも、

今日の観察目標の片野鴨池では遠かった トモエガモ(巴鴨)カモ目カモ科 L40cm 冬鳥 が近くで見れましたが、やはり遠いですね…

雄の顔の斑紋が緑と黄色の巴模様に見えるのが、名前の由来


カンムリカイツブリの姿も。


猛禽類がやってきたようです。いっせいに飛び立ちました。


このあと、<こなん水辺公園>へ


河川の芦原で
チュウヒ(沢鵟) タカ目タカ科 L52cm 冬鳥または留鳥 が、低空を軽やかに舞っていました。


水田地帯で、池多でも見た
タゲリ(田鳧)チドリ目チドリ科 L32センチが、200羽近くの群れでいました。


ふあふあとした羽ばたき


群れの飛翔 圧巻でした。


その向こう側に、コハクチョウ マガン オオヒシクイが群れでいました。


マガンとオオヒシクイ


倶利伽羅を過ぎて石川県に入ると雪がないのにびっくり、もう春でした。

BW中、暖かい道ばたや川の河川敷で見たお花たちです。

春を告げるフキノトウ。


○○スミレ。


ヒメリュウキンカ。


たくさんの鳥に出会った楽しい一日でした。

いつも一緒に活動してもらえる素敵なお仲間さんたちに感謝です。

寒かった2月も今日で終わり、逃げるように日が過ぎていきました。明日から3月暖かくなるようです。
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探鳥会

2012-02-28 | 野鳥
ナ同期の鳥好きのお仲間さんたちと一緒に、隣県にBWに連れて行ってもらいました。
お天気は快晴!、立山連峰もすっきりなら、白山連峰も名前のとおり真っ白でした。

愛車で案内してもらったのは、お正月にご家族でBWを楽しまれたDさんです。

最初は、トモエガモの最大越冬地<片野鴨池>:面積10ha(野球場二つ半) ここは「ラムサール条約」に登録されています。鴨池観察館に到着。




池では、トモエガモは700羽あまり渡来してきていて、非常に敏感で、池の一番奥にいました。
 

手前には、オオヒシクイ(菱喰)カモ目カモ科 冬鳥 国の天然記念物。ヒシクイの名前の由来は湿地に生えている菱を食べるところからついた。田圃などで植物の葉、茎、種などを食べる。 手前はオナガガモです。


日本には亜種ヒシクイ L85cm と一回り大型のオオヒシクイ(全体の80%、日本海側ほとんど)が飛来するそうです。

背中に幼鳥を乗せた可愛い標本


頭が緑のナポレオンハットが特徴のヨシガモもいました。ちょっと遠いですが真中です。


コハクチョウの群れが餌場に出かけようとしていました。


江戸時代から続く<坂網猟>の道具も展示されています。


観察館前の丘で、近年でも鴨池内の湿地管理や監視活動等を続けながら鴨猟が行われているそうです。この上です。
      

近くの池で、オシドリも群れも観察できました。見えますか(汗)


遅くなったので、このあと観察した鳥たちは明日にします。素敵な鳥たちが登場しますよ。
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今日の田尻池

2012-02-27 | 野鳥
夕方立ち寄った田尻池、次から次オオハクチョウが舞い降りて、すでに100羽以上になっていました。


みんなで鳴きあって迎えます。


表示したある最近の朝の数が30羽あたりでしたことから思うと、そろそろ北帰行が始まるものと思われます。

午前中、古洞へ行ってみました。ツグミやシロハラの群れには出会わなかったです。

朝の凍みが強かったので、雪の上をどんぐり橋まで行ってみました。

カワウのコロニー


氷が融けだした湖面で、カワウが水浴びしていました。




出会った鳥は、カラ類の混群です。

近くで撮れた、ジョウビタキ♀


メジロ


遠くにモズの姿も


木にりっぱなキノコ、ヒラタケ?


天蚕。


今晩、西の空に、細い月と木星が接近 さらに下に宵の明星の金星が美しかったです。三脚なしですので…
      

もちろん、「冬の大三角」、さらに東の空に真っ赤な火星も。

明日は冷え込みます。お天気がよさそう明日は隣県へBWです。
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シロハラ

2012-02-26 | 野鳥
新たな雪は積もらなかったですが、一日中雪が舞う寒い日でした(最高気温2℃)。

座敷の炬燵にあたりながらPCを(冬場のりんごの定位置?)を覗いていると、露地で鳥の気配、

シロハラです。ガラス越しでまず、


外へ出てみると、ジャノヒゲ(リュウノヒゲ):ユリ科の青い実を咥えていました。




今年もやってきてくれ、嬉しいですね。アオジやツグミと一緒にしばらく放し飼いを楽しみます。冬の顔ぶれがそろいました。

そこへ、ぼさぼさ頭のいつものヒヨドリも


午後から、可愛いお雛様のケーキを持って孫たちが訪ねてきてくれました。
 
なぜかしらローソクをともして?から、いただきました。
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キジ

2012-02-25 | 野鳥
今朝、一昨日に続いて国鳥 キジ(雉)キジ目キジ科の雌2羽がヒサカキの植込みにやってきました。気づいてあげればよいのに、戸を明けてお互いにびっくりです。


今朝の新聞に、シベリアへの北帰行に備えて飛行訓練をする田尻池のオオハクチョウの美しい飛翔の姿が載っていました。

田尻池では以前140羽あまり朝確認されていたのに、最近は50~60余りになっています。昨日もあちこちの地区内の田んぼや、普段は見ない池に50羽あまりいました。そろそろ北帰行の準備でしょうか?(近づくと餌をとらなくなるといわれていますが…)


こちらの田んぼにコハクチョウ




先ほどの池の側の木にチョウゲンボウ。




もう少し遠くにノスリも健在。


野鳥がいっぱいの白鳥の里です。
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写真展、ハヤブサのお食事

2012-02-24 | 野鳥
ブログお仲間のチューリップさんが『第十回記念 四季の五箇山 フォトコンテスト』テーマ「心に残る五箇山」の部門で入賞された
写真を、K新聞社砺波支社ギャラリーで観賞してきました。




チューリップさんの作品「小さな主役たち」獅子打ちの合間 アイスクリームを食べる子供たちがほほえましいですね。
      

ギャラリー入口の壁に、砺波市出身 日展特選作家 清原 啓一画伯の「挑戦」



昨日マガンを見た農道の反対側の田んぼ(雪原、30m向こう側)に、何か食事中の鳥が、
良く見るとハヤブサです。辺りをうかがいながら足でしっかり押さえて食べています。

ハヤブサ(隼)タカ目ハヤブサ科 L♂42 ♀49cm 鷹狩りに使われてきた。

しばらく車の中からでしたが、






1mでも近くでと車を下りてカメラを構えました。すぐに、腰を上げて、獲物はそのままにして飛び立ちました。もう食べ終わったのかもしれません。




雪原に、犠牲者の羽が見えました。どうやらカラス?かな。


今日は寒い曇りの日、明日からまた雪模様?
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マガン 3羽(汗)

2012-02-23 | 野鳥
最高気温が7.8℃、雨で融けた雪が水蒸気なり昇り、朝から一日中靄がかかっていました。


農道を走っていたら、雪の間に頭を上げてる鳥が。靄ではっきりしませんが、証拠写真です(汗)


良く見たら マガン(真雁)カモ目カモ科 L72cm 国の天然記念物 冬鳥 です。りんごは当地で見たのは初めてです(田尻池に、以前寄ったのもいたとか?)

車外へ出て撮影しようとしたら、飛ばれました。3羽です。


成鳥は、嘴はピンク色、嘴の基部から頭にかけて白く、腹には不規則な横班がある。
 
そうすると一羽が親で、後は幼鳥かな? 


雁類は、家族の絆が強い鳥で、家族単位で暮らし、その家族が集まって大群になると書いてありました。





それと聞いてください。

今日は、実家の母の祥月命日、お参りの帰り、空を今度は7羽の家族が頭上を飛んでいきました。編隊飛行で!


他にも、今日はたくさんの鳥に出会いました。というのも、母もりんごと二回り違う干支(酉年)です。母がめぐり合わせてくれた?
でも、こういう曇った日は、敵から狙われないので・・・・
遅くなったので、続きは明日に。
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田んぼの鳥

2012-02-22 | 野鳥
田んぼの雪融けが進んだわずかな湿地に、餌を求めてたくさんの鳥たちが集まっていました。
近くの3か所で出会った鳥たちです。

ケリとタシギのツーショット


ケリ


ケリの幼鳥 何か咥えていますね


ツグミ 此方も幼鳥かな?


モズも餌を狙っています。


バックシャン見てください!


田んぼにダイビング、あーあ 美しい前羽が汚れました。


ハクセキレイ


こちらは、日本固有種のセグロセキレイ


ユニークな格好のタゲリ


正面顔は?ボケていますが

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今日の県中央植物園

2012-02-21 | 中央植物園
ー今日の嬉しいニュース記事ー
「布橋灌頂会(ぬのばしかんじょうえ)」の継承活動が、日本ユネスコ協会連盟から「プロジェクト未来遺産」に県内で初めて登録された(昨年12月)ことを受け、立山町役場で20日、登録証の授与式が行われた。


今日で3日暖かい日が続いていますね(三寒四温)。これからは日増しに春らしくなってくるものと思われます。ついつい外に目がいってしまいますね…

午後から、来年度の友の会年会費を納めがてら、中央植物園に出かけました。

珍しい椿がお出迎え。


園内はまだまだ雪がいっぱいですが、池の水も、ここ2~3日の陽気で温んできたようですね。


雪の中で、開花が始まったお花たちです。

ソシンロウバイ


シナマンサク


梅の花が、やっとほころびかけていました。


コブシの綿毛を付けた新芽


キハダの実と葉痕(何に見えます?)


湿地では、ミズバショウが頭を出していました。


出会った鳥は、
メジロ


シロハラ


ツグミ


シメ(鴲、蝋嘴)スズメ目アトリ科 L19cm 冬鳥 

シメの名前の由来 いろいろあるようです。みなさんも調べてみてください。

氷が張ってる南池にオカヨシガモの姿が、他にオオバン、コガモがわずか。


黒いダウンのコートで歩くと汗ばむくらいでした。
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トラツグミ、ハクチョウの逆さダンス

2012-02-20 | 野鳥
休養中ながら? 青空に誘われて、午後から古洞へちょっと行ってきました。

湖面はすべて凍り付いていました。鴨たちは一羽もいません。


トラツグミ(虎鶫)スズメ目ツグミ科 L30cm が、茂みにいました。シロハラの群れと一緒でした。大先輩Yさんから聞いていましたが見れて嬉しかったです。


鳴き声について以下のように書いてあるのがありました。

<夜中や明け方に「ヒィーイ」とさえずり、姿をあまり見せない不気味さも手伝って、古来、妖怪「ぬえ」の声とされてきました。「ぬえ」は源頼政が紫宸殿で退治したという伝説上の怪物で、頭は猿、手足は虎、体は狸で尾が蛇という姿をしているといわれています?>

その後立ち寄った田尻池で、お世話しておられる藤田さんがトラックで来られると鴨たちが倉庫前までやってきます。


くず米の袋とともに移動。


オオハクチョウは逆さダンス?です。
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