りんごの里から

毎日の出会いの写真をお届けします。

トンボの天国(ねいの里水生庭苑)

2009-06-30 | 昆虫
梅雨の最中で、うっとうしい一日でした。
先日(27日)に訪ねた、ねいの里のトンボたちのいくつかを紹介します。

脱皮を終えたばかりのショウジョウトンボです。体色、はねともに橙黄色です。


雌雄とも成熟すると全身真っ赤から名前の由来 ショウジョウトンボ。(体の色を中国の空想上の怪獣「猩猩」の赤い髪にみたてて)


モノサシトンボの結婚です。正にハート形につながっています。上が雄です。


日本産のトンボ類では最小(16~21mm)、ハッチョウトンボの雄。成熟すると全身真っ赤になります。


トラ模様の雌です。


県の絶滅危惧種のノハナショウブ(ハナショウブの原種)が、盛りを終えていました。
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今日のトキメキちゃん

2009-06-29 | 野鳥
午前、kogamoさんのアサギマダラの幼虫追跡調査に同行しました。残念ながら、幼虫、蛹を見つけれなかったです。自然界で生き残ることの厳しさを実感しました。
蛇石橋からの片貝川です。


その後、湯浅日鳥連富山支部長(ねいの里館長)さん達が、トキメキちゃんの餌場や小川の餌の調査を行っておられるトキの里へ出かけました。

黒部市は、15日に飛来1ヶ月を記念するとともに、黒部市を”長期滞在地”に選んでくれたトキへの感謝の思いを表すために「特別住民票」を交付、地元児童が寄せた愛称「トキメキ」を選んだ。なかなか粋な計らいですね!

小川の中の生き物を調査中。餌場の小川の整備。


休耕田でも。

これから、田んぼの乾す時期にはいるので、餌取りが心配ですね。
皆さんのボランティアに支えられていますね。

トキメキちゃんの生活パターンは、
夜明け頃から9時過ぎまで餌取り、その後夕方まで木の上(近くのケヤキの大木の森)で休憩、4時過ぎからまた餌取りに田んぼにやってくるそうです。
木の上でしたので逆光ですが。

尾羽のトキ色見えるでしょうか?

もう一枚。トキドキ顔を上げますが・・・

先回よりは森の中の木上でした。
館長さんの説明をお聞きしながら、近くで見せていただました。

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水無山&水無平湿原散策

2009-06-28 | ナチュラリスト関連
二年越し(昨年雨で中止)の宿題になっていた岐阜県との境にある
秘境<利賀水無山&水無平湿原>をナチュラリスト同期の皆さんと散策しました。

続いていた好天で、快適な散策日和でした!

<利賀飛翔の会>会長中西ご夫妻に案内してもらいました。(利賀行政センター前に集合)


まず水無山(1506m)へ、ツバメオモト、マイズルソウの咲く中、
タニギキョウをはじめて見ました。


頂上の標識板をクマさんが爪とぎに。びっくり!


続いて、水無平湿原へ、この地独特の珍しい斑入りの水芭蕉はもう終わり、


これからの、オオシモツケ、ヤマトリカブト、ハンゴウソウ等が一面に茂ってきていました。いくつかアップします。

長い尾が美しいイブキトラノオです。


ゼンテイカも咲き始めました。


ハクサンチドリが可愛いですね。


湿原の中を皆さんと散策中。くまさんの食事の後もありました(当たり前、私たちがくまさんの聖域に入りこんでいるのですね。)


昭和49年に白木・水無県立自然公園に指定され、木道などの整備が行われてきました。
150種以上の多様な植物が確認されています。
小川の水道の変化や乾燥化により悪化してきました。平成14年に、県自然保護協会や利賀飛翔の会、富山森林管理署等と連携しながら、ボランティアによる植生の管理や保全作業が行われてきています。
「この貴重な湿原が何時までも美しく保たれますように!」を願って後にしました。
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大きな太陽とオオムラサキ観察会

2009-06-27 | ねいの里
夏至(太陽が天球上最も北)の頃の日の出が撮りたくて、今朝早起き(4時30分過ぎ)して日の出を見に行きました。
この時期、もやがかかり、立山連峰がはっきり見えません。日の出の位置は、呉羽城山の後ろ(連峰は栂海新道かなり海辺り?)からでした。
大きな真っ赤な見事な太陽でした。(氷見海岸で見れるダルマ太陽はもっと大きいのでしょうね)

太陽はこれから南に向かっていきます。

今日、ねいの里で、「国蝶オオムラサキ」の観察会がありました。
オオムラサキ:タテハチョウ科、雄は日本人好みの紫色、英名はGreat Purple.
展示館裏の広場のエノキ(食樹)に、
幼虫:終齢(5歳)幼虫(最初は茶色)だそうです。活発な動きでサービスしてくれました。


可愛い顔(下向いてます)をしています。雌です。雄より大きいです。


葉っぱに糸(繭のような)のようなものが、寝床用の葉っぱでそうです。


蛹:時々ぴくっと動きました。保護色で葉っぱと見間違えます。

雄が雌より先に羽化するそうです。

抜け殻です。

実際の羽化見てみたいですね。

この後、ねいの里を散策してきました。
水辺は、トンボの天国でした。日本のトンボ類で最小のハッチョウトンボ等は次回アップします。

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アゲハ

2009-06-26 | 昆虫
ユズの木やサンショウの木(食樹)にアゲハが卵を産み付けていきます。
最初は1mmほどの黄色です。


孵化が近づくと黒くなります。


3齢幼虫まで、黒と白のまだら模様で、まるで鳥の糞のようです。


終齢幼虫(5齢)は緑色です。


蛹は食樹を離れると書いてあります(蛹化前に長距離を歩き回る習性があると書いてあります)。蛹は見たことがありません。
立派な蝶になりました。なかなか止まってくれません。

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ホタルガとハグロトンボ

2009-06-25 | 昆虫
庭にハグロトンボ:トンボ目カワトンボ科の姿です。
全身が金緑色で、羽は黒い。

羽化直後、暗い場所を好み。暗闇の中を黒い羽をはためかせて飛ぶ幽玄な姿から、
神様トンボ、極楽トンボなど多数の別名で呼ばれる。

羽を広げました。


ホタルガ:マダラガ科がやってきました。

赤い帽子に黒い羽、黒い体と、ホタル風の仕上がり、前ばねに白い帯があります。

家のヘイケボタルの住かです。今日も2つの明かりを見ました。

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キョウチクトウ

2009-06-24 | 花・木
キョウチクトウ(夾竹桃)キョウチクトウ科キョウチクトウ属の花が満開です。


インド原産の亜熱帯地方に産し、葉はゴムのような肉厚の質感です。

葉の付き方が変わっています。枝の1ヶ所に3枚の葉が輪状につくので三輪生(さんりんせい)と呼ばれるそうです。


花をアップします。


公園や道路沿いにも植えられていますが、有毒植物なので口にしないように注意したいものです。。
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ビヨウヤナギ

2009-06-23 | 花・木
庭の花をアップします。

ビヨウヤナギ(美容柳、未央柳):オトギリソウ科の花です。長いおしべがいっぱい!



マツバコスモスです。


ボロギクの花に、モンシロチョウが飛び交っていました。

春のイメージキャラクターで、年に3~4回発生とか。




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美女平解説

2009-06-22 | ナチュラリスト関連
朝はすっきり立山連峰が見え、今日の天気を心配しましたが、それにたがわず立山駅に着いた頃から雨になり、K小学校児童の美女平解説のお手伝い(同期の仲間での)はどうかなーと思いましたが、雨の中1時間あまりの散策になりました。

6年生の児童は、合羽やズックが泥だらけになりながら、雨ならではのブナの幹を流れる雨等を観察できたのも勉強になったかなーと。

名解説Mさん

家の近くの杉の葉を持って行き、立山杉と肌触りを比較してもらいました。
素直な子供さんたちでした。

室堂平についた頃は風雨も強まりバスの中での昼食、散策を諦め戻りました。
帰りのバスの中での、写真での雷鳥ウォッチングになりました。実物を見せてあげたかったです・・・
子供たちは、国立立山青少年の家で、今日から2泊3日の宿泊学習だそうで、火起こしなどを体験とか。
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21世紀の森散策とキャンドルナイト

2009-06-21 | 県民カレッジ自遊塾
今日は、県民カレッジ自遊塾で白木峰への登山口<21世紀の森>を散策してきました。


姿・香りが一番のササユリのお出迎え。


ヤマグワの実がいっぱい。昔が懐かしいです。


ハルゼミの声を聞きながら、美しいブナの原生林に癒されますね。


まつおだにのつり橋を渡ります。

散策中好天気、みんなで山野草や木々を観察しながらの楽しいひと時でした。

ところで、今日は夏至。
今、<100万人のキャンドルナイト>のイベントが全国で行われています。
今年のテーマ「はじめない?あなたのエコ道」ーセイブ ザ フユーチャーー
環境や平和についてみんなで考えよう。8時からライトダウンされた映像がテレビに映っていました。
名古屋からの映像です。テレビ塔の明かりが消えました。


今日の森の散策でも、大切なこの森林を次世代にこのまま伝えるには、今私たちのできることは?。 考えさせられる一日になりました。
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