三年ぶりに、本格的な布橋灌頂会が行われ、「立山博物館」のボランティアとして参加しました。
担当は <女人衆>の受付確認、着付け、案内のお手伝いです。
かっての宿坊<善道坊>:立山信仰の拠点芦峅寺の旧宿坊 でただ今準備中。
11:00 閻魔堂で儀式を終えた白装束の女人衆が引導師とともに橋中央へ。
来迎師が女人衆を橋中央まで迎えに行き、橋を渡り終えて、
遥望館へ。
遥望館で立山を仰ぎ、浄土が約束されたという。
【布橋灌頂会】
立山信仰で、男子のみが立山登山が許され(女人禁制)、極楽往生と遂げることができ、女性は血の池地獄に落ちると言われた時代、女性救済儀式・布橋灌頂会を体験することで、死後浄土へ生まれ変わることができた。秋の彼岸の中日に行われた。
平成8年の「国民文化祭とやま」で130年ぶりに復活させた。
白装束で、朱塗りの橋を渡る伝統の行事が、現代を見つめる「癒し」の行事になっています。
<まんだら遊苑>の「ごっつお祭り」会場で地元の郷土料理(かっつる・つぼ煮・焼つけ)をご馳走になりました。
お天気に恵まれ、沿道にはツリフネソウがお祝いするかのように群生していました。
早朝(7;30)からの準備で、撮影できなかった布橋からの立山です(昨年のミニ灌頂会より)。手前が与四兵衛山、その後ろが美女平、一番後ろの台形左が立山、台形右が浄土山です。
布橋に通じる閻魔堂から明念坂のお地蔵様たちも今日はおめかしで。
今日午後のヤフーのトップ写真が「布橋灌頂会」、
夜のトップは、立山雷鳥沢からの紅葉でした。