暖かかった午前、地元の古洞の森へ出かけました。
ダム奥に見えるドングリ橋は通行禁止、富山市天文台までまだら雪の湖畔を散策しました。
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ダム越しに剱岳が輝いています。
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ダムには、マガモ、コガモがたくさん居ました。カイツブリの姿も。
ドングリ橋の奥は、カワウのコロニーとなっています。
ダムサイトに、富山市の古洞の森自然活用村があり、天然温泉施設があります。
(昨年4月から指定管理者制度になった。支配人はナチュラリスト同期のHさんです)
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天文台までは、800mほどです。
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散策途中、カラ類の混群(まずエナガ、メジロ、シジュウカラ、ヤマガラ、コゲラ)にたびたび出会いました。ホオジロの姿も。
散策路そばにツルリンドウの実が。
一昨年春にミサゴが子育てした巣も、湖畔の枯れた松の木のてっぺんに残っています。昨年もミサゴの姿は見たのですが・・・
’07年6月の写真です。
ちなみに150年前位から元の古洞池にカモが飛来し、明治27年ごろより<谷仕切網:長さ40m幅10m>でカモを取り、冬場の生活のかてとした。多い時には2万羽飛来し、2000羽位つかまった。
”池多よい所、お池の都 清いお池の、鴨の群れ” 先人作
丘陵地一帯の用水源確保するため古洞池を大型ダムとして、昭和57年完成。
呉羽丘陵(梨畑)、婦中町、小杉町の一部に用水を供給し、安定した農業経営となった(呉羽射水山ろく用水土改区資料より)
(私事になりますが、記念句碑-恵水潤萬戸-は義父の揮毫です)