鎌倉世界遺産登録の構成要素のひとつ、
リンキチです。
鎌倉は「武家の古都 鎌倉」として世界遺産登録を
もくろんでいる今日この頃ですがそれにあやかり?
その構成要素に含まれる場所を散策探訪して
みようの2回目、鎌倉市二階堂にある瑞泉寺へ
訪れたのは先日の葉山ドライブの帰り。
晴天3連休の激混み鎌倉だったので当然、
道路も大渋滞、裏道を駆使してなんとか
瑞泉寺までクルマをぶっこみました。
その前に浄妙寺にも行ったんですけど浄妙寺は
世界遺産要素では無かったので別ネタで。
瑞泉寺は、鎌倉の二階堂、紅葉ヶ谷と
言われる山の奥に佇んでいるお寺。
長い階段を登って辿り着く山門です。
瑞泉寺は花のキレイなお寺として有名。
手入れの行き届いた境内では四季を通して
様々な花を楽しむことが出来ます、とはいえ
今回はまだ梅がほとんど咲いてなかった境内。
なぜかいつも瑞泉寺に訪れるこの時期に
梅が咲いている状態に出くわした事がない。
たまたまなんだけど。
そんな今の時期にはこの福寿草。
今年からたまたまウチでも咲いてる。
夢窓国師(夢窓疎石)が建てた瑞泉寺は
鎌倉五山に次ぐ寺格とされた関東十刹
(関東の臨済宗の十大寺)の一つ。
そして臨済宗円覚寺派。先日紹介の
円覚寺とリンクしてる。
ちなみに円覚寺は鎌倉五山の2位。
そして後日別ネタ予定の浄妙寺は
第5位だったりする。
有名なのが本堂裏のこの庭園。
もちろん夢窓国師の作庭による庭園で
国の名勝に指定されています。
埋もれていたものを発掘、昭和45年(1970年)に
復元させたとのこと。
庭園内でも見られる水仙の花も有名。
「瑞泉寺、水仙寺」みたいな語呂で覚えてる
勝手なイメージ。
庭園内の洞窟は天女洞というらしい。
鎌倉に唯一残る、鎌倉時代の庭園としても
貴重な存在の庭です。
夢窓国師作のその他庭園は世界遺産にも
登録されている京都の西芳寺(苔寺)や
天龍寺のほか、岐阜県や山梨県のお寺の
庭園でも国の名勝として知られているようです。
そんな素敵な庭園を一番の特等席で観て
いらっしゃるお地蔵様たちが佇んで
いらっしゃる様子です。
まんず咲くのマンサクを発見。ただ当日、
遠くて撮れなかったのでこちらは過去画像です。
とはいえ、やはり遠くてアップでは撮ってなかった。
雨の降ってた過去同時期です。
こちらも同じ日の過去画像、雨に濡れる本堂。
梅の咲き具合はまだこの時のほうが良い状態
でしょうか。
オマケに新緑時期の過去画像。
4月頃の鮮やかな新緑状態です。
山奥の静けさの中のお寺は素晴らしい
庭園もあり、四季の花も楽しめるので
オススメです、と花の写真が少なかった
のですがゴリ押しで終了です。