の紹介しとくリンキチで
ございます。
最近、スクーター修理ネタ
を連投だったのでたまには
レトロアンティークなネタ
をブチかましてみます。
紹介するのは仏蘭西へフライ
アウェイした時の戦利品の一つ、
蚤の市でフライングゲットした
仏蘭西製ステーショナリー、
ヴィンテージ穴あけパンチです。
ちなみに蚤の市の様子は
仏蘭西旅行記エピソード5
にてどうぞ。
蚤の市で購入した一つがこの
ヴィンテージ穴あけパンチです。
アンティークな風合い丸出し
の古き良きパリのプロダクト。
台は木製、鋳造の鋼と真鍮で
作られたブロカンテ穿孔器。
銘が付いていて「J.M.MRATIN」と
あります。PARISも誇らしい。
重厚で無骨なステーショナリー、
アイアンとウッドの組み合わせ
がいいネ!それなりの重量感も
あり。自己満足です。
ペーパーガイドは木製台に収納
される。ちゃんと機能します。
でも実はなぜか4ホールの穿孔器
だったりする。買った時はレバー
が動かなかったから判らなかった
けど持ち帰ってCRC拭いたら可動
して気が付きました。
昔のパリでは4穴が主流だった?
背面部もしっかり4ホール開いて
います。
貼ってあるラベルはお値段です。
18ユーロ、まぁまぁの値段?
ぢゃあ実際にパンチしてみましょう。
CRCバッチリ浸透させてレバーの
動きも軽くスムーズです。
ハイ、こんな感じで4穴です。
内側も外側も日本国内の規格
とは合いません。
紐とじ以外では使えない感じ。
そして受け皿的なものは無いので
散らかり放題なのです。
アンティークのパンチでも受け皿
的なのが付いているものは恐らく
このタイプより新しいものと
思われます。
ちなみ検索してほぼ同じタイプの
ものを見つけました。
海外サイト?海外向けサイト?
だったかな。翻訳してみると
やはり古いものらしく1920年代
~1930年代頃のヴィンテージで
100年ほど前のプロダクト!
そしてすでに売り切れでしたが
日本円¥5600ぐらいでした。
仕入れ値的にはほぼ正解?感じ、
でも100年前とは恐れ入りました。
でどんだけー、でそろそろ終わりに
したいリンキチです。
連投かましておりますが焼付いた
エンジン修復中のYマハ参號機、
20kmからその後、アクセル開で
30~40kmまでいく前に失速、
回転上がらず、まともに走れない
状態が続き、駆動系にも問題無く、
エンジン分解3度目の正直にしたい
今日この頃。
ガスケットセットを注文。
シリンダー、ヘッドガスケット
が必要なのと前回、破れた
クランクケース用がメイン。
他にもミッション、リードバルブ
用とかも入ってる。
ベルトも到着。やたらでかい箱
だったから一瞬、何が届いた
のかと思た。
ベルトの交換とクランクケース
のガスケット交換はプーリーの
セッティング時に行うのでまだ
先にしておく。
まずはエンジン不調の修復が
決まらないと。
いつもどおりシュラウド外して
マフラーを外す。
さすがに外装は外したままに
しておいた。
ヘッドを外す。毎回組付け時は
手ルクレンチのみ、なので慎重
にやってます。昔、高校時代に
スカイのエンジンばらしてヘッド
ボルトを締め過ぎてネジ切った
やらかし経験があるので。
ヘッドガスケットまた取り替える
のもったいねぇ。一応用意して
あるけどもしかしてまーた開ける
のを想定して今回は使い回そう
と思う。
そしてピストンが現る。
特に問題ない感じ、オイルも
ちゃんと廻っているようで
垂れてきてる。
シリンダーを抜く。ガスケットが
切れなかったので使い回し決定。
また開けるかもしれないし。
おおっ!ピストンに擦過痕が。
この部分がクリアランス不足
の部分なのか。
擦過痕があった場所を重点的に
磨く、というか削る。もちろん
全体的にも。
600番で磨くのが普通?らしい
けどクリアランス不足を解消
しないとならないので320番から
400番、600番、最後に1000番で
順番に磨いてみた。
熱膨張でクリアランス不足、
をイメージしてしつこく磨いた。
シリンダー内もバリ取りかねて
同様にそこそこ磨いておいた。
そしてエンジン組付け3回目。
始動はいつも通り問題無し。
アイドリングも安定。そして
外装は付けずにいざ、実走ー。
すると、3度目の正直キター!
20kmから30km、40kmと
回転上がり、走り出すことに
成功、失速することなく近所を
2周回して一度ピットイン。
しばらくしてからまた出動、
今度も問題なく、40kmで
継続走行。さらに表通りに
出てみることに。周回は
とりあえず40km以上は
出さない程度になるべく
一定走行の慣らし運転。
また一旦ピットインして
小休止した後、アドバイスを
もらった知り合いのバイク屋
さんのとこまで行ってみる。
無事、復活したことを伝え、
走行距離計10kmでタイム
リミットでもあったので
この日の慣らしを終了。
これからは暫くの間、慣らし
運転を継続して徐々にスピード
を上げつつ、ウェイトローラーの
セッティング、ベルト交換を
行う予定。
とりあえず、エンジン復活して
良かったです。ふぅ。
開けてプーリー交換してみる
リンキチです。
焼付いたエンジンを修復中の
参號機、20kmぐらいは出るけど
その後アクセル開けていくと
失速、回転上がらず、まともに
走らないのが駆動系に何か原因が
ある?と思い、初診のクランク
ケース切開。
ケース蓋外すとガスケットが本体
側に残ってやな感じ。しかも一部
切れたし、がうまく貼り付けて
挟めば再利用可能か。
開けた状態でエンジンかけてみる。
特に問題のある感じはしない。
恐らく、不調の原因はこの駆動系
にはなさそう。
でも開けたからプーリー交換は
行います。
翌日、届いたハイスピードプーリー。
パッケージ無し、梱包材も無しの
ノーブランド、安さ爆発。
プーリーとランププレート、
プーリーボスとウェイトローラー
10gx6個、大径フェイスまで
付いて格安品。
ノーマルプーリーを外しに
かかる。インパクト無くても
鉄パイプ延長レンチで楽勝で
外せます。
ノーマルプーリーとウェイト
ローラー。特に問題が無く、
変な片減りもしていないし。
正常ですね。やはり原因は
エンジン側のようです。
でもとりあえずハイスピード
プーリーに交換。
ウェイトローラーは組付け方向
があるので間違えないように。
付属ウェイトローラー10gx3と
少し軽くする為に8gx3を
入れてみる。
あとは後日セッティングする予定。
プーリーをはめる。
ベルトも後日交換で注文済。
この後、元通りに組付けて
ケースを閉じて試運転。
するとプーリー、ウェイトローラー
変えた結果云々よりも結局、
走らない状況は変わらずで
駆動系には問題は無かった
というまぁなんとなく途中から
そんな気はしてました。
そうなると何が原因?お手上げ
状態。もしかしてコンロッド、
クランクとかの腰下の不具合?
そうなるとさすがに自分でやる
には厳しい感じなのでバイク屋
に委ねるしかないか。
回転を上げない低速20kmぐらい
なら走り、回転を上げていくと
止まる。冷えた状態だと調子が
良くエンジンの熱量が上がると
止まる?熱膨張が関係あるような。
この状態を知り合いのバイク屋サン
に腰下オーバーホールの件も含めて
相談しにいくとアドバイスを頂き
ました。純正品ではないキットは
精度に疑いがあるので熱膨張による
クリアランス不足では?という
ことを教えてもらいました。
腰下オーバーホールを依頼する前に
もう一度、自分でエンジン開けて
ピストン、シリンダーのクリア
ランス調整を行ってみる次回に
続きます。
で済んでほしいがなかなか
どうして難しいリンキチです。
前回からの続き、焼付いた
エンジンを何とか直さないと
ならない参號機、台湾製の
シリンダーキットを組んで
エンジンかかったもののなぜか
走らない。
20kmぐらいは出るけどその後
アクセル開けていくと失速、
回転上がらず、エンストしそう
になる。という具合。
何が原因かわからないけど
気になった点が2つ。
1点目は前回、台湾ピストンを
組む際にピストンリングと共に
入っていた謎?のリング。
エキスパンダというもので
この存在を知らなかった為、
使わないで組んでました。
本来はセカンドリングと
共に組むのを後から知ったので
入れ忘れ、これのせい?で
圧縮漏れ的な。
そして2点めがこの画像、
1回目に組んだ時の様子で
よく見るとガスケット欠片
が残っていて気付かないで
このまま新しいガスケット
を重ねてしまった、という
このせい?で圧縮漏れ的な。
関係ないけどヤマハのオイルが
高くて困る。のでカストロール
に変えてしまった。カストロの
ほうが安いんです。
でもこういう焼き付きうんぬん
の時にグレードを落とすのは
違ったかも。
再度、エンジン開けるので
ガスケットが必要となる、
ので注文済。翌日ぐらいに
届くので助かる。
2回目のエンジン開けを行う。
外装とかを剥ぐ作業もさすがに
慣れてきました。
台湾シリンダーを抜くと…
ピストンにキズは無いようで。
排気側にもキズはなさそう。
良かった、ピストン再購入に
ならなくて。
ガスケット欠片張り付いたまま。
この段差のせいでガスケットは
切れて再使用不可。
とりあえずガスケット欠片も
キレイに除去。ピストンにも
エキスパンダを組んでリングを
組んで気になる部分を解消。
腰下クランクコンロッドも
不具合ないかを確認。
新しいガスケットを組んで
元通りに組み上げる。
シリンダーヘッドを仮組み
状態でキックしてピストン
馴染ませてから本締め。
オイルホースも抜けてないか
再認してマフラー取付、エア
シュラウド、外装まで元通り
取付完了。
そしてセルスターてぃん、で
見事に再度エンジン復活!
アイドリングきめて少し、
アクセルを煽って様子みる。
今度こそ調子よさそう、家の
前の道へシェイクダウン、
走り出すと以前と同じ発進から
20kmぐらいまでは普通に走る、
そしてアクセルをさらに開け
気味に回転を上げだすと…
うわー!また失速!どんだけー。
ダメだ直ってない背負い投げー!
リターンず。
もしかしたら一度も開けてない
駆動系に何か不具合なのか?
とも考え、次回クランクケース
を開けてみることに。
ウェイトローラーが減ってたり、
破損してたりで走らないのかも
しれない。もともと純正プーリー
の出来が悪いと言われているから
いずれハイスピードプーリーを
入れる計画もあったのでこの機会
に確認含めて交換して背負い投げ
してしまおう、意味不明で次回に
続くよ。
というタイトルにしたのは
2回目もあるということに
ほかならないリンキチです。
前回からの続き、焼付いた
エンジンを何とか直さないと
ならない参號機、台湾製の
シリンダーキットを組んで
これで直った感満載で元に
戻して試運転の準備。
エアシュラウドやマフラーを
取付。そしてオイルタンクを
空にした際にオイルポンプの
エア抜きという作業をしない
といけないらしい。
オイルポンプ部分。中央に見える
プラスネジがドレン。
ネジ緩めるとオイルが出てくる
のを確認。しばらく垂らしておく。
これで多分エア抜き出来てるぽい。
保険としてエンジン掛ける前に
ガソリンにもオイルを投入して
混合状態にしておく。
エアクリーナーを外したついでに
開けるとスポンジ劣化!清掃して
ついでに新品スポンジ注文して
交換することに。
清掃したエアクリーナー装着。
この後、外装も元通り戻して
いざセルスターターをオン!
すると無事エンジンかかったゼ!
とりあえず、オッケー?かな。
暫くするとモウモウと白煙が。
混合ガソリンが燃え出したもの
と思ってました。しばらく
アイドリングさせた後、いざ
ちょっと走ってみる。
するとアクセル開けてくと
回転上がらず失速、エンスト?
焼き付きで止まった時と同じ
感覚?
すぐにピットに戻るとオイルが
垂れていたので最初はドレン時に
流したオイルがカバー内に残って
それが垂れたものと思い込んで
いましたがエンジンかけた時だけ
漏れてくる。つまりオイルポンプ
稼働時に漏れてきている。
また外装外し、マフラー外して
シュラウド外す。そこで初めて
オイルポンプ以降のホースが
途中で抜けてるー!どんだけー!
大失態です。中央の白い逆止弁的な
とこの手前で抜けてた。白煙が出て
いたのはたぶんそのせい。
オイルホースを確実に付けて仕切り
直し。アイドリングをしっかりして
今度こそ、で走りだす。がまたもや
失速、それ以上回転が上がらなーい。
どんだけー、背負い投げー!
焼付きで失速した時と症状が同じ?
ような感じがする。
仕方ないのでまたエンジン開けて
確認することに。最悪、ピストン
再交換?が頭によぎる。嫌なこと
は全部背負い投げー!と次回に続く。