★久しぶりにクジャクサボテンとサンパラソルが蕾を付けました。
蕾が2つ、
サンパラソルは置き場所が定まらなくて余り花が咲きません。今年は良く陽の当たる場所に置いてみました。
クジャクサボテンの蕾が2つ。
クジャクサボテンの蕾が2つ。
★月に1回のリコの歌会はとても楽しく、和気あいあいで、率直な意見交換の場です。
5月15日の歌会添削録の一部をご紹介します。
★例①元歌:
孫ひ孫玄孫(やしゃご)を守る武者人形紫(し)のかきつばた曽祖母かざる 涼風
〇助詞が省かれているために一首の流れがぎくしゃくするように思います。
助詞の一字によって一首が死んだり生きたりします。
助詞の使い方を考えましょう。助詞があったほうが分かり易いとおもいました。(の)
武者人形を通じて曾孫から玄孫へと繋がりゆく尊さが歌になりました。「か」の韻を踏んではどうでしょうか
〈例〉孫ひ孫玄孫(やしゃご)と守る武者人形の片へにかきつばた曽祖母かざる (M先生)
★例②元歌:
マスクなく若葉の息吹吸ひ込みてみもろの山に湧き水流る
Iさん 〇上の句の主体は「われ」、下の句の主体は「湧き水」になり、ちぐはぐな感じがします。
主体を一本化しましょう。「大津留温先生の添削の実例p84参照」
〈例〉「マスクせず若葉の息吹吸ひこみてみもろの山の湧き水眺む」(M先生)
〇上の句と下の句の主体がチグハグです。主体を「われ」に揃えてはどうでしょう。
〈例〉「マスク取り若葉の息吹吸ひをれば湧く水の音(と)す(湧き水聞こゆ)みもろの山に」(N先生)
★リコは10年前に短歌の会に入会しました。
当時は原稿用紙に手書きで書いていました。
今、2012年の1年分の詠草をパソコンに入力してます。
懐かしい詠草は、
先住猫のバロ姫が我が家に迷い込んだ時の歌は、
○ひと目惚れ美形で声も愛らしく夫好みの迷ひ猫来る 涼風
○相の手を入るる積りか猫が手もて土を耕し花壇に遊ぶ
私が庭の手入れをしていると、花壇の土を掻いて遊びました。
バロ姫は2年前に亡くなりました。
後から迷い込んだミー姫は、
6歳に成りました。
リコの足元にゴロンして、甘えます。
○名刹の苔生す庭に佇みてこの十年の苦楽を想ふ
この歌は私を短歌の会に誘ってくださった方が
「10年前から、短歌にお誘いしてました」と言われた。
「この10年」は父が亡くなり、愛犬が亡くなり、姉が亡くなり、3年続けて家族を失い、独りになった母の世話に明け暮れていました。
私自身も不安な日々で母を充分にお世話出来なかったことを今も、後悔してます。
母は姉の七回忌を、済ませてから亡くなりました。立派な母でした。
10年前の詠草でも生き生きしてます。詠草として残しておいて良かったです。
心機一転、更に短歌に励み、「ああ、良い人生が歩めたと、命終の時に思いたいです」
60歳を過ぎてから短歌に出逢ったことに感謝して、日々の思いを短歌に残していきます。