リコの文芸サロン

文化、芸術、手芸など人生を豊かにする情報発信ブログを始めました。より良いブログに育てるためにコメントなどお寄せください。

短歌の吟行

2022-04-18 | 短歌
リコは吟行の当番でしたから、3日に吟行場所、ランチレストランの下見をしました。

4月17日に短歌の会の吟行に七名で出かけました。
コロナ禍でもあり、遠へ行くのではなく、近くの大阪市中央区谷町の直木三十五記念館へ行きました。



壁にずらりと直木賞の受賞作の第1回(1935年)から2020年までの150冊が展示されています。
年2回の直木賞に受賞者の該当無しや2作品が選ばれたこともあります。
見上げるほどの高さです。


記念館は50畳程の直木氏の書斎を模したこの部屋だけです。




50畳ほどの1室だけの記念館ですから、小1時間見学して、いつもの歌会会場に移動して、詠草の提出を受けました。

ランチはメインの特選ハンバーグ、魚料理、肉料理、パスタから一つを選び、後はブッフェでサラダ、煮物、炒めもの、カレー、味噌汁(スープ)、ご飯、パン、デザート、コーヒ(紅茶)の盛りだくさんでお得な1100円でした。
どの料理も美味しいですよ。


1時30分からの歌会の詠草は吟行で即詠ですから、詠み込み足らずも多いです。
 吟行場所が一部屋なので直ぐには詠めないので、最近の詠草も提出可としましたら、面白い詠草がありました。
○一駅を花爛漫の舗道歩き
「ドライブ•マイ•カー」の映画観にゆく    Kさん

80代のKさんは芸術が大好きで、最近、アカデミー賞を取った話題の映画をいち早くを観られた。
タイムリーな詠草に、
「桜の豪華さがアカデミー賞に、相まって華やかです」と参加者から感想が述べられました。

○にぎやかに大きくまあるく
飛ぶひばり
A•六羽七羽と春を祝いて
B•あちらに六羽こちらに七羽

I さんは今日から歌会に初参加です。
下句がどちらが良いか教えてほしいとA、B案を出されました。

10羽以上も群れで「ピーピー」と鳴きながら飛ぶ、ひばりは珍しい。
初めてひばりの群れの話を聞いて皆さん、興味津々でした。

先生のご指導はA案は「春を祝いて」は自分の思い込みで、ヒバリの思いを想像しただけ、B案の方が珍しいヒバリの群れを上手く詠めている。

大阪歌会は気さくで和気あいあいの歌会です。
短歌の実力者も多くとても勉強になります。



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雅と私

2022-04-15 | 短歌
最近、「水曜サロン」で口語短歌の勉強をさせていただいています。
 通常は文語で歴史的仮名遣の短歌を詠んでいますが、口語短歌では違うアプローチを色々、試しています。

今朝、「水曜サロン」に投稿したリコの短歌に付いて、主催者のポエット•Mさんのご提案に付いて考えました。 

散歩の時に、10mはあろうかという桐に紫の花が満開でした。
散歩を続け、少し汗をかき、足元にはタンポポ、つつじが咲いていた。それを詠みました。
わざと時間差を詠む練習をしてみました。

紫の桐の花さく
薄っすらと汗かき歩きタンポポつつじ  リコ

ポエット•Mさんの添削、
桐の花 雅に香る道ゆけば
鳳凰とまる 伝説思う 

リコは桐が鳳凰が止まる木とは知りませんでした。


ポエット•Mさんの添削を見て、私の歌はせっかく、見事な桐の花を見たのに、タンポポ、つつじでは余りに庶民的ですね。
リコは短歌を詠む時に自分に引き付けて詠むことを心がけて居ますが汗かき歩くは庶民的過ぎますね。

ポエット•Mさんのご提案の鳳凰伝説を詠み込むとすると 3、4句と結句に工夫がいると思います。

桐の
雅に香る
紫の
影にとまる
鳳凰浮かぶ リコ

ポエット•Mさんは「香る」を連体形として詠まれた。
リコは終止形として詠み、2句切れにしました。
結句の「浮かぶ」がまだしっくり来ませんが、以上の様に推敲しました。




コメント (3)
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花の命の

2022-04-14 | 日々彩彩
11月に球根で植えた、チューリップに蕾がついて、


3日の朝に全開、


4日の夕方に少し閉じて、


5日の朝は蕾は閉じていました。


閉じてる花を横から見ると黄色の部分柄があります。お洒落ですね。



今の花たちつつじ、ウキツリボク、チューリップ
チュウリップは10日に枯れました。

★キキさんにいただいたサクラ草の種は鉢をそのまま横倒しにするそうで、
花壇の土を5センチ削って新しい土を入れて、そこにサクラ草の鉢を倒した。



ところがキキさんはまだ倒してないと言うので、夕方にまた起こしました。


そろそろ時期かと、13日に鉢を倒しました。

これも頂いたルドベキアに大きな蕾が付いている



こんな花が咲くはず

花壇の白い芍薬


ピンクの鉢の芍薬にそれぞれの蕾です



わが家の1番慎ましい感じの椿。

高く育ったウキツリボク、



ヒラドつつじが日に映えて綺麗です。

キキさんの散歩コースの花たち、

花モクレン

ハナカイドウ


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人の誠意

2022-04-13 | 日々彩彩
★原田マハ著 『楽園のカンヴァス』



リコはこの方を知りませんでしたが、3月25日のあさイチで拝見して、彼女に惹かれました。

アマゾンしてこの本を取り寄せました。
インターナショナルで美術分野、息の長い本が書ける人が居ることに驚きました。

岡山•倉敷市、大原美術館の監視員の早川織絵とニューヨークのMoMA(ニューヨーク近代美術館)のキュレーター(専門管理職)、ティム•ブラウン、男女二人の美術の専門家がアンリ•ルソーの「夢をみた」の所有者が真贋鑑定を依頼したお話です。
色々な伏線があって内容の豊かな本です。
この絵はまだ未公開の絵です。
期限は、一週間です。
ルソーの作品に真贋の決め手を「この作品には、情熱がある」とマドモアゼル織絵は言った。


この絵はMoMAに展示されている、アンリ•ルソー「夢」です。

人の誠意が長い年月をかけて花開いた、しみじみとした良い本です。

★見守る
こがね虫にかじられて湾曲して、ボロボロになった、ボケの芽吹き

左はひどく湾曲して居ます。
右は枯れました。


白い矢印が爪楊枝です。
湾曲した左側のボケに爪楊枝で支えて枝を上を向かせて育てました。
こんなに生き生きと真っ直ぐに育ちました。


こちらは実から種を出して昨年に蒔いたボケが芽生えました。ランダムに種を蒔いたので一杯芽吹いています。


ウキツリボク、つつじ





お邪魔猫のミー姫

ヒラドつつじ


フリージアとミー姫

赤が美しい椿


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中国の旅 最終回

2022-04-12 | 日々彩彩
2012年9月1日~8日までの
「遥かなるシルクロードロマンの旅」8日間


とうとう最終回の9月7日(金曜日)が来ました。午前中に中国のスイスと言われる、天池(1980m)に行き、太陽光線が映るほど、澄んだ空気を堪能して、午後からはウルムチ市内観光です。

シルクロードの歴史を語る、新彊ウイグル自治区博物館
各少数民族の歴史や古代シルクロードの文化財などの出土品約3万点が石器時代から清代まで時代順に展示されている。
なかでも、アナスターナ古墳から発見された唐墨は奈良の正倉院に収蔵されている唐墨とほとんど同じ物という。
砂漠から発見されたミイラの展示もある。
楼蘭美女を間近に見学できる。

酒器の色合いが美しいですね。

孔雀の羽を使った工芸の扇


髪飾りと帽子


陶器製の壁掛け


大きな豪華な壺

色が凄いですね。角度によって上手く撮れない時が在ります。


これは何だろう、袖かな


皇帝の衣装


皇后の衣装



乾隆皇后冠服説明図


ウイグル族の帽子、種族、年齢、性別によって方や色が異なります。


住まいのパオです。


ウルムチより国内線で上海へ19:20発、23:50着でホテルには午前1時に着いたので仮眠するだけでした。

上海のホテル


翌朝の6時にホテルを出て、8日の9:30に上海を出発して12:40に関西空港に還りました。

大変に見どころ沢山の旅で、現地ガイドさん達も素晴しい人ばかりで、もう一度西安、敦煌、ウルムチ、トルファンなどのシルクロードに行きたいですね。

中国はまだまだ他の観光地が在りますのでまたの機会に行きたいと思います。
      
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