リコの文芸サロン

文化、芸術、手芸など人生を豊かにする情報発信ブログを始めました。より良いブログに育てるためにコメントなどお寄せください。

中国の旅16

2022-04-10 | 日々彩彩
2012年9月7日
トルファンから高速道路で200kmを3時間かけてウルムチに到着。

鳥魯木斎(ウルムチ)は海抜924mです。
ウルムチはウイグル語で「美しい牧場」と言う意味で、ウイグル族や多くの少数民族が暮らす。


旅行中で一番良い、5星ホテル
銀星大酒店




バイキングレストラン

ウルムチの朝の気温は18〜24度、バスで120km先の天地へ行きます。



中国のスイスと称賛される天池(1980m)
ここからバスに乗り、ひとまず、中腹まで行きます。

万年雪の残るボグダ峰(5445m)に抱かれ、たたずむ高原の湖
湖畔ではカザフスタン族がパオで暮らす。




湖は角度によって深いグリーンに見えます。



光が写真に映るほど空気が澄んでいます。

友人はマチュピチュで高山病に成って苦しかったのて、天池が2000mを、超えたら行かないと言ってましたが、天地は1980mてセーフでした。

白銀のボグダ山。
この辺は11月に雪が深くなるので春まで閉鎖されます。

入り口から乗り合いのバスに乗って、途中でグループ毎にこのカートに乗り換えて天池まで来ます。


2012年9月1日〜9月8日

次回の最終回は新疆ウイグル自治区博物館です
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中国の旅15

2022-04-08 | 日々彩彩

2012年9月6日、
敦煌から2時間で列車の駅柳園へ、21:18発の寝台夜行列車でトルファンへ向かう。 
 
 
3時間遅れて朝の9時にトルファンに到着。 



トルファン駅到着後、市内レストランで包子とお粥の朝食。

★トルファン観光、
吐魯番(トルファン)は天山山脈の雪どけ水によって潤うオアシスで、西域に進出しようとし、漢民族はここを拠点として遊牧民と興亡の歴史を繰り広げた。

〇高昌故城とは、
高昌王国は十代続いたが、仏教を信仰していた。遺跡には、高さ15mの仏頭や仏跡の壁には仏像を描いた絵も残し、熱い信仰心を現代に伝えている。


故城は一片が1.5kmの四角形の都でした。

故城へはロバ車で行きます。
かわいい顔でしょ。
中には凶暴なロバもいて爆走して、柵の無い荷台ですから、落ちそうで大変なめにあったグループもありました。






玄奘三蔵も立ち寄った独立国、高昌国の足跡を辿る。
628年頃には、玄奘三蔵が高昌国に立ちより講義をしたと言われている。
今は廃墟で何もない。


〇アスターナ古墳群は6~7世紀に繁栄した高昌国時代の貴族の古墳群で、その数は数百にも及ぶ。



墓の中からは絹織物、文書、陶器、貨幣などが発見されている。「憩い」「眠り」を意味するアスターナ古墳の遺体はミイラとなって保存され、今に歴史を伝えている。

〇火焔山
「西遊記」の舞台で有名な火焔山が陽光で燃え上がる。

トルファンは海抜マイナス150mなので盆地ですね。
トルファン盆地の北端に100kmにわたって連なる山脈。
この山では、日中、気温が40度を超えると周りの地表温度は60度以上にもなり、赤いシワの山肌は陽炎で炎のようにゆらめく。

「西遊記」の中で孫悟空が鉄扇公主と戦った場所としても有名である。トルファンの人々は、赤い山と呼んでいる。

トルファンの町中のバザール


〇カレーズ、
トルファンの生命線、天山山脈からの水が流れる地下水路。
ここから中に入り、流れに手を浸すと切れるように冷たいです。

カレーズとはペルシャ語で「地下水」を意味する。トルファンではいたるところで縦穴の井戸が掘られ井戸と井戸をつないだ地下水が街を流れる。
命の水、カレーズの総延長は3000kmにも及ぶと言われている。

〇ベゼクリク千仏洞、
かって佛教徒のウイグル族により開かれた遺跡。
トルファンから東へ約50kmの所にある。








左手に火焔山を観ながら進み、火焔山をさえぎるムルトク河に到る。天山山脈を水源とするムルトク河の西の岸を見あげると、そこにベゼグリク千仏洞がある。

窟の数は83有り、南北約400mに渡って開削されている。
華麗で緻密であった壁画は現存するものは少ない。

昼食は「ラグ麺」の新彊料理、夕食は「シシカバブのイスラム料理です。」
高速道路で200km先のウルムチへ3時間かけて。




次回は、9月7日最終日、ウルムチ、天地の観光です。



コメント (2)
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イル・ディーヴォの追悼公演

2022-04-06 | 日々彩彩
イル•ディーヴォは2004年11月デビューの男性ボーカルグループです。
世界規模のオーディションを経て、
カルロス•マリン(スペイン)
ウルス•ブーラー(スイス)
セバスチャン•イサンバール(フランス)   
ディヴィット•ミラー(アメリカ)の4人で構成されていましたが、
カルロス•マリンさんがコロナ感染で2021年12月19日に亡くなられました。享年53。

4月5日の大阪フェスティバルホールへ夜の6:30からのカルロスの追悼公演に行きました。

公演当日の参加者登録
コロナパンデミック対策で、体調、名前、電話番号、席番などの参加者登録をスマホでして、入り口で登録画面を見せて入場です。


アラ50の3人に、今回ゲストのスティーヴン•ラブリエ(アメリカ)が、加わっての追悼コンサートでした。



前列左がカルロス・マリンさん(享年53)です。
後列右のデヴィットは声量の凄さと声質の素晴らしさがリコのお気に入りです。
リコは10年以上前からのファンなので今回で4回目です。
CDも何枚も持っています。




会場のグッズ売り場


クリアファイルを2枚、買いました。


良い席で見やすかったです。
2月の前売りの時はコロナのまん防の関係で参加を諦めていましたが、コンサートの一週間前にチケットが買えたので行くことが出来ました。

やはり、17年も共に活動した仲間を、失うということは、残されたメンバーは深い悲しみに覆われます。
双眼鏡を、持って行ったので、メンバーの悲しげな顔がよく見えました。
特にデヴィットは時々、涙ぐんでいたように思いました。

やはり、世界ツアーが出来る実力の有る、イルディーヴォの声量、迫力は観客が全身で受け止める感じです。

次々と聴きたい曲が流れます。you raise me up、ヒーロー(コロナパンデミックで活躍してくださる医療関係に捧ぐとして)、Time to say goodbyeなど、2時間のコンサートがあっという間に終わりました。

 突然に大切な人を亡くすこともあり得る今回のカルロスの死去。
 自分が幸いにも生きている事を再確認しましたが、それ以上に家族、友人、ご縁を頂いた方々が同じ時代を生きてくださっていることに深く感謝いたします。

コメント (2)
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直木三十五記念館

2022-04-04 | 短歌
短歌の春の吟行の下見に大阪市中央区谷町にある、直木三十五記念館へ行きました。

 毎年、1月と7月に直木賞の発表があります。その度にリコは注目していましたが、直木氏の記念館が大阪市内に在ることを最近知りました。

直木三十五は明治24年(1891年)大阪市安堂寺町生まれ。39歳で書いた『南国太平記』で一躍時代の寵児となり、大衆文学という分野で確たる地位を築いたが、昭和9年(1934年)に、43歳で夭折した。

直木三十五賞とは、



 展示品は芥川龍之介への書簡、ご遺族から寄贈された戸籍謄本や、婚姻届などがあります。
幾つかの受賞作品が本棚にありますので読むことが出来ますよ。
直木氏は腹ばいに成って原稿を書かれたので、その写真も展示してあります。



壁面に過去100年の直木賞受賞作品が並んでいます。

階段の横の、壁にズラッと受賞作品が並んでおり、直木賞100年の歴史です。

30畳ほどの1部屋ですから30分もあれば見学できます。

記念館の内装は直木が自分で設計した横浜の金沢地区富岡の家がイメージされています。
富岡の家から譲り受けた調度品が展示されています。



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短歌:日日点描

2022-04-02 | 短歌
寝たきり歌人の遠藤滋さんの歌集『いのちゆいのちへ』

日常の何気ない日々を詠みました。
日日点描 涼風
○パソコンのメール不調とローソンからファックス使ひ原稿届く

○郵便で送れる原稿ファックスでIT時代の老人力知る

○遠藤氏の「いのちゆいのちへ」の歌集から命の元へ歌迫り来る

○眼を剥きて仁王の如く睨みたる「えんとこ」さんの眼光鋭し

○「短歌以外すべてあきらめた」遠藤さんの突き詰め築く最後の砦

○氷上の背が語れり静寂と王者の風格羽生結弦は

○高速の四回転の姿から同心円のオーラ渦巻く

○テレビ観る夫の横顔老いしるく病歴思ひ言葉のみ込む


★咲いた、咲いた
11月に球根を植えたチューリップの蕾が大きくなりました。

ムスカリとチューリップの蕾


芍薬の芽吹き


花ニラ。


スノードロップ


ピンクのボケの花の後、もう、実が4個成り始めています。
緑色の楕円形です。
ここにも2つ


昨年のボケの実をほぐして、種を蒔いたものが芽吹いています。


横から見る。

縦長の椿の蕾、下から覗くとこんな感じ。




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