さてドダイですが、ボディーに開口して3Dプリンターモールドを埋めていく作業は意外に楽しくて、このまま好きにやっていると終わりそうにもありません。キリを付けないといつまでたっても完成しなくなりそうなので、スパッと打ち切ってサフを吹くことにしました。
最近お気に入りの水性サフです。流石に臭いはしますので、自宅の車庫内のシャッターを開けはなって缶サフを吹きました。でもラッカー系のサフとは違って数時間放置するレベルの乾燥をすれば臭いはしません。ラッカー系は1日乾燥してもしばらくは臭いますので、それとは段違いです。これまで私はサフはファレホのサーフェスプライマーを使っていたのですが、これには傷埋め効果はほぼ無いので、サフ前の整面にはやや時間をかけておったのですが、、改造個所が広範囲にわたるとヤスリ掛けの番手を上げていく作業に非常に時間がかかってしまいます。また異種素材の境目はどうしてもヤスリのかかり方が変わってしまい、素材の境目が目立ってしまうトラブルがしばしば発生していました。
しかし#500のクレオス水性サフはこれらの悩みを一気に解決してくれる素晴らしいサフだということが最近分かってから愛用しています。消してほしい傷は消えるのに消えてほしくない繊細なスジボリや3Dプリントパーツの凹凸は埋まらないのです。まあやや大袈裟かもしれませんね、繊細過ぎると埋まるかもしれません。
しかし今のところ私にとってはやや甘いヤスリ掛け痕跡をバッチリ消してくれるので本当にありがたい存在です。ただ#500は表面は見た目にはわかりませんが、触るとザラザラな面になってしまいます。
ところがこのサフ、水性なのにちゃんとペーパーで研ぎ出し出来るのです!#1000番の神ヤスで水研ぎをしてやるとヌルっと滑らかな面に仕上がります。これはもう本当に私にとっては最高のサフってことになっています。
ということで、どんどん塗装工程に入っていきます。