消防団は、本業を持ちながら、在住地域の防火・防災にあたる方々である。
日本では、およそ全ての市町村に設置されているが、その歴史は古い。
江戸時代、火災の多かった江戸の町を護るために設置された
「町火消し」がルーツ。
時代劇などで、「め組」とか「い組」など
お揃いの法被を着た火消しを見かける、アレだ。
町火消は町奉行の監督下にあったが、完全な自治組織。
その経費は、各町の負担であり、しかも火災現場で命をかける火消し衆は、
基本的に無報酬。
いわば名誉職だったと聞く。
現代の消防団の方々も、これを生業にしているわけではない。
「自分たちのまちは自分たちで守る」
…この高潔な精神は、脈々と受け継がれているのだ。
「今日の一枚」は、今年の初夏に、津幡町・井上の住宅街で撮影した。
この地域の消防団の備品が収められた倉庫である。
中を覗いてみると…半鐘、太鼓、放水ポンプ、ホースなどが見て取れる。
津幡町内には、他の地域にも消防団があり、
散歩をしていると、こうした倉庫の前を通るのは珍しくない。
ま、おそらく大きな火事になれば、不十分な装備だろう。
しかし、町には消防署が控えているから、
初期消火の対抗措置としては有効だ。
いざという時には頼りになる心強い存在である。
冬は、他の季節に比べ、火を扱う機会が増えるだろう。
まずは出火しないよう気をつける事が肝要。
火の用心は、自分の家だけでなく地域全体への配慮でもあるのだ。
日本では、およそ全ての市町村に設置されているが、その歴史は古い。
江戸時代、火災の多かった江戸の町を護るために設置された
「町火消し」がルーツ。
時代劇などで、「め組」とか「い組」など
お揃いの法被を着た火消しを見かける、アレだ。
町火消は町奉行の監督下にあったが、完全な自治組織。
その経費は、各町の負担であり、しかも火災現場で命をかける火消し衆は、
基本的に無報酬。
いわば名誉職だったと聞く。
現代の消防団の方々も、これを生業にしているわけではない。
「自分たちのまちは自分たちで守る」
…この高潔な精神は、脈々と受け継がれているのだ。
「今日の一枚」は、今年の初夏に、津幡町・井上の住宅街で撮影した。
この地域の消防団の備品が収められた倉庫である。
中を覗いてみると…半鐘、太鼓、放水ポンプ、ホースなどが見て取れる。
津幡町内には、他の地域にも消防団があり、
散歩をしていると、こうした倉庫の前を通るのは珍しくない。
ま、おそらく大きな火事になれば、不十分な装備だろう。
しかし、町には消防署が控えているから、
初期消火の対抗措置としては有効だ。
いざという時には頼りになる心強い存在である。
冬は、他の季節に比べ、火を扱う機会が増えるだろう。
まずは出火しないよう気をつける事が肝要。
火の用心は、自分の家だけでなく地域全体への配慮でもあるのだ。