イタリアの風に吹かれて ~con te partiro~

前世(かこ)から未来(いま)へと紡がれし時の記憶
あなたと交わした約束の欠片を辿る遥かなる愛しき旅

星に願いを 宇宙に祈りを

2013年11月11日 01時25分25秒 | 文字アート

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   先程お風呂につかりながら ふと思ったことは、
   「カメレオンになる必要なし」ということでした。

実は私、料理も含めて幾つかの事を同時進行すること、
 掛け持ちすること、忙しい流れの中に身をおくことは
苦手なほうではありません ある意味器用であり(?)
  そこに性分も加わって色んな事を 察知するので
    カメレオンの如く その状況に難なく合わせ
  自分を変化(へんげ)させることもできるのです。

 更にプライオリティーをつけながら 仕事をするという事も
 10年に及ぶ会社員時代に経験させて頂いたので
  物事が廻り始めた時の心地良さも知っています。
                
  これまでもブログに何度となく書いて参りましたが、
3年と少し前から 毎日作品をかく中で いつしか私は、
 私さえも気付かなかった【魂の望む本来のわたしへ】と
 自然に回帰してゆきました。その心地よさたるや・・・・

 繊細ゆえに あんなことや そんなこと こんなことに
        あーでもない、こーでもないと 
     思い巡らせることも 多々あるのですが
     ひとたび作品に向かい かいている時は
      瞬時に気持ちが切り替わり 鎮まり
     余計なことに一切思いを巡らすこともなく 
      ただ淡々と道具となり かいています
 それは当に【無の境地】と呼べるものかもしれません。

       日々 えがき続ける中で わたしは、
  わたしにとっての 最も大事なことに気付きました。

        これまで 何となく違和感があり
      実はその意味さえもよく解らなかった
          【標準】という1つの枠に、
   溢れ出ておさまりきれない魂の迸(ほとばし)りを
           私はどこか無意識に 
  封じ込めようとしていたのかもしれないということを。
  
    この世で 目立たず暮らすことが 安全であり
   そしてまた 
幸せな日々にも繋がるであろうという、
    どこか不確かな遠い魂の記憶に縛られて・・・・

          書(しょ)を書き続ける中で
       枠から はみ出すことの心地良さを
         本当の意味で確信しました。
     誰かにではなく、私は自身の書く文字から
       その大事なことを教えて貰いました。

     人の真似ではない、自分の持ち味を知り、
         それを伸び伸びと顕すことが 
         自分の個を活かすことであり、
 それを我流と呼ぶのかもしれないな、と思いました。

  人は皆 溢れ出る好きを慈しみ 好きを還元し
【わたし流】を携え、【わたし流】で立つことを決意した時、
   はじめて本当の意味で、どんな嵐が来ようとも 
 揺らがずに倒れることなく 自分の質、光を輝やかせ
 しっかりと地に足をつけて立てるのかもしれません。

  
     「カメレオンになる必要なし」のあとに
 「我流に勝るものなし」という言葉が浮かびました。