- ROSE PETAL -

何気ない日々のできごとを

小さな花びらのようにかさねてみます

予想外のお別れ

2019-12-30 | その他
12月2日

同居していた義母が亡くなりました。

こんなことになるとは、今年の始めには、本人も家族も誰も想像していなかったことです。

享年83歳

「99歳まで長生きしたい」といつも言っていました。

6月下旬

私が出勤するお昼頃は、いつも通り元気でしたが、夕方帰宅した時には足が立たなくなって
そのまま救急搬送で入院になりました。

以前にも同じ様な容態で(その時は熱中症でした)入院したことがあり、
1~2ヶ月で退院できたので今回もそうだろうと軽く考えていました。

「膝が悪いだけで他はどこも悪くない」が口癖でしたが、糖尿病で、尿酸値は高いし、
腎臓が1つしか機能していないこともわかり、尿路感染症にもなっていました。

1ヶ月後に退院しましたが、古い我が家では車椅子生活も手すりを取り付けることも
難しく、家から徒歩3分の施設に入所しました。

入所して10日目の朝、意識不明になり再入院。

前の晩、洗濯物を届けた時は普通に話をしたのに・・

低酸素脳症のため意識が戻ることはないでしょうと言われてたけれど、2ヶ月余り経った
10月初めに意識が戻り先生も驚いていました。

透析をしたり色々治療してもらいましたが、最後は細菌性肺炎になりました。

亡くなる6日前に病院に行った際、初孫である長男の名前を何度も言うので
「会いたいの?」と聞くと「うん」という風に首を縦にふります。

「今度休みの日に一緒に来るね」と約束して、長男と病院に行こうとしたのが12/2。

家を出て駐車場に向かっている時に担当の看護師さんから電話があり、
「危篤状態に入ったので今夜付き添って下さい」と告げられ急いで病院へ。

病棟に着いたときには、10分程前に亡くなっていて最期に間に合いませんでした。

食べることや出かけることが好きな私と手芸が好きで出かけたがらない義母。

私の申し出はいつもノー

家族で外食するときもいつもは行かないと言うけれど、1月に家族で焼き肉に
行った時は珍しく一緒に行きました。

これも何か予感するものがあったのかな・・

趣味も考え方もまるで違った義母とは、仲良くなることもなく、かといって悪くもなく・・

けっして優しい良い嫁ではなかったけれど、嫁いで31年。

同居してたことで良しとしてもらおうかな。

「今までありがとう」と言えなかったのが心残りだけど、感謝しています。













コメント
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