上砂理佳のうぐいす日記

巨匠漫画家、楳図かずおさん逝去。あべのハルカスで私も見た「楳図展」は金沢21世紀美術館で9月に開催されていました★

北海道は美しい★

2013-01-04 | うぐいすよもやま日記
なんて現地の人に言ったら、「甘い!」って鼻で笑われるかもしれませんが。
私は一昨年の秋と、昨年末に札幌に行ったわけですが、とにかく
「北海道は空気が澄んでいる!」
ことをシミジミと実感しました。
寒いんですが、寒さが「キリッ」とした澄んだ寒さで、「嫌な寒さ」じゃない。
それに視界が雪の白さでまぶしくて、どこを見ても美しいので、精神的にアップするんです。
目に入るものが美しいって、大事なんよ。長野の雪も好きでしたが。

今回の全日本の際、札幌のデパートに仕事関係でお邪魔したのですが、お店の方も
「いつもは1月か2月に雪が降りますが、今年は12月初めから大雪で…
 私の人生でも滅多にないことです!」。
と言っておられました。そんな珍しいシーズンなんですね。
そいで泊まった「すすきの」のホテルは、幸い大きな商店街「狸小路」の中から出入り出来る。
でも、地下鉄に乗るためには、途中でどうしてもむき出しの(屋根の無い)
道路を渡らなくてはならない。
屋根のない横断歩道はツールツルに滑る…慣れてる人は「ほいほいほいっ」と走ってわたる。
着物姿で普通の草履で、早足で歩く老婦人がいる…すごい。
ひきかえ、私の歩みの遅いこと遅いこと!
「ああ観光客なのね」という温かい視線を感じつつ(笑)、事前情報で厚着コロコロの私は、
通常なら徒歩3分を10数分かかり、最終日の朝はもう、目前のコンビニに行くことすらパス。
そして、ホテルの裏道が隣の建物と接近してるため、気温の上がった2日目の朝には、
「ガシッ」と隣の屋根からツララが落ちてくるのです。
い、痛いよ…でかいよ!!!
帽子かぶってなかったら血まみれやん!(よく見たら「つらら注意」の看板が)

熊に注意、つららに注意、滑って転倒に注意。
普通に過ごすだけでえらく体力を消耗する北海道ですが、真駒内付近の澄んだ空気、綺麗な山々、
夜になると山のスキー場はライトアップしてまた素敵。
男子フリーが終わったあと、また吹雪いて粉雪まみれなのですが、考えてみれば、
大阪でそんな体験をすることって、ほぼ無い。
みんなと試合の結果を高揚して喋りながら、幻想的な雪道を歩くこの体験は、
なんとも幸せでありました。

帰りの飛行機も暑い。空港内も暑い!ところが帰ってきて関空に降り立つとあれ?
大阪…寒いやないですか…(><)
暖房の設定温度が違うせいか、なにか大阪の方が札幌より数倍寒い。
北摂のウチの家に向かうと、もっと寒い!風が冷たいの。嫌~な寒さなの。
家に入ると最悪に寒い(笑)。なぜならウチには暖房が無い…。
いやガスファンヒーターはあるけど、いつも極限にならないと出さないの(笑)。
だからウチの通常暖房器具は、1畳の電気カーペットに炬燵布団かけたテーブルだけ。
やっぱり、大阪って空気が澄んでないよ。だから「どーんより」寒いのね。
あの美しい白い世界から、魔法がとけちゃった感じ。。。
「しらゆきひめ」は、「灰かぶりひめ」になっちゃった。。。

そんなことをボヤいていたら、友達が「リンクに滑りに行きなさいよ!美しい世界よ!」
とハッパかけるんです。嫌ーよー。
大阪のリンクは、魔法かかってないもん。。。
コメント (2)
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