上砂理佳のうぐいす日記

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小豆がゆを炊きながら震災を思う★

2013-01-17 | うぐいすよもやま日記
ぜんざいの残りをうすめ、ご飯を入れただけ…「なんちゃって小豆がゆ」を撮影していたら、母が呆れていました(//∀//)

今日で阪神大震災から18年目。神戸では、式典が行われていました。
式典参加者の40パーセントが「阪神大震災未体験」だとか。確かに18歳未満の人は、知りませんよね。映像でしか。
震災記念館みたいなものもあるけど、私、残すべきは「生き残ったもの(建物)」だと思う。
崩れた建物の残骸をモニュメントとして残すより、「周りは全壊したけど持ちこたえた」ものを残した方が、よっぽど人に勇気を与えるのではないか。
そして「今後家を建てる者は、これより屈強に建てるべし」と刻んだ石碑をそばに作る。
失ったものを悼み祈る行為と同様に、「どうすれば地震を乗り切れるか」という意識もバージョンアップさせねば、なにか、亡くなった人に申し訳ない感じがする。
今の神戸はもう、見た目は完全復活していて、三宮そごう前の歩道橋から見た「戦後の焼け野原」のような光景は、幻だったのか…と思うぐらい。
でも、「災害に強い街」になったのかどうか、まったくわからない。人の思考も「あの時は大変だったねえ」で止まりがち。
日本が地震大国である以上、各種メディアも「防災」をクローズアップすべきだ。
必ずやる「震災・感動の人間ドラマ」。もうやめたらどうだろう。
みんなそれを見たり読んだりして涙を流したら、なんか「気が済んだ」になっちゃって、その先にも現実があることを忘れてしまう。
そんな事を思う、長い一日でした★
コメント
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