雪柳です。
桜の頃は、ゆきやなぎも満開になりますね。
けぶるように…。
いつまでもこの中にいたい。いたくなりませんか!
★フィギュア国別対抗~鈴木明子選手編~
今回、日本チームのトリで滑ったあっこちゃんのフリー。
いや~SPの「キル・ビル」で強い女!を滑った人と同一人物とは!
思えませんでしょー。
繊細で。ふるえるような感性で。美しくてはかなげで。でも毅然としてて。
シルク・ド・ソレイユの「O(オー)」の音楽ですが、あの摩訶不思議な世界観が、
あっこちゃんの多彩な感性のスケートにぴったんこ。
NHK杯が今季はベストの出来だと思うのですが、この国別のFSは、
また違った意味での感動がありました。
泣いて泣いて…今、書いてても泣ける(^^;)
なんとか着氷をこらえるジャンプが、小さな鳥が水面で懸命に羽ばたくようで。
最後のスパイラルでトップスピードになるのですが、そこは空に羽ばたいていくところ。
解き放たれて、自由になるのです。だから笑顔。
ここでお客さんと心が一体化するところが、たまらないのです!
やっぱり明子選手の感性は、独特で素晴らしい。
ひとつひとつの動作に意味があって、このFSは夢物語を見てるみたい。
28歳と言えば、一昔前のフィギュア界では(女子では)考えられませんでした!
最年長で26歳ぐらいかな…それ以上の年齢で、現役第一線で滑る人は見たことない。
体力や気力が衰えないのも立派だけど、何より感受性がみずみずしい。
「子供の感性を大人の技術で表現する」
人が私は好き。
ユナちゃんや真央ちゃんみたいな、「女王」的な貫録は無いのだけど、
あっこちゃんは小さな宝石のようなスケーター。
だからたまらないのですよねー