昨年末から今年のはじめまで個展をしていた、「marina」のある阪神野田駅前。
見事な藤の花のシーズンを迎えていました。
野田の町は「藤の花祭り」の日々でした。
「吉野の桜」と並び、「のだふじ」も関西の名花として名高い…それも、初めて知りました。地元の人に案内してもらい、駅前から少し歩いて、野田藤散策。
marinaさんのある商店街を南下してJR野田駅の方向へ向かうと、地下鉄千日前線の玉川駅へ。
玉川駅近くに、「野田藤発祥の地」があります。地元有志の方々が世話をして毎年、藤棚に綺麗な花を咲かせているのでした。
ちょっと夕方近くなり、暗くなって撮影できませんでしたが、来年はバッチリ「ええカメラ」をもって行こうと思います。
桜・桜・桜…でピンクばかり見ていたので、ここに来て美しい藤色を見るのはいいですね。ラベンダー色とでもいうのか。でも、日本人の感性としては「ラベンダー」よりも「藤」なのよね。あの「天から垂れ下がっている感じ」がいいのよね。
藤の花は、つぼみをハトが食べてしまったり、葉っぱを虫が食べたりアブラムシがわいたりで、なかなか美しく咲かせるのが難しいらしいです。
そんな難しさを乗り越えて、街の中のあちこちに、藤の花があり、なんとも清らかな気持ちになるのでした★