上砂理佳のうぐいす日記

3月31日(月)から4月6日(日)まで銀座中央ギャラリーの「10×10版画展」に銅版画小品を出品します★

読み中2★

2015-01-12 | 大ちゃんたら大ちゃんたら
去年だったかラジオで、Qちゃんこと高橋尚子さんのインタビューがありました。
金メダルをとってから、引退を決めるまで…の葛藤を語ってはりました。

「金メダルをとった頃は、“自分のため”に走っていて何の疑問もなかった。でも怪我もあり、段々勝てなくなっていった時、チームQのスタッフのみんながこんなに一生懸命やってくれているのに、それに応えられない自分が情けなかった。最後の方はほとんど“チームのため”に走っていて、結果を出して恩返ししたい気持ちと、もう無理という気持ちのはざまで苦しんでいた」。

大体こんな内容だったと思いますが、「大ちゃんとチーム大輔」を連想して、切ないものがありました。あのQちゃんでも、こんなに悩んでいたとは…。 大ちゃんも、最後の方は同じような気持ちだったんじゃないかな。
先生、スタッフ、故郷、大学、スポンサー…そしてファンのみんな。勿論お父さんお母さん。
恩返ししたいのに、自分の体が思うように動かない、というのは、どんなに辛いことだろう(涙)。
ボジションが上になればなるほど、お世話になる人・関わる人も増えてくるし、ファンもどんどん増えてくる。なのに自分のコンディションは落ちてゆくというこのギャップ。
結果を出して恩返し出来ない辛さが、ラスト2年、大ちゃんを苦しめただろうなあ…ごめんよ大ちゃん。ファンの応援も、ちょっと「悲痛」入り過ぎていたかも(ほらそういう空気は敏感に感じとる人じゃないですか)。
膝の治療も、ありとあらゆる手を尽くしてたんですね。でも、不調を怪我のせいにするのは、アスリートとして耐えられないやろし。。。だから「精神的に甘かった」という所へ納めてしまう。
これが若い頃なら、どんな無理も出来ただろうけど、もう大ちゃんは「燃料切れ」だったんだろうなあ。。。

ソチ五輪は、私は「フィギュアの神様」がいたと思う。
日本からはるばるソチまで行ってた沢山の人達の応援を、ちゃんと神様は受け止めて、大ちゃんを完走させてくれた…なんかそう思う。
本読んだらホントにひどい状況だったってわかるから、あれは、あのソチの演技は「奇跡」やったんやなあ…と、改めて思いました★
コメント (2)
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読み中★

2015-01-12 | 大ちゃんたら大ちゃんたら
大ちゃん自身の記述では涙が出るところはなかったけど、織田くんのことを語ってる部分でボロボロ泣いてしまった。
ノブとは色々ありましたが…モロゾフの事でビミョーになった時もあったけど、基本的に仲がいいので、これからもずっと仲良しなんだろな。男の子って、ちょっと気まずくなってもまたすぐ元に戻って、子犬みたいにじゃれ合うじゃない(笑)。大&ノブはそんなイメージ。
二人で競い合ってグングン世界ランキングを上げていった2005、2006あたりから、やっと日本男子フィギュアも光を浴びてきて、大ちゃんも書いてるけど、彼が居なかったら大ちゃんあれだけ頑張れなかったと思う。
関大リンクのオープニングイベントで、美姫ちゃん・ゆかりんも応援に来てくれて、みんなワイワイ大学生やってた頃が懐かしい。思い出すと泣けてきます(;_;)
大ちゃん世代はみんな仲が良くって、ライバルではあるものの「敵」じゃなかった。
ライバルを挑発するような発言もなかったし、かと言って馴れ合いでもなく。
今思うとちょうどいい空気感で、夏の海外合宿とか修学旅行みたいで楽しかった(笑)。
織田君の「引退花道」を提案してあげた大ちゃん、やっぱり優しい。
高橋・織田の二枚看板時代は、なんだかんだ言っても二人とも若かったから、希望に満ち満ちていたのよね★
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