だいぶ前に古本屋で見つけたベクシンスキーの画集。アメリカの刊行です。
MORPHEUS FINE ARTと書いてありますが、検索したら今も営業している画商のようです。
巻末年表では1998 年にアメリカで個展が開催されているので、その時の記念画集なのかも?
ちょっと不謹慎かもしれませんが、今のウクライナで最もひどい攻撃を受けているマリウポリの映像は、画家ベクシンスキーの悪夢のような絵と酷似しています。
砲撃を受け火で焼かれ、灰色の廃墟になっていく街。
遺体。骨。兵士の兜。銃。戦車。
クモの巣で覆い尽くされたような巨大な建物。
どうしたらこんなに悲惨な恐ろしい絵が描けるんだろう。。。
ギーガーはSFとかホラーの香りがしますが、ベクシンスキーは「死」「滅亡」の世界です。
人骨が大量に出てくるので、「ホロコースト」という言葉も浮かぶ。
殺戮の果てに人類は滅亡し、宇宙人なのか何なのか「異形の人」も出てきます。
めくるめく悪夢の連続絵に圧倒されますが、作風は繊細で美しい。そしてなぜか作品にタイトルはありません。想像せよ、ということか。
ズジスワフ・ベクシンスキーは1929年生まれのポーランド人。
ということで、ヒットラーと旧ソ連のポーランド侵攻の時は幼い少年だった。
一番多感な年頃に経験した「戦争」の生々しさが、作品に色濃く反映され、見る人の胸をえぐります。大学では建築を学んだそうで、道理で建物の描き方がガッツリ壮大。
ネット上では「ベクシンスキーの絵を三度見たら死ぬ」なんて噂がありますが、三度どころか画集で繰り返し見てる私は元気だっちゅうの。
こういう芸術が産まれる土壌。。。ウクライナとポーランドは似てる。うーん★
MORPHEUS FINE ARTと書いてありますが、検索したら今も営業している画商のようです。
巻末年表では1998 年にアメリカで個展が開催されているので、その時の記念画集なのかも?
ちょっと不謹慎かもしれませんが、今のウクライナで最もひどい攻撃を受けているマリウポリの映像は、画家ベクシンスキーの悪夢のような絵と酷似しています。
砲撃を受け火で焼かれ、灰色の廃墟になっていく街。
遺体。骨。兵士の兜。銃。戦車。
クモの巣で覆い尽くされたような巨大な建物。
どうしたらこんなに悲惨な恐ろしい絵が描けるんだろう。。。
ギーガーはSFとかホラーの香りがしますが、ベクシンスキーは「死」「滅亡」の世界です。
人骨が大量に出てくるので、「ホロコースト」という言葉も浮かぶ。
殺戮の果てに人類は滅亡し、宇宙人なのか何なのか「異形の人」も出てきます。
めくるめく悪夢の連続絵に圧倒されますが、作風は繊細で美しい。そしてなぜか作品にタイトルはありません。想像せよ、ということか。
ズジスワフ・ベクシンスキーは1929年生まれのポーランド人。
ということで、ヒットラーと旧ソ連のポーランド侵攻の時は幼い少年だった。
一番多感な年頃に経験した「戦争」の生々しさが、作品に色濃く反映され、見る人の胸をえぐります。大学では建築を学んだそうで、道理で建物の描き方がガッツリ壮大。
ネット上では「ベクシンスキーの絵を三度見たら死ぬ」なんて噂がありますが、三度どころか画集で繰り返し見てる私は元気だっちゅうの。
こういう芸術が産まれる土壌。。。ウクライナとポーランドは似てる。うーん★