さてせっかく福岡まで来たのですから、リニューアルされた門司港駅に行きたい!
大野城駅から門司港まで、JRで快速一本で行けるのです。関西に置き換えると「高槻から西明石まで新快速に乗る」感じでしょうか。博多~小倉を新幹線に乗ればそりゃ速いけど、旅情と経済面で「鈍行に近い快速」を選ぶ私でした。
でもこの鹿児島本線の車両はちょっとした「お座敷列車」ぽくって、快適な旅でした。
何年ぶりの門司港駅でしょう。以前、工事中の時は、ホームの改札あたりに人力車あったんちゃうかなあ(私の記憶違い?)。そういえば人力車のお兄さん、いなくなっちゃいました。コロナの影響だろうか。お兄さーん(泣)!
可愛い精算所
このあたりに人力車あったはず?
切符売場もレトロ可愛い
大正時代のダンスホールのような駅構内。素敵すぎる。
上にレストランがあるそうですが、駅構内にファミマとスタバが出来てたよ。
駅舎の前に大きな噴水があります。カップルが結婚式の写真を撮影してましたよ。
駅からすぐ海です。関門橋が見える~。
門司港到着は7時で出発は8時という。滞在時間一時間なので、名物の「焼きカレー」は今回無理っす。いたる所に焼きカレー看板があるのに(涙)。
旧大阪商船のビル。
大きな跳ね橋。ブルーウイングもじ、という名称だそうです。
そびえるのは「門司港レトロ」。31階の展望室が目指すゴール!
間に合いました。
ここから関門海峡の日没を見たかった!ジャストタイミングでした。
展望室には300円で上がれますがカフェもあり、くつろぐには最適。土日祝は21時まで開いてるんですよ。
だんだん街がライトアップされていく様子を写したかったけど、汽車の時間が迫っているのでここで降りました。展望室滞在10分て。
門司港レトロ展望室へ行くまでの道も、広々と気持ちが良く美しい町並み。
ベンチが沢山あるので、カップルやワンコのお散歩の人、釣りの人、ビールで夕涼みの人、最高のトワイライトタイムを過ごせます。ええな~。
私は門司港三回目ですが、前は福岡と小倉の展覧会の帰りに寄ったので、その時もあまり時間がありませんでした。
駅のリニューアル工事も完了したし、コロナも明けてきたし、今度こそゆっくり一泊はして町をめぐりたいですね。
いつになったら焼きカレー食べられるねん!って感じです(笑)。
駅に戻ってきました。
すっかり暮れて、ええ感じに灯りがともる門司港駅。
昔の大阪駅もこんな感じだったよ。木造でいかにも「旅」って感じで。
門司港駅は九州の鉄道の始点として明治26年に敷設された、と解説にありましたから、鉄道ファンの聖地でもありますね。カメラ撮る人がたくさん。
ありがとう門司港。また来るわ、きっと。人生は短い。
さて、名物の焼きカレーを食べる暇もなく、昼にフルーツサンドを食べただけの私はお腹空いて倒れそう。小倉駅でこれまた名物の「とりめし弁当」を購入するつもりでした。
でも夜の8時に残ってるほど甘くはなく、駅弁売場はすっからかん(泣)。
あっ?一つだけ残ってる!?
奥の片隅にあるじゃないか!とりめし弁当!
まるで私を待っていてくれたかのように、一つポツンと。。。愛しいやっちゃ。
意気揚々と奇跡の一個をレジに持っていきましたらば、なんと、
「あの~。これはお弁当の見本なんですけど。。。」
えっ!?
よくよく見たら、プラスチックの造り物!
二人の店員さんはクスクス笑っているのでした。そらそうだ。
オチがついた所で、私の福岡弾丸ツアーは終了。お腹空いたよー★
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