MとAのミュージカル・ラン日記 ♪♪♪

音楽を聴きながら走る市民ランナーのブログです。ランと音楽以外のスポーツについても書きます。今は大谷翔平に夢中です!

祝。錦織圭、2014ATPツアーファイナル準決勝進出

2014-11-15 | ランニング以外のスポーツ
 フェレール戦の第三セット2つめのブレーク以降の錦織は神がかっていたなあ。
 何がすごいと思ったかって、相手がフェレールなのに、しかもいつも通り粘り強くミスのないプレーなのに、明らかに錦織のほうが強いと見ていてわかることだ。

 サーブも200km近いスピードだし、トップ10相手でも何本かはエースが取れる。フェデラーでさえ警戒するバックバンドはもちろん、代名詞のエアケイを決めたときのフォアハンドも強烈だ。
 マリー、フェレールに対しても明らかにショットで押していた。
 そして、何と言ってもアイデアの素晴らしさ。さらにそのアイデアをプレーで表現できてしまうセンスと高い技術。

準決勝の相手ジョコビッチは全米で破ったとはいえ、そう簡単に勝てる相手じやない。
 ただ、あの三セット目のようなプレーが大事な場面でできれば、勝っても不思議ではない。
 ワクワクしますね。
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Blackbird /Beatles

2014-11-14 | 他のオススメ音楽
Blackbird with Lennon



 妊娠24週で未熟児として生を受け、たった三日間で亡くなったまるで天使のような赤ん坊。
 保育器の中で闘う彼のために、妻を亡くしたばかりの父親がギターをつま弾きながら歌うブラックバードは何とやさしく繊細で美しいのだろうか。

 「Blackbird」の歌詞を訳してみた。天子のためにこの歌を歌う父親の思いが詰まっているのだろうと思って。

------------------------------------------------

Blackbird singing
in the dead of night
Take these broken wings
and learn to fly
All your life
You were only waiting
for this moment to arise.

 真夜中に歌ってるブラックバードよ
 その折れた翼で
 君の人生を飛べるようになりなよ
 生まれ来るこの瞬間を君はただ待っていただけ

Blackbird singing
in the dead of night
Take these sunken eyes
and learn to see
All your life
You were only waiting
for this moment to be free.

 真夜中に歌ってるブラックバードよ
 その落ちくぼんだ両目で
 君の人生を見れるようになりなよ
 自由になるこの瞬間を君はただ待っていただけ

Blackbird fly Blackbird fly
Into the light
of the dark black night.

 ブラックバードは飛ぶ
 夜の真っ暗闇の中に浮かぶ光に向かって

----------------------------------------------------- 
 
 彼の行為を目にし、歌を聴き、思うのは人生の価値は長さではないんじゃないかということ。
 この天使のような赤ん坊が、父親の歌が聞こえたのかどうかもわからないけれど、保育器の向こうに父親の姿をかすかにでも見ることができたのかどうかもわからないけれど、彼がこの世に生まれてきたのは確かだし、きっとわずかなことでも全身全霊を使って感じ取ったに違いないと思う。それはきっとやさしい、ここちよい、穏やかなメッセージとして彼に伝わったはずだと思う。

 彼の姿は、彼の名前(なんとLennonという名だそうだ)とともに多くの人に記憶された。願わくば一日でも長く一人でも多くの人の記憶に残らんことを。
 また、その父親である彼をほぼ同時に襲った大きすぎる2つの悲しみが癒されることはないだろうけれど、静かに、徐々に、そこから回復することを祈ってやまない。


The Beatles - Blackbird (official video)


 レノン/マッカートニー名義だけど、実際はポールが一人でつくったに等しいらしいけど、ジョンが歌詞の一節を提供したと主張したとか(Wikipedia)。
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土曜の夜と日曜の朝 /浜田省吾

2014-11-12 | 他のオススメ音楽
土曜の夜と日曜の朝


 浜田省吾は熱狂的なファンを持つミュージシャンだし、確かに声はいいし、音楽も歌詞も親しみやすいというところがきっといいんだろうなと思う。
 でも、率直に言って自分の好みとは少し違うのであまり積極的には聴いてきていない。

 浜田省吾でまず思い出すのはオールナイトニッポンか何かで、拓郎がハマショウのことをすごい剣幕で思っていたことだ。その後、二人は仲直りしたんだろうか? 拓郎もこのところすっかり丸くなったのできっととっくに和解してるんだろうと思う。

 じゃあなぜここに取り上げたかというと、うちの奥さんが若いころ、この歌を毎朝聴いては気合を入れて仕事に出かけたといういわくつきの歌だとわかったからだ。
 わたしは初めて聴いたけど、明るいアップテンポの曲で、歌詞も一時の竹内まりあ風応援ソングっぽくもあり、懐かしさもあってなかなかよい。

 こちらのベストアルバムに収録されている。

The Best of Shogo Hamada vol.2
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羽生結弦という男

2014-11-08 | ランニング以外のスポーツ
 フィギュアスケートのグランプリシリーズ第3戦、中国杯。上海で行われた男子フリーの6分間練習中に中国の閻涵と羽生が激突した。
 その様は、プロ野球で外野の選手同士がボールを追いかけて激突するのにまさに似た感じ。その激しさもスピード感も全く同じような感じに思えた。ただ、スケート選手はプロ野球選手ほど頑丈にはとても見えない。反動で羽生が激しく打ち付けたのは氷。プロ野球の外野の芝生とはえらいちがいだ。


 そして、この男、やはり只者ではなかった。
 幾分芝居がかって見えてしまうほど彼の様子から身体へのダメージは多大なものに思えた。だが、冷静に6分間練習にも手当のあと復帰し、咳をしながら、ふらつきながら、転びながら、それでも氷の上で滑り続けた。頭に大きなテープを巻き、顎にはパックりわれた傷をバンソウコウを貼り(キスアンドクライで自らむしり取ったのだ)襟には血がにじんでいた。
 それはまるで頭に包帯を巻いた写真で有名な「ミラボー橋」の詩人アポリネールみたいだった。

 誰もが「本当に滑るのか?」と危ぶむ中、やっぱり羽生は出てきた。誰もが実はそう信じていた通り。何度も転倒したけど演技に完璧に集中していた。こういうピンチの時の彼は信じられないレベルの力を発揮する。昔からそうだった。東日本大震災とそれにまつわる様々な出来事が影響しているのかもしれない。何かが、あるいはいくつもの力が彼を演技そのものへとかきたてる。
 そしてまた、このプログラムへの強い思い。オリンピックチャンピオンとしての誇りと責任感。
 ここで滑ったことを手放しでほめたたえるつもりはわたしにはないけれど(ここで無理をしたために今後彼はとんでもない負担を背負いこむ可能性だってあるのだ。本当にそうならないように心から祈る)、はっきり言えることは、これは誰にでもできることではないということだ。彼は間違いなくスケートの演技1つ1つに命をかけている。
 包帯を巻いたアポリネールみたいに羽生はここで滑ったことで、いいとか悪いとかではなく、自分が思うと思わざるとにかかわらず、伝説の1ページとなった。おそらく。

 多くの人がTVでこの試合を見つめてたと思うし。今後もニュースや特番など何度も繰り返し語られるだろうからこれ以上の詳細は措くとしよう。


 TV中継を見ながら思ったことをあと2つ書いておきたい。
 この話をTVの中で語られていたような単なる英雄談にするのは少し違う気がする。松岡氏は、真央ちゃんはじめフィギュアのトップ選手に取材し現場の戦いをまじかで見続けてきたのに、今さら「フィギュアは美しいだけではなくて、ものすごい戦いなんだと思いました」というようなことを言う。そんなことはありえない。もし、今回初めてそう思ったと言うなら、フィギュアスケートをアスレチックな意味では他のスポーツより下に見ていたということになりかねない。ものすごく感動したということなんだろうし悪気はないんだろうけど。
 ひょっとしたら多くの英雄がそのようにしてつくられると知っている確信犯なのかもしれない

 もう一つ。この事故が明確なルールの下でどちらかが一方的に悪いということにならないなら、あくまで二人の選手の不注意によって起きたことであり、そのことによってこの最終グループの他の選手たちは大変な迷惑を被っている。大会の運営・進行上も。テレビで観ている限り二人とも自分の練習に集中するあまり周りが見えていなかったように感じた。
 だから、もしそうなら、この二人は他の選手や大会関係者に謝る立場にある。羽生は間違いなくそうする(あるいはすでにそうしている)と思うけど。

 繰り返しになるが、羽生選手の怪我が本当に大したことがなくてできる限り短期間で万全の体調に戻し元気に復帰してくれることを願ってやまない。わたしも彼の演技を見るのが大好きだから。


※アポリネールの公式HP(Biographieにその写真がある)はこちら
 
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2014いびがわマラソン。足甲痛のサポートについて

2014-11-07 | ランニング障害・故障
 どうやら右足甲痛を引きずったまま走ることになりそうな「いびがわマラソン」。練習でも20㎞くらいは走れているので、そこそこのところまでは勝負できそうな手ごたえはあるんだけど、42kmを最後まで走れるかは十分な自信がない。
 痛みが消えるのを祈って意識的に休足を多くしたが、そのせいで体重増が逆に足への負担も増やしやしないかと危惧している。

 今のところ、それでも痛みは強くなったというよりはもちろん(どちらかといえば)弱くなっているとは思うので、日曜に迫った大会をDNSするという選択肢はない。
 これまでエントリーしたすべての大会を完走しているが、これまでも「今度はさすがにDNFかもな」ということも何度かあった。今回もその可能性はあると思っている。
 自分にできる準備を考えてきちんとすること。それだけが自分のやるべきことで、どうなるかは走ってみないとわからない。自分がコントロールできないことをあまり考えすぎてもしかたがない。ベストを尽くすことのみが大事なことだ。

《5つの準備》

【1】ロキソニン

 ・昨年の膝痛には信じられないような効果を発揮した。脳から分泌されるアドレナリンとの相乗作用かもしれない。事前に服用。

 ※amazonでは今のところ取り扱っていないようです。

【2】患部に事前に消炎剤を塗りこむ

 ・痛くなりそうな筋肉部分に事前に塗っておくと良いとずいぶん昔TVで谷川真理さんが話していた。最近忘れることが多いけど。

【第2類医薬品】エアーサロンパスDX 120mL
久光製薬
久光製薬


【3】テーピング

 ・前足部と縦アーチ。キズ予防のため踵の上にも貼ろう。

テーピングの基本 (OUTDOOR POCKET MANUAL)
西田 栄子
エイ出版社


【4】アンクルラップサポーター

 ・ザムストのFA-1を新調した。薄いし、マジックテープが小さくて気にならないのがいい。今回の甲の痛みは靴のサイズのせいで甲が強く押され続けたという原因も想定しているけど、それだけかどうかわからない。オーバープロネーションだと数年前の測定で言われたし、足首周りに故障の原因があるのかもしれないとも思う。
 今回も、サポーターを外すとなんだか嫌な(足首が不安定な)感じがした。予防的意味合いも含めてサポーターはして走ろうかと思っている。

ザムスト(ZAMST) FA-1足首サポーター ブラック Lサイズ 370103
ZAMST(ザムスト)
ZAMST(ザムスト)


【5】シューズ

 ・現在レース用のシューズはアシックスのスカイセンサーなんだけど、痛みの加減によっては新調したばかりでまだ一度も履いていないゲルカヤノを試してみることも検討中。試し履きだけでもさすがの足入れ感とクッション性。
 以前のバージョンに比べるとかなり軽くなった印象だ。昔は性能(特に足入れ感)は最高だが重くて練習以外では履けないと思っていた。
 ちなみに21ではヒールカップがなくなったとかで、20以前のバージョンのほうが日本人には向いてるという意見もあるようだ。

[アシックス] asics GEL-KAYANO 20
asics(アシックス)
asics(アシックス)

 
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