MとAのミュージカル・ラン日記 ♪♪♪

音楽を聴きながら走る市民ランナーのブログです。ランと音楽以外のスポーツについても書きます。今は大谷翔平に夢中です!

2014いびがわマラソン。目標と戦略。

2014-11-07 | 参加マラソン大会
 わたしにとって今年最後のフルマラソン。いびがわマラソンの開催がいよいよ今週末に迫ってきた。
 3年ぶりの参加。今年4本目のフルマラソン。ていうかロゲイニング、オリエンテーリングを除くと今年はフルマラソンしか走っていない! そんな年も初めてだ。年4回フルマラソンを走るのは2010年以来。ここ何年かは春1本、秋1本の年間2本。

 「いびがわ」は初めて走ったフルマラソンだし、そのホスピタリティ、あくなき運営改善への努力には頭が下がる。金さんが「日本のボストンマラソンだ」といったのもうなづける(ボストンは走ったことないけど、この歴史ある有名な大会に匹敵するすばらしさってことだろう)。

 マラソンブームに乗って、エントリー開始から1時間で定員になってしまうような、日本でも1、2を争う人気大会になったしまった。ひさしぶりにエントリー出来たけど今後もいつも参加できるかどうかわからない。この機会を存分に楽しんで走りたいと思う。

2つの問題

 4回目のチャレンジということになる今回のいびがわマラソン。課題は2つある。
 1つは大事な夏場に十分走りこめなかったためにフルを走りぬく十分な足作りができなかったこと。同じ理由だが体重が思うように落とせなかったこと。プロじゃないので走れないときがあるのもいたしかたない。だから、今ある状態の脚でいかに楽しくチャレンジするかを考えたい。
 もう1つは、今現在の足の状態。約1ヵ月に渡って足の甲のあちこちに痛みがある状態が続いている。この対処をどうするか。対処と言ったって痛みがどうなるかわからない。我慢できる範囲に収まってくれるのかどうなのか。テーピング、サポーター、シューズ、ソックスなど可能な限りの対応を施そうとは思う。そして、昨年の膝痛のときにレースで抜群の効果があった「ロキソニン」。これだけは忘れないようにしよう。

目標はコースレコード

 「歩かず完走」がいつだってわたしのまずもっての目標だ。静岡長野は「歩かず完走」できたけど、「北海道」では悪魔のささやきに屈してしまった。
 一時期は「もう二度と歩くことはないだろう」という自信があったのだが、最近は自信が薄れつつある。

 そしてできれば「いびがわマラソン」でのベストタイム更新を最大の目標にしようと思う。
 これまでのタイムは

2009・・・4時間20分17秒 ※人生初めてのフルマラソン。32㎞すぎの坂で歩いてしまう。
2010・・・4時間22分36秒 ※練習中の転倒で肋骨と右手指を骨折。癒えぬ間の参戦。給食・休茶で立ち止まった以外は走って完走(これもちょっと残念だけど)。
2011・・・3時間32分27秒 ※歩かずサブ4。しかもネガティブスプリットで同年春の掛川新茶マラソンの記録を5分半更新し自己ベスト。

 現在、わたしのベストタイムは今年の春(2014/4)に静岡マラソンで出した3時間26分01秒。コース的にいっても足の状態を考えてもこのタイムを上回るのは難しいと思うが、この厳しいコースで3時間32分を切りサブ3.5にチャレンジする目標設定は悪くない。

失敗してもいい

 フルマラソンを10回以上走って、とりわけ失敗レースで思うことがある。
 3年前の「いびがわマラソン」で3時間32分と一気にサブ3.5を射程に入れて以降、前半の目標ペースは常にキロ5、つまり5'00/㎞を切るペースが自分にとっての実力ペースだと考えている(昨年の夏以降の体重増は実はけっこうな重しになっているけどそれでも今年の春の静岡でベストを更新した)。
 そう、それはまさしくサブ3.5ペース。このペースを崩すことはもはやありえない。だって普通に練習し普通の体調で走ればサブ3.5で走れることがもうわかっているのだ。
 このペースを維持してゴールできないとすれば、準備で何かが足りなかったことになる。いろんな事情は措いといて、創意工夫を凝らし(十分ではなくても)できる限りの準備をして臨むのは最低でもこのペースで走るためなのだ。
 何かが足りなければ、途中で失速する。間違いなく。例外はない。そこで自分に何が足りなかったかがわかる

 だから、失敗するかもしれない可能性がかなり高くても、設定ペースを「5分20秒」とかにはしない。今の自分が5分20秒のラップを刻んで3時間45分でゴールすることに全然魅力を感じないからだ。仮に後半ペースを4'50/㎞そこそこに上げて3時間35分で走れたとしても、キロ5より遅いペース設定にした時点でサブ3.5を切るような可能性は大きくそがれてしまう。
 例外は夏の北海道マラソンで、キロ5を越えるくらいでもいいと思って走ったが、それでも過酷な暑さの壁に突き離されてしまった。

過去の経験から

 では、今年の「いびがわ」どう攻略するか。
 まず、最初の1㎞は7分はかかると覚悟しておく(ピストルが鳴ってからならもっとかかる)。むやみに先を急がない。ただ、あまりにも身を任せ過ぎているともっと時間がかかる(陸連登録者は別だ)。
 かなり頻繁にアップダウンがある厳しいコースだけれど、大まかに言えば前半は登り、後半は下り。これまでのラップを見ると前半では特に16~19㎞の登りがきつくてラップが落ちる
 後半は基本下りだが、どのマラソンでも一番きつい30㎞前後に2段に渡る坂が待ち構えており、疲れた脚には重くのしかかる。
 29kmあたりからの坂をどうにか攻略したとホッとしてはいけない。32㎞から再び登りが待ち受けているからだ。
 この2つ目の坂を登り切ればそのあとはほぼ下り一直線。沿道の応援も増えてきて元気も湧いてくる。
 揖斐川の流れを左に見ながら土手沿いを走るのだが、最後の試練は意外と長い土手沿いの単調なコース。ゴール付近のいびがわ庁舎も見渡せるはずだがなかなか辿りつかない。

 以上のコースの特徴は頭に入れておいて損はない。損はないが、ではどうやって後略すればよいかと言えば、画期的な方法など見つからない。
 1つだけ言えるのは後半の2つ目の坂を登りきるために--つまり32~33kmの坂の手前ではまだ足を残しておかなければならないということ。中間点を越え、下り基調になったからと調子に乗って坂を駆け下りるなどはもってのほかだ。だが一方であまり慎重になり過ぎても登りのロスをリカバーできないわけだが、登りで落ちるタイムを下りで取り返そうと考えすぎないことが大事かもしれない。



 ともに走るランナーの健闘を祈ってます


【追記】

 長年スペシャルコーチを務められている金さんから開催前最後の動画メッセージが公式HPに寄せられてましたので転載しておきます。

2014いびがわ10月
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今年は右足甲痛。去年の秋は右膝痛だった。

2014-11-06 | ランニング障害・故障
10月28日~11月4日(2013年) 週間ランニング・ダイアリー
消えた右膝痛 今週のトピックは、なんといっても「あいの土山マラソン」なのだが、完走の喜びとともに、約50日間にわたって苦しめられてきた右膝痛が「なぜなくなったのか?」のほうがイ...


 昨年の秋は「あいの土山マラソン」を走ったのだが、直前まで右膝痛に苦しめられていたようだ。「ようだ」と書いたのは、もちろん全く覚えがないわけではないのだけれど、今もリアルにその痛みを思い返すようなことはないから。ランニングなんてしてると、どこかが痛いことはしばしばだし、年に何回かはその痛みのためにまともに走れないということも珍しくはない。

 それにしてもレース中の「痙攣の嵐」にはたまげた。あんなのは人生初めての経験だった。タイムは自己ワーストだったけど、こちらも過酷と言われる「あいの土山マラソン」、制限時間5時間という割と厳しい完走条件の歴史ある大会で、それでもなんとかゴールにたどり着けた。

 「いびがわマラソン」までに足の痛みが治ってくれたらいいんだけど、もし痛みがあったって再びの「ロキソニンマジック」なんかも駆使して頑張って走り切りたいと思うのだ。なんとか痛みが引いてほしいのはヤマヤマなんだけど。
 それにしてもやっぱり「利き足(わたしは右利きなので右足)」が痛むんだな、と改めて確認。
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休足日の虹

2014-11-03 | 走らずに考えたこと
 この二日15.7km、21.5kmと走ってしまった。しかも、霧雨、小雨とはいえよりによって雨の日に。
 今日はようやく晴れたが、どうやらこの二日間のダメージがそれなりにあったようで、このところの中ではかなり痛みが激しい方だ。
 根本は右足の親指と足首をつなぐ腱もしくは腱鞘の炎症だと思うのだが、おそらく「足」のつくりが複雑で繊細なせいで、痛みもあちこちに飛び火するんだと思う。
今は足首の前側とか踵なんかも痛い。
 朝見た山の色があんまりきれいなので池田山に登ろうかと思ったが、この足では無理だとあきらめる。



 しかたがないので走るのはあきらめ、会員セール中のスポーツ専門店に足を伸ばした。目的は2つ。
 1つはトレーニング用のそれなりにクッション性のあるランニングシューズを探すこと。タイミング的にはジャストサイズのテクニカがやや小さな作りで足を痛める原因になったと思うのでランには使えない。その結果スローな練習、長距離の練習に使える靴がなくなってしまった。
 もう一つは、引っ張り出したアンクルラップサポーターが伸びたのか何なのか今の私の足には大きいようでうまくフィットしない。ほかにもいくつかつ具合があり、もっと薄くてサイズもバッチリのサポーターを見つけること。

 目当てのものは、それぞれ望みの物を手に入れることができた。店の外でガレージセール的にウエアのタイムサービスをやっていて、ありがちだけど今すぐ必要じゃなくても安いとつい買ってしまったりする。
 セール担当の店員に50%オフのタグをつけてもらっていた。ふと外を見やると目の前の空に虹がかかっていた。きっちり半円を描いていた。全部見える。驚いたのはその色がくっきり鮮やかすぎることだった。
 そういえばさっき小さな子供が「これって天気雨?」ってお母さんに聞いてたっけ。
 今年最高にくっきりした、今年一番美しい虹だった。
 「うわー、すごい虹!」と独り言たら、店員の女の子が「ねえ、すごいきれいですよね!」と応えてくれたから、彼女はその虹がかかっていることをすでに知ってたんだな。
 会計して店を出たときにはもう虹は消えていて、青空だけが残されていた。

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2014全日本学生駅伝(伊勢路)は駒澤が圧勝で4連覇。

2014-11-02 | レース観戦・応援
 今年の伊勢路は駒澤が1区村山謙太の区間トップから1度も首位を譲らないままゴールした。他校との比較では今年のこのレースに限っては際立った強さだった。
 2位は明治。8区アンカーの大六野の強さが光った。3位は優勝候補とも目されていたらしい青学。久保田の復帰が大きかった。
 4位東洋は打倒駒澤の一番手だっただけにやや期待外れ。田口は年を追うごとに力が落ちている印象。今年はキャプテンに抜擢されたそうだし、箱根でリベンジしてもらいたい(ゴール後の様子を見ても目いっぱい頑張っているのはわかるんだけど)。
 以下5位は山梨学院オムワンバがアンカーで3人抜きでシード権獲得。6位は東海大学。
 サプライズは何と言っても早稲田が7位でシード権を失ったこと。どうした!早稲田。山本修平が今年で最後。箱根はぜひがんばってもらいたいが、このメンバーでは7位は妥当な順位という気がしてしまった。
 どうするつもりなんだろう、渡辺監督。プロじゃないから責任問題に発展することもないんだろうけど、ここ最近の早稲田の低調ぶりは目を覆いたくなるほど。良くも悪くも早稲田が強くないと面白さが大きく損なわれる。そういう存在だ。

 一区では村山兄弟に市田弟。大きな話題になった京大の平井健太郎と面白いメンバーがそろった。しかし、それ以外の区間はあまり面白くなかった。昨シーズンで各校のスター選手がごっそり抜けた。1区で先頭を争った彼らも4年生(平井は3年)。
 このままだと来年は大学駅伝を見る人は大幅に減るかもしれない。
 こういうのは杞憂ではなくて、たとえばあれほどの人気を誇った大学ラグビーだってあっという間に人気がなくなった。その状況に少し似ている気がする。
 6時間近くにも及ぶ全日本大学駅伝をLIVE中継してくれるのはありがたいことだけど(視聴率がどうなのかわからないが)、視聴者の「観たい」という欲望の総量と釣り合わない気がしないでもない。コアなファンはもちろんいるだろうけど、今どきだからネットで情報を知ることもできる。
 わたし自身はもちろん興味があるのでTVのLIVEはありがたいが(録画放送とかならいらない)、今日のレースなどは正直途中・後半などいささか退屈ではあった。なんといっても108kmあまり。TVで観るには長すぎる。箱根はやはり特別なレースだ。

■ 2015年の箱根を占う

 今年こそ、今のメンバーの力が普通に発揮できれば間違いなく優勝争いの一角は駒澤に間違いない。早稲田、日体大の力は現時点では駒澤に大きく劣ることが明らかになった。
 服部兄弟、高久、田口が残っている東洋もやはり優勝を争う一角に入ると思う。久保田が戻ってきた青学もチャンスがゼロではないかもしれない。
 5区の山登りがもちろん大きく優勝に影響する。今年誰が走るのか、誰が強いのかさっぱりわからない。でもどうやら、今年こそ駒澤の優勝は堅いという気がしている。
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いびがわマラソンは今年も雨か? 台風20号現る

2014-11-02 | 参加マラソン大会
 2011年以来の参戦となる「いびがわマラソン」。ここ数年土砂降りの雨に見舞われている。TV中継を見てたけど寒そうだし、なかなか厳しいコンディションだった。ランナーもサポーターも関係者もみんあ大変だったと思う。
 そろそろ雨も上がって秋晴れの陽が射す美しい紅葉の景色の中を今年は走れるんじゃないかと、逆に期待していた。
 前週に当たるこの週末が雨続きだし、来週は・・・と期待が高まってきたところだったが、なんと週末に合わせて台風20号が。今後の進路次第ではばっちり9日に東海地方を直撃しかねない予想になっているではないか。

 今日現在のところは曇り・21℃/13℃・降水確率40%。だが信頼度は低い。
 他の地方へ避けてくれ、と願うのもその地方の方に申し訳ない。進路上の海面温度が高いのでこれからさらに勢力を拡大する公算が高いとのことだし、消えてなくなる可能性は低そうだ。
 大会当日まで台風情報から目が離せない。

 ※台風20号ヌーリの今後の進路予想はこちら
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