赤い靴で 街あるき

横浜の波止場から~♪函館に。
街の散策やキッチンの片隅から。見たり聞いたりの「ひとかけら」を綴ります。

茶房 櫻の下 ②

2009-11-23 | My favorite things

   

明治33年の函館の地図です。
すでに日本銀行や三井物産などがあり、当時の活気ある
港町の様子がうかがえます。

   

僕の先祖が残したもの。というイベントの最中で、
江戸時代の百科事典も↓展示されていました。

    

オーナーのご両親が何年か前まで住んでいらした家を
リニューアルしてお店にしたそうですが
以前からあった和室も生かして・・・・↓

  

こんなお茶道具などが。 

  

横浜へ帰る日に、もう一度うかがおうと思っていましたが
水曜はお休み。
それで、翌日父と買い物へ行った時に、寄りました。
この日は縁側にあったテーブルで。

  

お庭を見ながらのコーヒータイム。
オーナーとお話しながら、地図や本など見せていただきましたが
貴重な資料・・・「手袋をはかなくて良いのですか?」・・・と
思わず聞いてしまいました(笑)

函館は何度か大火があり、旧家にあった古い資料が
少ないようです。
こちらの資料も、いつか図書館や博物館へ行くのかも。
図書館や博物館へ行ったら、触る時は『白い手袋』ですものね。

写真を撮ることも、ブログの記事にすることも、快く承諾して
くださったオーナーさんに、「また来ます」と約束して
お店を後にしました。

はい。もう一つの偶然!

実は、母がこの茶房を知っていたのです。
うかがったことはないのですが、母のお友だちの知り合いが・・・
「娘夫婦が桜ヶ丘通りで茶房を始めたから、行ってみてね」と。
お友だちと母は「行ってみようね。」と言っていたのですが、
その友だちが函館を離れ、母も歩けなくなりで。

小さな街だからあり得ることですが、やはり偶然は必然。
ここには、私が訪れるようになっていたようです。

ところで、先ほど書いた「手袋をはく」。北海道弁なんです。
標準語だとはくのは靴下やスカート。手袋ははめるものですよね。
いつかもTVで家事評論家のかたが「ゴム手をはいて」と
おっしゃっているのを聞き、あらっ?ご出身が北海道と
思ったことがありますが、北海道以外でも、はく地方は
あるのかしら?

リビングから見た応接間。
次回のコーヒータイムは、こちらでいただこうかと思っています。
たぶん「手袋をはく」必要のない、暖かな季節になるでしょう。