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【チャップリンからの贈りもの】を見てきました。
京急・黄金町(こがねちょう)下車5分のミニ・シアター
「シネマ・ジャック&ベティー」に初めて行った。
ここは、シネコンで上映されない映画を多く上映している。
映画好きの友人と行った。彼女は以前、見たい映画があり
ここの映画館に来たことがあったそうでした。
※ 水曜日「レディースデイ」、木曜日「メンズデイ」と男女平等!
どこでも「レディースデイ」はあるけれど「メンズデイ」は、聞いたことなかった。
1978年、スイスで実際に起きた“チャップリン遺体誘拐事件”が、
40年近い歳月を経てまさかの映画化。
映画化にあたり遺族の全面協力が得られ、
チャップリンが埋葬された墓地がロケ地として提供されたばかりか、
亡くなるまで住んだ邸宅に当時のままの調度品を揃え、
孫娘のドロレス・チャップリンがそこでチャップリンの娘役を演じるという
夢のようなシーンが実現。
さらに息子のユージーン・チャップリンもサーカスの支配人役として出演した。
また、サイレント時代の傑作『チャップリンの霊泉』をはじめ、
『街の灯』 『黄金狂時代』 『ライムライト』 など往年の名画から
名シーンのオマージュが次々に登場。
想像していた以上に楽しい映画でした。笑って泣いて!!
友人も暑くて家に閉じこもっていることが多いので、
映画館で涼しく楽しんだ方がいいよねと言っていた。
音楽は「シェルブールの雨傘」などを作曲したM.ルグランで、映画の中での
TV画面には、彼の作曲したミュージカル「ロシュフォールの恋人たち」が映っていた。
その昔、流行した「ズビズズビズー」っていう曲も流れてきて、とっても懐かしかった。
何十年ぶりに聴いたのだろう~。
チャップリンの秘書は英国人で27年間、彼に仕えた。犯人と話し合うと言い、
自分はノルマンディー上陸作戦の時は落下傘でノルマンディーに降りた。
何も怖いものなどないと言っていた。映画ではとっても知恵のある人物だった。
裁判で、犯人ふたりを弁護する弁護士の台詞は良かった。
こんな事件は映画にもならないと言っていたが、映画になった~。
チャップリンに捧げる映画になっている。
暑さの中、出かけたけれど正解でした。