幸せアップ+α

TVを見ていることが多いし、いろいろ感じることがある。

「生涯現役」の生き方

2016-08-12 06:50:45 | 生活

精神科医 和田秀樹氏の記事より:

 

中高年になると「年齢より若く見える人と老けて見える人の差が大きい」

人間の老化は、知力や体力よりも感情から始まります。

「やってみる」「頑張る」という自発性や意欲が低下し、

「怒り出したら止まらない」「いつまでも泣いている」といった

感情のコントロールがきかない状態。

 

前頭葉が老化すると、柔軟な考え方ができなくなり、古い価値観にとらわれやすくなります。

この予防には、年を取ってからも何かで "生涯現役" といえる

生き方を考えることを勧めます。

思春期と同じように "将来" を思い、頭を自由に働かせることが、

前頭葉の機能低下を防ぐのです。

 

体のアンチエイジング。加齢とともに肌にはシミ・シワが増えて、容姿も変化します。

いずれ「老いを受け入れる時期」は来ますが、

もっと長く「老いと闘う時期」があってもいいと思うのです。

 

日本人の65歳の平均余命は男女とも20年前後。"終活" といった、身辺整理だけを

するには長すぎます。「どう終わるのか」よりも、「どう生きるのか」が大切。

「何とかなるだろう」という考えが一番危険です。

 

高齢者の多くが生きいきとした "若々しい超高齢社会" こそ、今後の日本に望まれる

長寿国の在り方ではないかと思っています。

☆ 

私が習っている書道教室の先生は80歳近いのですが、

生徒の私たちが、ついていくのが大変です。

ありがたいことに遠方から教えに来てくれます。

ここ数年、毎年のように上野の都美術館で作品展を開いています。

台湾とか海外の人々も作品を送ってきます。← ちょっとスケールが大きい!?

その案内状は英語なので、先生が英語で考えて2週間かかったとか!?

不出来なので困っていたら、たまたまご近所に若い頃、英国に留学した方が住んでいて

その方にお願いしたそうです。そうしたら2時間で出来上がったとか!?

 

私たちは、やっとの思いで作品を仕上げて1点だけですが出品しています。

先生は10点くらいです。 

最近、ご自宅の方の行政センターで教室を新たに開きました。

募集をしたら11名が集まったそうです。

ご両親と19歳の大学生の息子さんと習いに来ているご一家とか、

93歳の方とかバラエティー豊かな生徒さんたちだそうです。 

80歳近くなって新たな教室を開くって、すごいパワーです。

生徒の一人が先生に「ここの教室は辞めるのではないですか?」と言ったら、

とんでもないと、真剣に言ってくれました。私たち生徒を大切に思ってくれています。

筆で字を書くことは身体全体を使っていると思う。これは脳にも良いでしょう。

ちょっとした、きっかけで書道を習い始めましたが、お勧めの習い事だと思います。

先生のように生きいきと生涯現役を目指したいです

 


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