去年頃から時々、レンタル店で裕次郎の映画を借りています。この辺は、旧作5本借りると1本、100円なので。
5本って選ぶのがちょっと大変です。昭和キネマ横丁という棚があり、そこに半世紀以上前の作品などがあります。
年末に裕次郎の『赤いハンカチ』を借りました。この歌は誰でも知っていると思いますが・・・
ラストシーンが、イギリス映画『第三の男』に似ているって思い、うちにあるDVDを昨日、見てみました。
これは、1949年作です。いつだったかTVで見た。名作としてあまりにも有名です。
やはり、とても印象に残っていました。なので、『赤いハンカチ』を見た時、「あっ!」て思った。
それで、『赤いハンカチ』と『第三の男』を検索してみた。
やはり、以下のようにありました。
英国映画「第三の男」をモチーフに、アクション、サスペンス、推理、ラブ・ストーリーと
娯楽映画のあらゆる要素を詰め込んだ傑作にして、裕次郎の代表作の一本。
そして、『第三の男』は淀川長治さんの解説が、淀川節で書かれていました。結論です。
いまでも『第三の男』いいますと、映画の歴史のなかで、
イギリス映画の歴史の中で、キャロル・リードの歴史の中で、
これはナンバーワンになりますね。最高作品ですね。
もしもこれ、今始めてご覧になる方があったら、どんなに驚かれるでしょう。
映画は美しい、映画は心を本当に表現するもんだいうことが
おわかりになると思います。『第三の男』、怖い映画ですよ。
【解説:淀川長治】
戦後のウィーンが舞台で、ラストシーンがこんなに素敵というか、そうなのか・・・
たぶん、このようなシーンを撮りたいと思う監督は多いでしょうが…
この曲も誰でも知っているあまりにも有名な名曲ですね~。
たぶん、私の中では『禁じられた遊び』と同じくらい素敵な曲だと思います。
弦楽器というのがムードある~。
そう、『禁じられた遊び』は『運命に、似た恋』でも、カスミの思い出の曲で流れていました~。
昔の映画は、新発見があり、そこが魅力かなって思います。
もし、『赤いハンカチ』を見なかったら、『第三の男』を見直すこともなかったろうし。
うちにあったのに・・・