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夏井いつき先生のお話:
俳句の魅力とは。「短さ」ですね。あと「歳時記」が、とにかく面白い。
これも季語か! と感動したり、例句にドキッとしたり、意味が全く分からなかったり。
俳句を覚えると、人生に起こるどんな出来事も、面白がれるようになる。
嫌なことに落ち込むのは当たり前。嫌であればあるほど、貴重な体験と思って
一つでも二つでも俳句の種を拾おうとすると、小さな目標が生まれる。
この先どうなるのだろう・・・と思うと暗闇だけれど、俳句の種が集まって
「良い句になりそう!」と思えば、前向きになりますよね。
愚痴や他人の悪口のない俳句仲間の純粋な関係に、うつ傾向の人が明るくなったとか。
俳句を学ぶと人生が劇的に変わります。乗り越えていけるし、人生が豊かになる。
人生のモットーは、 「風の強い日の旗は美しい」
私生活でも俳句活動の上でも、何か起きた時には
風が強い日の一本の旗のように凛と立つ! と自分に言い聞かせてきました。
これから俳句を始めたい人へのアドバイスは、
「皆さん、俳句は難しいと思われていますが、違います。まず歳時記を
買ってみてください。いつでも取り出せる歳時記を一冊持っておくと、人生が変わります。
俳句って自由なんです。基本的には読み手にお任せで「こういう思いで作りました」
なんて野暮。押しつけがましい結論はいらない。
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俳句って難しいと思っていましたが、作ってみると何とかできた。
俳句の種ってどこにでもあるのでしょうが、それに気が付かないだけなのでしょうね。