30日にブログ友さんに誘っていただいて映画&草月展@日本橋を見に行った。
草月展は、前衛的な作品が多くとても刺激的です。
思いがけない物を作品に生かしている。
映画は「さるの惑星 最後の聖戦」@有楽町。多分、東京でベスト3に入るような
大劇場でしたが、もう映画も終盤なので観客も少なくてもったいないようでした。
過去の戦争映画の記憶を喚起させ、
猿と人間の闘いは終局を迎える
猿のリーダー・シーザーはテロ部隊を率いる暴君・大佐に
妻子を殺された復讐と、捕虜となった仲間を救うため、
彼との一騎打ちを果たす「最後の聖戦」へと自らを向かわせるのだ。
そしてなにより、戦争の狂気に囚われた支配者の暗殺を描く
「地獄の黙示録」(79)の韻を踏むことで、本作はシーザーの道行きと、
向かう先々で彼が目にする人間の愚行を「地獄の黙示録」のウィラードばりに再現する
(もちろんスキンヘッドの大佐はカーツだ)。
監督が豊かな映画知識を自作へと結実させ、作品はこれ以上ないほどの
壮大なクライマックスへと到るのだ。
これを読んで「地獄の黙示録」のオマージュでもあったのかと知った。
カーツ大佐はマーロン・ブランドが演じていた。
他の戦争映画はあまり見ていないので分からないのですが・・・
暴君・大佐(人間)を見て、過去から現在の独裁者の姿と被った。
彼らがこの映画を見たらどう思うだろう。
この大佐は最後は報いを受けた。納得した~。