幸せアップ+α

TVを見ていることが多いし、いろいろ感じることがある。

橋本忍さん:脚本家 弟子らが悼む

2018-07-25 09:51:48 | お絵かき

 

脚本家・橋本忍さんが100歳で亡くなった。

「羅生門」「七人の侍」など黒澤明監督の代表作など

生涯に70本余りの作品を残した。

弟子たちの言葉が新聞に載っていた。


「砂の器」白い紙に一気に

山田洋二監督:

脚本とは想像力を奔放に羽ばたかせて書くものだと思っていた。

橋本さんは構成を大事にします。建築の設計図のように緻密。

だから観客に知的な喜びを与える。

師匠にはいろいろ相談しました。

東京の下町に、頭も顔もまずい男がいましてね。美しい娘に

恋をするんだけれど、当然振られる。男は悄然と去っていきます」。

すると橋本さんは「それから?」と聞くんです。

「それだけです」と答えたら「君、それは前段だろう。

ここからが面白いんだよ。その娘が殺されて江戸川に浮いたり・・・」

と言う。傷つきました(笑)。そして傷つきながらも気づきました。

橋本さんと僕では、資質が違うんだ、前段だけでも映画はつくれるんじゃないおか、と。

 

脚本家・中島丈博さん:

「うまく書こうと思うな、正確に書け」と言われました。

「赤ん坊を背負った女が」ではなく「女が赤ん坊を背負って」。

つまり観客の目に入る順番が重要だ、と。

橋本脚本は構成だと言われるが、一つの文の中でも構成を考えていた。


黒澤組の仲間だった記録係の上野照代さん:

橋本さんを知ったのは伊丹万作監督が縁でした。

奥さまが弟子の橋本さんを「光源氏の君」と言ったのを覚えています。

それくらい二枚目だったのです。そのせいか、何事にも自信を持っていた。

二枚目が作品にも表れていると思います。

人間の裏を描写するといったことより、まっすぐなテーマを

得意としていたんじゃないか。

「赤ん坊を~」の件が興味深かった。

そして二枚目の件。やはり、美男美女ってお得ですね。

自信を持つって一番か二番か分かりませんがとても大切。

自然に自信が持てたのでしょうね。

 

 脚本のことで、「半分、青い」スズメの旦那さんは映画監督を目指して

脚本を2年がかりで書き上げた。

映画化も決まりましたが、監督は元住吉@斎藤工に決まった。

斎藤工のヘアースタイルが・・・ 前髪が目に被さり

視聴者には顔が半分しか見えない。

 

これは現実の話です。彼も二枚目なので自信を持って

映画監督できたのではと思います。(ちょっと違うか!?)

彼の作品はスクリーンで見ました~♪




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