昨日は最高気温が30度以下で、
連日30度を超えていたので、不思議なくらい過ごしやすい。
小さな家に
料理研究家の藤野嘉子さんは、「年齢にあった暮らし方をしよう」。
夫の言葉をきっかけに、25年間住んだ150㎡のマンションを売り、
64㎡の賃貸物件引っ越しました。夫64歳、妻59歳。
最初は戸惑いました。同居は母を含め3人。
夫は「子どもに残すのは、家ではなく思い出」と。
巣立った子どもたちと集まる機会を増やし、心のつながりを強めました。
すると、高い管理費や固定資産税などの支払いから解放され、気持ちが軽やかに。
今後の収入を見据えて住まいをコンパクトにしたら、
将来の不安も小さくなったのです。
ご飯の幸せ
自宅を小さくする引っ越しで、キッチンもだいぶ狭くなるので、
持って行ける調理器具は限られました。大人3人が食べ切れる量しか作らないので
器具も小さくしました。
ただ、夫婦共に料理人(夫はフレンチレストランのシェフ)
なので食材にこだわりがち。
美味しいものを食べる「幸せ」は小さくできないようです。
自分に素直
暮らしを小さくして得た一番の変化は「〇〇すべき」という
固定観念を捨て、自分の気持ちに素直になれたこと。
相手にハッキリ伝えると人間関係が良くなったのです。
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仲良くしている友人は子どもさんも結婚してひとり暮らし。
2年前に、同じように約20年住んだ一軒家を売り賃貸マンション暮らしを決断しました。
今まで住んでいた所は平地で少し低い土地だったらしい。
何年か前に豪雨があり床下浸水になった。
今後、床上浸水もあり得ると引っ越しを決意したとのことです。
雨の度に心配するのが嫌とのことです。
今は緑も多い地域で空気もいいし、鳥の声が聞こえるのが嬉しいと言っていた。
そしてお姉さん夫妻も、今年、自宅を娘一家に貸して夫婦で、友人の住む
近くの賃貸マンションに越してきたそうです。
娘さん一家は子どもが3人いて、広い家が必要だし、
お姉さん夫婦は小さな所でも大丈夫ということだそうです。
藤野さんの住んでいた所は、多分、都内の地価の高いところだったのかも
しれませんね。そういう所だと固定資産税も相当高いでしょう。