「花丸大吉&千鳥のテッパンいただきます!」を何となく見ていたら、
斎藤工さんがゲスト出演していた。
お笑いタレントさんたちが、テッパン話をした。そして斎藤工さんが
映画で最強のラストシーンの話をした。その映画は懐かしい映画だった。
2003年製作の韓国映画「殺人の追憶」だった。これは韓ドラ・ブームの頃、
韓国で大ヒットした映画ということで見に行った。殺人ということで怖い感じも
あったけれど、ちょっと笑えるようなシーンもあったと記憶している。
ところでラストシーンは全く覚えていなかった。
さすが、大の映画ファン(監督もする)斎藤工さんは覚えていたのですね。
実際に起きた未解決連続殺人事件をテーマにした衝撃サスペンス。
軍事政権下で比較的治安のよかった1980年代後半に発生した。
韓国で560万人を越える動員数を記録。
事実を基に綿密に構成された脚本と緊迫感あふれる映像で、
犯人を追う刑事たちの焦燥感が身近に迫る。
東京国際映画祭アジア映画賞受賞。
第40回大鐘賞で最優秀作品賞・最優秀監督賞(ポン・ジュノ)
最優秀主演男優賞(ソン・ガンホ)を受賞。
彼は『シュリ』『JSA』で知られる韓国の名優。
このラストシーンを番組で見た。
刑事役のソン・ガンホの複雑な表情の顔がスクリーンに大写しになった。
カメラ目線:観客を見ている。これは何を意味しているのか?
刑事を辞めて何年か経ち、セールスマンになったソン・ガンホは仕事で行った
事件のあった場所。そこで死体のあった土管の中を覗いた。
その時、近所の少女が彼に話しかけた。数週間前くらいに同じように土管の中を
覗いていた男の人がいたと。普通の顔をした人だったと。(← 犯人!)
斎藤工さんは、最近、来日したポン・ジュノ監督に会ったそうです。
監督は、この映画は絶対に犯人も見る筈。ゆえに、ラスト・シーンに
ソン・ガンホが犯人の顔を、スクリーンから見ているというシーンを撮ったそうです。
そして、驚いたことに、その犯人が、この秋に捕まったとのことでした~。
斎藤工さんの話は数分でしたが、これを書くのは時間がかかった。
彼は話しも上手~。数年前からファンになりましたがファンで良かった。
それと、この映画を見ていて良かった。15年経って、この話題で楽しめた。
検索したら逮捕は9月と書いてありました。
※ ブログを書いていて良かった。この話を誰にしても、何の話をしているのって
思われるだけ。誰も反応してくれない。