松坂桃李、2027年大河主演
「すべての“引き出し”を開けてこの作品に注ぎ込んで、
30代最後の作品に」
NHKは、2027年放送の大河ドラマが「逆賊の幕臣」に決まり、
俳優松坂桃李(36)が主演を務めることを発表した。
”勝海舟のライバル”と言われ、江戸幕府の天才とされた
幕臣・小栗上野介忠順(おぐりこうずけのすけただまさ)の活躍を描く。
松坂は、大河ドラマ主演が決まり「本当にビックリした」と驚きつつ、
「すべての”引き出し”を開けてこの作品に注ぎ込んで、
30代最後の作品にしようと思ってます」と意欲をみなぎらせた。
第66作の大河ドラマは、司馬遼太郎が勝海舟と並べて「明治の父」
と呼び、明治新政府に「逆賊」とされて歴史の闇に
葬られた小栗の活躍を描く。
会見した松坂は、小栗について「はずかしながらまったく知らなくて」
と率直に答え、来夏予定のクランクインに向けて
「(小栗を)徹底的に調べて体に落とし込んで、
現場に入って行こうかと思う」と意気込んだ。
幕臣の側から幕末史を描く注目作とあり「新たな幕末の時代の魅力を
お伝えできるのではないか。そういった意味で楽しみ」と期待を込めた。
制作統括の勝田夏子さんは、これまで3作品で松坂と仕事を経験。
今回の起用について「演技力、人柄はもちろん、
各作品の狙いを的確に捉えてる。信頼感がある」などと説明した。
このニュースを知りとても嬉しく思いました。
去年、NHKで20年前に小栗上野介を主人公にしたお正月の特番ドラマの
再放送があった。20年前に見た時、初めて小栗上野介のことを知りました。
何故、小栗上野介の大河ドラマがないのかと、つねづね思っていた。
何故、信長、秀吉、家康関連のドラマが多いのかと不満だった。
戦ばかりで、ウンザリしていた。というわけで、「べらぼう」は
面白く見ている。戦なし。松坂桃李は感良い良いです。
私が住んでいる横須賀市には、バラが綺麗なヴェルニー公園がある。
そこにフランス人技師のヴェルニーと小栗上野介の胸像が並んでいる。
昨日、写真展に川崎の友人と行った。この大河ドラマの話をした。
このニュー良く良く知っていた。横須賀市民でも、この地に
縁のある小栗上野介のことを知っている人って
あまりいないように思う・・・。
そもそも幕末、明治以降の歴史って、ほとんど学んでいない←私。
。。。
2027年に放送されるNHK大河ドラマ第66作が3日、発表され、
群馬県高崎市倉渕町ゆかりの幕臣、小栗上野介忠順が主人公に決まった。
知らせを受け、高崎市の富岡賢治市長は
「悲劇の幕臣とされる小栗公の業績が広く知られることは大変うれしい」
とコメントを発表した。
小栗は日米修好通商条約批准書交換のための使節団メンバーとして渡米。
帰国後は横須賀造船所建設などに携わった。
官軍との徹底抗戦を主張し、大政奉還後は権田村(現倉渕町)に
隠居したが、とらえられて烏川河原で処刑された。
27年は生誕200年に当たる。
明治新政府の成立後、「逆賊」とされてきた小栗にスポットが
当てられることについて「小栗まつり」を開催するなど功績を
伝えてきた同市の「小栗上野介顕彰会」の
市川平治会長は「これまでドラマのタイトル通りの扱いを
受けてきたが、日本の近代化の礎を築いた小栗の真の姿が、
多くの人に認識される機会になってほしい」と期待する。