20日の大河ドラマ 「おんな城主 直虎」のクライマックスでした。
新聞の「試写室」のコラムには
衝撃のラストを見逃すなー。
終盤の「大芝居」に心が揺さぶられ、娯楽番組の矜持を感じた。
「嫌われ政次の一生」。文字通りのくせ者・政次は高橋一生の俳優人生の中でも
特別な役となるであろう。そう思わせるほどの圧巻の演技に魅了された。
磔の刑(キリストと同じ)になる政次を見送るのが直虎(柴崎コウ)の勤めと言ったので
お経を唱えて見送るのかと思っていたら、槍を奪って自ら政次を刺した。
そして、直虎のアップがあったので涙を流すと思ったけれど、決して流さなかった。
これらを想像できた人は脚本家に向いている。
政次が牢で書いた辞世の言葉を見た時が一番悲しかった。
大河ドラマの中でも、ほとんど無名のような主人公のドラマですが、
このクライマックスはドラマの歴史に残るのでは～。
高橋一生のことは特別にファンではなかったけれど、今後の活躍が楽しみです。
ところで、斎藤工の長編映画で主役を務めている。工さんは一生さんのファンと言っていた。
さすが見る目があるのですね。
高橋一生さんの名前がサブタイトルに入っているとか。
これほど人気が出る前にいいな～とおもっていました。
その番組は「伝説の刑事ゴンゾウ」だったか、タイトルうるおぼえですが、若い女性のバイオリニストが殺害されて捜査していくドラマでした。
主役の刑事の補佐をする役でしたが、繊細な感じで印象的でした。７～８年前かと。
主役は内野さん（臨場）で、彼目当てで見始めましたが高橋一生さんばかり見ていました。
いつもは手を動かしながら見ていたのですが、昨夜は真剣に見ました。
二人の思いが切なかったです。
すでに政次（一生さん）ロスがおきているとか。
彼は芸歴が長いのですが、私はあまり見ていなかったと思います。
お目当ての俳優よりも脇役に目が行くことって時々ありますよね～。繊細な感じの役は、彼の実物にも通じるような気がしますね。
ふたり共、自分のことより井伊のことを考えての行動ですね。
真次ロス分かりますね～。