東京都の薬用植物園を訪ねました。
園内はいつものように、四季折々の草木の花や実を
楽しもうという人たちの姿がみられました。
花はほとんど少ない時期ですが、とりあえず、
咲いている花を見て歩くことにしました。
今の時期ですので、キクが多いようです。
正門入口から入ってすぐのところに、たくさんの薄紫色
のキクが咲いているのが見えました。
ヤマノジギクだそうです。ひと際、目を引きます。
これは、大分県の花き研究所が、野生の花を50年以上に
わたり品種改良し、開発したもので、全国に切り花として
出荷されているそうです。いわゆる園芸種になりますね。
小さい黄色い花が密になって咲いていました。
アワコガネギクと書かれています。
長い枝さきに1.5㎝くらいの花がついていて、
高さがあります。黄色がよく目立ます。
外来種のようですが、準絶滅危惧種と表記されて
います。”入浴剤として利用”だそうですが、今は
どうなんでしょうか。
園内の小道にひっそりと咲いていた黄色の花です。
ヤクシソウというのだそうです。
これもキクの一種です。
花は小さく、1.5㎝くらい。長い小枝の先に花を
つけています。40~50㎝の高さだったでしょうか。
シロバナムシヨケギクと書かれています。
除虫菊です。花は3㎝ほどあった感じです。
長い枝先に花がついています。
5月頃に花が咲くとネットには出ていますが、鉢植えに
なっていましたので、特別に咲かせたのかどうかー。
シロヨメナです。ヨメナはキク科の花です。
高さは40~50㎝くらい。2㎝くらいの小さな花を
つけています。
リュウノウギクです。
30~40㎝くらいの高さだったでしょうか。
2㎝くらいの可憐な花をつけています。
思ったより小さいキクです。
一度見たいと思っていましたが、今年は10月末から
11月初めが見頃だったらしく、ちょっと時期を
失してしまいました。また来年です。
横文字で、クリサンセマムと書かれていました。
高さは30センチ程度でしょうか。花は3㎝くらい。
密集して咲いています。
クリサンセマムというのは、キク科の中の一つの
仲間をさすようですが、キクは種類も多く、見分けが
難しいようですね。
キク以外にも少し花がありました。
ナスのような紫の花をつけているものがありました。
高さは1m弱ぐらいです。結構大きな花です。
検索すると、オオセンナリと出てきました。
ちょっと花の時期が遅いような気もしますが、
たった1本だけ残っていたものですので、オオセンナリ
なのかもしれません。
これは、ショウガ科のジンジャーリリー(ヘディキウム・
コロナリウム)のようです。
写真では小さく見えますが、結構大きな花です。
もう花は終わりかけていました。これが最後の1本の
ようでした。ショウガ科でもこれは食べられないようです。
ユリのように優美な花です。
赤い実はトウガラシです。
そのわきに咲いているのは花のようです。
トウガラシはナス科だそうですので、そういえば
ナス科の花のようです。
年中咲いているものなんでしょうか。
これは花木ですが、園のボランティアガイドさんが
案内してくれました。
アメリカマンサクというのだそうです。
マンサクは春の花と思いましたが、
これは秋になり、しかも紅葉しているときに
咲いています。珍しいです。
他にもいろいろの実を見ました。
次回に続けます。(続く)
秋は小さなキクみたいな種類がたくさん咲きますね。みんな似ています。名前を覚えるのをほとんどあきらめています。(^^;
ブログにコメントをありがとうございます。
散歩していると、庭にキクを植えている
お宅が多いのに気づきます。
グーグルで検索したりしますが、わからない
ことが多いです。
でも、この時期に見るキクはいいですね。