クリスマスイブの日の、嶽本野ばら先生のブログ
2016.12.24 クリスマス文章
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何が自分にとっての幸せか
解らなければ、
いろんなことが全部、
上手くいくように……。
祈っておけばよいのです。
それぞれの幸福は
それぞれにまるで
異なるものなので
全員が
自分の幸福を
優先させたとて、
奪い合いに
なることはありません。
奪い合いの状態が起こるのは、
自分の幸福の正体を確かめず
どうもあれが
幸福というものらしいからと
人が定めた
幸福を得ようとするからです。
~中略~
~さんよりも非道い
~に比べればマシだ
と、
何かと自分自身を
比べないで下さい。
比べるのなら、
昨日の私や、一年前の私と
今の私にして下さい。
5gの金と
10gの金では
10gの金の方が
価値あるのですが
5gの金と
100gのミンチ肉を
天秤で測っても
重さ以外、
何も比べられやしません。
メリークリスマス。
という部分に、首をヘッドバッキングのように振ってしまった。
同時に「銀河鉄道の夜」の以下の部分を思い出した。
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「なにがしあわせかわからないです。ほんとうにどんなつらいことでも、それがただしいみちを
進む中でのできごとなら、峠の上りも下りもみんなほんとうの幸福に近づく一あしずつですから」
灯台守がなぐさめていました。
「ああそうです。ただいちばんのさいわいに至るためにいろいろのかなしみもみんな、
おぼしめしです」 青年が祈るようにそう答えました。
今週の会社の花。
ピンクのバラがキュート。

今日も引き続き、商品画像に型番を名づける作業をず~っとやっていた。
終わろうとすると吉熊上司がそのフォルダーに新たな画像をわんこそばのように入れてきて、まるで毎日が賽の河原状態である。
脳内に「それが大事」(大事MANブラザーズバンド)が流れてきた。
受験のときも秘書検定のときもそうだったのだが、私のひたむきソングである。
あのCDを貸してくれたのは小学校・中学校時代の友人ちこちゃんである。
中学校時代、この歌のブームが去って久しい頃、ちこちゃんからCDを借りた。
ちこちゃんは23歳で乳がんになり、転移して他界した。
最後に会ったのは3-1の同窓会(駅前の居酒屋)だった。
葬式には行けず、ちょうど今ぐらいの季節にお線香を上げにいった。
「ほかに4人も子供がいるのにね、でもね、やっぱりあの子がいないと・・・だめですね」
と、ちこちゃんのお母さんがいっていた。
あれから15年経った。
バスケ部でサラサラした直毛で背が高かったちこちゃん。
いまだに他界したことが信じられない。地元のスーパーでばったり会えそうな気がする。
彼女が味わえなかった15年分の時間。
それはきっと、尊い「奇跡」の積み重ねありきなのだと思う。
そう、生きていること自体がきっと奇跡なのである。
商品画像を見て吐き気をもよおしている場合ではない。
ちこちゃんが感じられなかった分も、生きている者の責任として、全力で取り組まないと奇跡に申し訳ない。
今日は強くそう思えた。
何が幸せなのかわからないと思うときもあるけれども、まだまだ大丈夫!!
それが大事~完全版~ / 大事MANブラザーズオーケストラ
明日も頑張ろう。



2016.12.24 クリスマス文章
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何が自分にとっての幸せか
解らなければ、
いろんなことが全部、
上手くいくように……。
祈っておけばよいのです。
それぞれの幸福は
それぞれにまるで
異なるものなので
全員が
自分の幸福を
優先させたとて、
奪い合いに
なることはありません。
奪い合いの状態が起こるのは、
自分の幸福の正体を確かめず
どうもあれが
幸福というものらしいからと
人が定めた
幸福を得ようとするからです。
~中略~
~さんよりも非道い
~に比べればマシだ
と、
何かと自分自身を
比べないで下さい。
比べるのなら、
昨日の私や、一年前の私と
今の私にして下さい。
5gの金と
10gの金では
10gの金の方が
価値あるのですが
5gの金と
100gのミンチ肉を
天秤で測っても
重さ以外、
何も比べられやしません。
メリークリスマス。
という部分に、首をヘッドバッキングのように振ってしまった。
同時に「銀河鉄道の夜」の以下の部分を思い出した。
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「なにがしあわせかわからないです。ほんとうにどんなつらいことでも、それがただしいみちを
進む中でのできごとなら、峠の上りも下りもみんなほんとうの幸福に近づく一あしずつですから」
灯台守がなぐさめていました。
「ああそうです。ただいちばんのさいわいに至るためにいろいろのかなしみもみんな、
おぼしめしです」 青年が祈るようにそう答えました。
今週の会社の花。
ピンクのバラがキュート。

今日も引き続き、商品画像に型番を名づける作業をず~っとやっていた。
終わろうとすると吉熊上司がそのフォルダーに新たな画像をわんこそばのように入れてきて、まるで毎日が賽の河原状態である。
脳内に「それが大事」(大事MANブラザーズバンド)が流れてきた。
受験のときも秘書検定のときもそうだったのだが、私のひたむきソングである。
あのCDを貸してくれたのは小学校・中学校時代の友人ちこちゃんである。
中学校時代、この歌のブームが去って久しい頃、ちこちゃんからCDを借りた。
ちこちゃんは23歳で乳がんになり、転移して他界した。
最後に会ったのは3-1の同窓会(駅前の居酒屋)だった。
葬式には行けず、ちょうど今ぐらいの季節にお線香を上げにいった。
「ほかに4人も子供がいるのにね、でもね、やっぱりあの子がいないと・・・だめですね」
と、ちこちゃんのお母さんがいっていた。
あれから15年経った。
バスケ部でサラサラした直毛で背が高かったちこちゃん。
いまだに他界したことが信じられない。地元のスーパーでばったり会えそうな気がする。
彼女が味わえなかった15年分の時間。
それはきっと、尊い「奇跡」の積み重ねありきなのだと思う。
そう、生きていること自体がきっと奇跡なのである。
商品画像を見て吐き気をもよおしている場合ではない。
ちこちゃんが感じられなかった分も、生きている者の責任として、全力で取り組まないと奇跡に申し訳ない。
今日は強くそう思えた。
何が幸せなのかわからないと思うときもあるけれども、まだまだ大丈夫!!
それが大事~完全版~ / 大事MANブラザーズオーケストラ
明日も頑張ろう。



