ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

東京へ~都心のお花見~

2019-03-25 | 旅行

春になって桜の便りも聞かれるようになったので東京へ行って来ました。出かける朝は寒くて最低気温-3℃!良い天気でした。

 

山梨県に入るくらいで陽が昇って来ました!雲と光がとってもきれいでした。

 

 

早朝の富士山は逆光ですっきり見えませんが、存在感あるその姿をうっとり眺めつつ東京に向かいました。

 

さて、お花見です!前日に娘が上京してお堀端の桜を見てきて情報をくれたので、目的地は千鳥ヶ淵の桜にして、まず靖国神社に行きました。

 

まず目についたのはピンクの色も鮮やかな桜です。

 

 

参道わきにはいろいろお花が植えられていて楽しませてくれました。クリスマスローズとシャガです。

 

 

 

境内には東京の桜の開花宣言をする時の標本木があります。この木の桜が5~6輪咲くと開花宣言が出されます。今年は3月21日でした。私が行ったのはその3日後でしたが、もうずいぶん咲き進んでいました。(かなりの老木!)

 

 

境内にはたくさんの桜があって、青空に映える桜を堪能してきました。

 

 

靖国通りの桜も見事!桜を眺めつつ歩きました。

 

お堀の桜と言えば「千鳥ヶ淵」…お堀端の桜が見事でした。

 

 

桜を見て、田安門から北の丸公園へ…いつも石垣に目を奪われます。

 

武道館脇を通って乾門方面へ向かいました。武道館では某大学の卒業式が…はかま姿の若者が沢山でした!北の丸公園のお花たち…オオシマザクラ、モクレン、スイセンです…桜の下ではシートを広げてお花見をする方の姿も…

 

 

 

ミツマタも満開でした。黄色とオレンジ色もきれいでした。

 

 

良い天気に恵まれて桜を満喫でき、良い休日が過ごせました。せっかく北の丸公園に行ったので美術館にも…(これは次のブログで)

 

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東京、上野界隈

2018-12-19 | 旅行

今回の東京行きでは上野界隈を歩きました。気になった「フェルメール展」ではなく(ちょっと天邪鬼?)「ルーベンス展」へ…その前に日暮里駅で降りて芸大方面に向かいました。途中にある「朝倉彫塑館」…朝倉文夫のアトリエ兼住居が美術館になっています。建物は登録有形文化財になっています。

 

途中で見かけた塀…この塀も登録有形文化財だそうです。谷中霊園が近く、お寺が多い街です。

 

 

こんな木の塀も趣があります。

 

芸大に向かう道は「芸術通り」と名付けられています。芸大の赤煉瓦の建物が見えてきました。

 

 

こちらは芸大美術館…この時は「東京芸術大学大学院博士審査展」が開かれていました。

 

 

作品は日本画やデザイン(宅配ロボット)、工芸など多方面にわたっていました。

 

 

 

ここの陳列館では「ART of 8K」が開かれていました。NHKでも紹介された注目の展覧会です。

 

昭和4年の建物も魅力的です!内部もレトロです。

 

 

 

作品は8K映像を駆使したものなど、とても楽しく魅力的でした。小石を使って宇宙空間を再現した映像などとても面白かったです。(写真がありませんが…)こんなカラフルな作品も…

 

 

 

 

次に訪れたのは東京国立博物館「黒田記念館」です。東博の隣にあります。ここもレトロな建物…昭和3年に竣工、洋画家黒田清輝の作品の保存、展示をしています。

 

 

静かな空間でゆったりと作品を観ることができました。

 

 

東博の隣には11月から2月まで公開されている旧「博物館動物園駅」…2004年に廃止された80年以上の歴史ある駅舎です。中では巨大アナウサギのオブジェがお出迎え!天井もレトロです。

 

 

 

 

向かいには旧東京音楽学校奏楽堂があります。明治23年(1890年)に建造された重要文化財の建物です。滝廉太郎の銅像も…

 

 

 

上野公園の噴水にはチューリップの花が沢山咲いていました。

 

国立西洋美術館の「ルーベンス展」を見ました。いつも何気なく通り過ぎててしまっていたルーベンスの作品をじっくり見るのもいいかなと…

 

写真は厳禁で何もありませんが日本初公開を含むルーベンス作品40点が10か国から集まったという展示は圧巻でした。超大型の祭壇画が一堂に並ぶさまも見ごたえありました。ルーベンスの絵画に影響を与えたギリシャ彫刻などの展示もありました。(パンフレットと絵葉書より)

 

 

 

特別展の後、常設展にも…先日の大原美術館と地中美術館で観た「モネの睡蓮」つながりで、ここの「モネの睡蓮」もまた見ておこうと…これは写真OKなので撮ってみました。最晩年の地中美術館の絵とはやはり作風が違います…

 

大原美術館で出会ったロダンの「カレーの市民」の像をここでも…黄葉のイチョウがきれいでした。

 

 

次に向かったのは国立科学博物館の明治150年記念「日本を変えた千の技術博」特別展です。明治からの様々な技術の発展が分かりやすく実物も展示されていて、興味津々で見てきました!

 

 

展示が沢山ありすぎてここには載せられません…でも懐かしいものや気になったものをいくつか…電話や蓄音機は初期のものから順に展示されていました。

 

 

 

セルロイドも懐かしいもの…起き上がり人形や筆箱など、私たち世代では身近なものでした。

 

 

こんな技術にも注目…日本の絵画を陶器に!

 

時計も随分進化しています。これは大正2年のセイコークオーツ時計「ローレル」…機械遺産だそうです。

 

科博の顔のクジラ像は健在でした…せっかくなので常設展も見てきました。

 

駆け足で見た中で目に留まったのは、木の実(マツボックリ)、鉱物(水晶)、チョウ(シジミチョウ)などです。

 

 

 

 

 そしてここの注目はその建物です!1930年竣工の建物は重要文化財です。内部も大理石やステンドグラスなどで素敵な空間になっています。

 

 

 

 

ドーム天井や階段の踊り場も趣きがあります。

 

 

 

外に出るともう夕暮れ…上野の森の夕景色です。

 

 

ルーベンス展の看板も灯りの中…良く歩いた一日でした!

 

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師走の東京へ

2018-12-18 | 旅行

今月も東京へ…今回は一人でしたが、また高速バスでした。出かける朝外へ出てみたら一面真っ白の積雪!大急ぎで車の雪下ろしをしてバス停に向かいました。(前日に冬用タイヤに替えたばかり!)バス停は雪が少なかったですがこの雪でバスは遅れ遅れでした。

 

相変わらずの景色ですが、山の姿は一層白くなっていました。甲斐駒と鳳凰三山です。

 

 

 

さすが北岳は雪が深いのでしょう、白さが違います!

 

七里岩を眺めつつ進みました。

 

この日の富士山は陽が高くなっていて(?)、上手に撮れませんでした…

 

葡萄の剪定枝を燃やす煙でしょうか、山裾にたなびいていました。

 

東京で見かけた「キンカン」の木…大きな木にたくさん実っていてきれいでした。今年我が家でも鉢植えのキンカンを育て始めましたが、露地でこんなに育つのはうらやましいかぎりです…

 

ランチは星野リゾートが展開する都市観光ホテル「OMO5」のカフェレストランで…

 

 

大きなクリスマスツリーは撮り忘れましたが、リースやエアープランツが素敵でした。

 

 

ランチも写真がありません…食後のティータイムのカフェラテの写真だけです。可愛らしいラテアートでした。

 

都電に乗ったら、車体がクリスマスバージョンになっていました!リースをつけ、車内の天井も窓もすっかりクリスマスの雰囲気でした。

 

 

 

 

 

そういえば東京ではこんなタクシーを多く見かけるようになりました。車いすもベビーカーもスムーズに乗れるそうです。

 

夕刻、少し時間があったので新宿駅から都庁へ…京王プラザホテルのイルミネーションです。

 

都庁展望台に久しぶりに行って見ました。ブルーにライトアップされた都庁でした。

  

展望台からは夕空に富士山がくっきりと見えました!コンデジと私の腕では上手に撮れませんが…

 

 

東京タワー方面の夜景です。

 

展望台は夕刻でしたが大勢の方(海外の方々も)で賑わっていました。(エレベーターに乗るのに30分待ち!)展望台を後にして新宿駅へ…途中で出会ったクリスマスツリーとイルミネーションです。

 

 

 

こちらは高島屋のクリスマスツリー…大きな素敵なツリーでした。

 

駅へのプロムナードにもイルミネーションが…クリスマス気分を味わって帰途につきました。

 

 

 

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瀬戸内海風景と直島

2018-12-12 | 旅行

瀬戸内への旅の最終回です。倉敷に2泊し、次の日は直島への定期船が出る宇野港近くに宿泊しました。瀬戸内海に面した地で海を隔ててその先の岬に沈む夕陽を見ました。久しぶりの海と夕日の光景に感動でした。

 

 

雲がたなびいていて最後までは見えませんでしたが、穏やかな海と素敵な夕景色を見ることができました。

 

 

霞んでしまっていますが、瀬戸大橋が見えました。

 

翌朝早くに車と共にフェリーで直島に渡りました。フェリーに乗るのは佐渡に渡った時以来…すごく久しぶりです。

 

 

港を出る頃に日が昇って来ました。

 

まるで夕刻のような日の出の光景です。(船の上から)

 

 

 

瀬戸の島々と船…穏やかな海でした。

 

直島の宮浦港に着きました。「草間彌生」の「赤かぼちゃ」が迎えてくれます。(内部も公開されています)

 

 

 

「草間彌生」作品はこの直島の別の場所に「南瓜」があります。草間作品の存在感は大きいです。

 

港の近くには「藤本壮介」の「直島バヴィリオン」があります。27の小島からなる直島諸島の28番目の島のイメージだそうです。

 

島の東側、本村地区に行きました。ここは家プロジェクトがある地区です。焼杉板の建物や路地が続きます。

 

 

古い家が大事に使われていて、この家は登録有形文化財になっています。

 

家々の庭も良く手入れされ、入口も趣きのある家が多かったです。

 

本村港の風景…港にあったこの作品は駐輪場でした。

 

 

港近くの山の紅葉もきれいでした。

 

島を走るバスも「草間彌生」仕様です。「赤カボチャ」と「南瓜」バス、それにもう一台のバス(島の形?)も…ナンバープレートは「香川」、ここは四国の香川県でした!

 

 

 

 

島内で出会った空き缶アート。JAもアート仕様です…

 

 

アートはバス停もどき?や家の入り口?も…

 

 

そして感動したのは自然のアート…島の海岸で見かけた砂の造形に目を見張りました!

 

 

最後は島で出会った植物たちです。「みかん」はあちこちで黄色に実っていました。「つつじ」の返り咲き、オリーブ畑もありました。「ヒメツルソバ」の可愛らしい花はあちこちで見かけ、「皇帝ダリア」もたくさん見かけました。

 

 

 

 

 

この日は直島に泊まり、次の日に無事に帰って来ました。たくさんの出会いに感謝と感動の瀬戸内の旅でした!

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瀬戸内の旅~岡山「後楽園」~

2018-12-10 | 旅行

倉敷から電車で岡山まで行って来ました。日本三名園の一つ「後楽園」の散策です。金沢の「兼六園」、水戸の「偕楽園」はすでに見ているので、「後楽園」を見れば日本三名園を制覇…と考えて計画しました。

「後楽園」は岡山藩主池田綱政公が作った、江戸時代の池泉回遊式の大名庭園です。国の名勝に指定されています。旭川の中州に作られていて、橋を渡って入っていきます。

 

ここでもボランティアガイドさんのお話を聞きながら散策しました。大きな池を配して素晴らしい眺めの庭園です。

 

「慈眼堂」は観音様を祀っていた場所です。仁王門が残っています。

 

池の端では鯉に餌をやる親子が…たくさんの鯉が集まって来てびっくりでした。

 

紅葉がきれいで庭園の眺めも一段と素晴らしかったです。

 

岡山城が見られる場所は絶好の撮影スッポトだと教えていただきました。

 

 中の島には茶室があります。池に舟を浮かべて楽しむこともあったそうで、舟もありました。

 

お日柄もよく、婚礼姿のカップルに3組も会いました。(後姿を撮らせていただきました) 七五三の着物姿のお子さんたちにも会いました。

 

 

ちょうど紅葉が見頃…「いい時に来られましたね」とガイドさんにも言われました。

 

 

 

 

園内には茶畑もありました。毎年5月には茶摘み行事があるそうです。

 

白いサザンカの木とたわわに実を付けた柿の木です。

 

この「流店」はこの亭の中、足元に水が流れて1階は壁がなく、風が通って涼しい工夫がされています。休憩所として使われたそうです。

 

庭の中心にある「唯心山」です。広大な芝生は草紅葉…きれいに色づいていました。

 

築山「唯心山」からの眺め…池を配した庭、田んぼと茶畑の風景です。。

 

 

ツワブキが咲き、蘇鉄畑もありました。奥には桜林と梅林、花菖蒲畑もあります

 

 

南門(烏城口)から出て岡山城を見てきました。黒塗りの堂々としたお城です(空襲で焼かれ再建ですが)。黒塗りのお城は信州にも…松本城も烏城とよばれています!でも、同じ烏城と書いて松本城は「からすじょう」、岡山城は「うじょう」と読むのだそうです!

 

 

後楽園に戻って、能舞台を垣間見ました。

 

 

「延養亭」は藩主の居間として使われた建物…その庭も落ち着いた雰囲気です。

 

 

能舞台の前の池には大きな石が配してあります。「大立石」…この巨岩は九十数個に割って運び入れ、元の形に組み上げたそうです。

 

ここでは江戸時代から鶴が飼育されていたそうです。今はタンチョウヅルが飼育されています。

 

広い園内、休憩しながらゆっくり見て回ることができ、解説も聞くことができて良かったです。後楽園の入り口を出た所の広場でもモミジとイチョウが美しく、思わず足を止めました。

 

 

もう一つ足を止めたのは、ここに「清水多嘉示」の彫刻があったこと…信州の原村出身の作家さんの作品にここで出会うとは!この「みどりのリズム」は地元で見慣れた作品…ブロンズは本物がいくつも、どこにあっても不思議ではないのですが…

 

「後楽園」から駅に戻りました。駅前にはこの地ならではの「桃太郎」の像がありました!郵便ポストにも「桃太郎」が…しかもさすが郵便、ちゃんと筆を持っています!

 

 

そして岡山ではマンホールの蓋も「桃太郎」でした!

 

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