ホテル雅叙園東京の百段階段で開かれている企画展は「ミニチュアの世界」でした。お雛様の他にもたくさんの作品に出会えました。素敵だったのはこのミニチュア食器...切子グラスが見事でした。どれも1㎝くらいの小さなものです。
アンティークのドールハウスもミニチュアでした。細部にわたって丁寧な細工がされて見事でした。
まだまだ小さな世界が広がっていました。イタリアンやバルメニュー、フレンチなどがとてもおいしそうでした。
家具や飾りのミニチュアにも注目して見てきました。
お店を再現したものもありました。京町屋や弘前の斜陽館を再現したものもありました。
ジオラマもたくさん展示されていました。新宿の風景やと横須賀港の様子などです。
最後にこれは見学している人がミニチュアになった気分で「アリスの世界」に入り込んだような仕組みの部屋...大きな花などの装飾が華やかで別世界に行ったようでした。
百段階段には7つのお部屋があって、それぞれに趣向を凝らした装飾が施されていて、それも注目でした。襖絵や天井絵、柱の装飾、それに趣向を凝らした窓などを興味深く見学しました。まずはところどころの窓などです。
天井にはそれぞれに天井絵が描かれていてその装飾の豪華さにも目を奪われました。
漆黒の漆に螺鈿細工が施されている部屋もありました。
一番豪華な部屋はこの「漁樵の間」…中国の漁樵問答の一場面が描かれていて、金箔を使って極彩色に描かれたり彫り上げたりしていました。ここを見習って作られた松本の割烹「松本館」を思い起こしました。
百段階段の展示を堪能した後で、ロビーからラウンジのある場所方向へ少し館内を散策してみました。玄関屋根の鳳凰や咲き揃うサザンカやツワブキを見ながら進みました。
本日結婚式かと思われるお二人の後ろ姿を見ながら、そこかしこ雅叙園らしい雰囲気を味わいました。
百段階段のたくさんの展示物と雅叙園の雰囲気を味わったひと時でした。目黒駅から雅叙園まではかなり傾斜の急な行人坂を通りますが、帰りは都合よくシャトルバスがあったので乗せてもらい、急な坂道を上ることなく駅に着きました。
建物内のツアーに参加したことも。
お雛様もですが、やはり、ミニチュアが面白い!
シャドーボックスをやっているからかな?
くちこも、シャトルバス、乗りましたよ。
でも、近くのお寺も、個人的には好きです。