ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

暮れのご挨拶とミニ門松づくり

2021-12-28 | 手仕事
    暮れも押し迫って、あとわずかになってまいりました。
    今年一年、皆様方にはこのブログを訪問いただきまして
    ありがとうございました。
    大変な年が続いていますが、皆様に感謝しつつ…
    新たな年が良い年になりますようお祈りいたします。

年の瀬も押し迫った日…お正月準備に「ミニ門松作り」の講習を受けてきました。林業関連のグループで講師の先生をお迎えしての体験会です。講師の先生は林業総合センターでも教えておられて、その道のベテラン…どんな門松を作るのかしらと自信もなく参加したのですが、本格的な門松のミニチュアでした!これは先生の作られた見本です…

     

 

先生が材料もみんな調達して下さって、公民館の広い講堂を使って10人ほどでしたが密にならないよう講習を受けました。材料は土台となる筒、その周りを囲む稲わら、3本の青竹、大小の松の枝、飾りに使う南天や梅の枝、葉ボタンや御幣などです。

 

梅の枝は切り取った後に先生のお部屋で温度管理をし、蕾が膨らむところまでしてくださってありました。

 

一人一人に材料がセットで配られて、先生に教えていただきながら作業を進めました。

 

まず筒の周りに稲わらを巻いて、その上を園芸用の黒しゅろ縄で巻いて留めます。ロープ結びは以前に講習を受けたのに、すっかり忘れてしまっていて四苦八苦でした。

 

この稲わらを形作っていきます。裾を折り曲げて型にそって切り、上は20㎝ほど残して切りそろえます。

 

この上部の稲わらを編みこんで、縁を形作りました。この縁を編む方法…これは蔓細工でかごを編む時に何度も体験したはずなのにすっかり忘れていて、これも四苦八苦でした。

 

 

編み込んだ縁から出た稲わらを切りそろえて土台は完成です。ここに砂を詰めて土台とします。

 

 

その中にまず竹を置き、その周囲に松を配し、その後で南天や梅、葉ボタンを植えこみました。金色の松ぼっくりと御幣を配してようやく出来上がりました。私の作ったミニ門松です。

     

 

2時間ほどで仕上がったのですが、思いの外大きな門松に仕上がって、持ち帰るのにまたまた四苦八苦でした。それでもロープワークやかご作りを懐かしく思い起こしたり、久しぶりの手仕事にワクワクしながらの門松作りでした。その時に切り取って余った稲わら…これで小さな箒ができますと見本を見せていただいたのですが、教えていただく時間はなく…余った稲わらだけ持ち帰りました。先生の作られた小さな箒です。

 

私はYouTubeで作り方を検索…見よう見まねでどうにか作ってみました。

 

お正月の門松はできたのですが、他の準備がなかなかできません。忙しくなりそうですので、今年のblogはここで締めたいと思います…

    今年最後のブログを見ていただいてありがとうございました。

    年末年始は寒さも募るようですし、まだまだコロナも落ち着きません。

    どうか皆様 お気をつけて 良いお年をお迎えください!

    また来年もお付き合いいただければ嬉しいです。

    よろしくお願いいたします。

 

 

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リンゴジュースの季節

2021-12-08 | 手仕事

今年も「りんごジュース」を作る季節がやってきました。塩尻市の洗馬地区(木曾への入り口)の施設をお借りしてのジュース作りです。リンゴの産地の信州ならではかもしれませんが、県内にはこうした施設が所々にあります。色付きが悪かったり、小さかったりしたものを有効活用しようということから始まったかもしれませんが、安曇野の農家さんから分けていただいたリンゴはなかなか良いものでした。この日は5人での作業でした。毎年同じような記事になりますが、作業工程を順に追ってみます…

 

まずたくさんのりんごのヘタ(真ん中の軸)を一つ一つペンチで抜いていきます。その後はお湯で丁寧に洗います。軍手の手袋をはめての洗浄作業です。

 

 

きれいになったリンゴを専用のジューサーに入れて絞っていきます。ビタミンCを加えて変色を防ぎます。

 

絞ったジュースを濾し袋で濾して、その後加熱殺菌します。大きなお釜を使います。あくが出ますので取り除きます。

 

 

詰める瓶は加熱消毒します。大きな専用消毒器があります。

 

殺菌された瓶にジュースを詰めていきます。再度ストレーナーを使って濾しながら詰めます。

 

この後、専用の機械で蓋をして瓶詰作業終了です。最後に瓶をお湯で洗浄して完成しました。この工程を2回行い、たくさんのジュースができました。

     

 

我が家ではこれだけお買い上げです。これ以外に2ℓボトル2本と、その場で出来立てジュースもたくさんいただいて満足の一日でした。安曇野産のりんごはとっても美味しいです。「フジ」りんごを使ったジュースなので甘すぎるくらいで、炭酸で割って飲んでもいいくらいです。

 

この日のおまけはこの虹…虹の端っこだけでしたが、久しぶりに見た虹は嬉しかったです。微かな虹色にも、どこかしら希望が含まれているような…

 

 

 

この辺りは広々とした畑が広がって見晴らしのいいところです。虹がもっと大きく見られればよかったのですが…

 

 

 

 

一日中立ち仕事で疲れましたが、今年も美味しいりんごジュースがたくさんできて良かったです。このジュースは毎年楽しみにしてくれていて、あちらこちらにもらわれて行きます…

 

 

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自家製りんごジュース

2020-12-01 | 手仕事

今年もりんごジュースを作る時期になりました。以前は地元のJAの施設をお借りして作っていたのですが、そのグループが解散してしまったので、去年から遠く塩尻の洗馬まで出かけて作っています。機械をお借りして一日がかりの作業です。毎年のことですが、今年の作業の様子です…リンゴは安曇野産の「ふじ」です。

 

このリンゴをお湯で洗い、ヘタを取り除いてきれいにします。

 

 

きれいになったリンゴをジューサーにかけます。ひとつづつリンゴを投入し、途中でビタミンCを加えて(変色予防)いきます。出てきたジュースは濾し袋で濾します。

 

 

 

濾したジュースを大鍋で加熱殺菌します。上に浮いた灰汁は取り除きます。

 

 

ジュースを詰めるガラス瓶を加熱殺菌します。

 

殺菌した瓶に熱いジュースをストレーナーを通して注ぎます。

 

 

これに王冠で蓋をします。これで密封でき、その後瓶全体を洗浄して出来上がりです。他に4人の方も一緒に作業をしてこれだけのリンゴジュースができました!

 

 

かなりの力仕事の一日でしたが、美味しいジュースができて満足でした。ちなみに我が家ではこの1コンテナ20本お買い上げ…それに瓶が不足で2リットルペットボトル3本も追加でした。出来立てのリンゴジュースはあちこちにもらわれて行きます…

 

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手作りあれこれ

2020-04-26 | 手仕事

今年は間伐材の榾木が手に入ったので、シイタケを手作りしてみようと駒打ちをしました。こんなドリル(娘宅からの借り物)で穴をあけて種菌を打ち込みました。木の下に並べてできるのを待ちます。

 

 

 

山仕事は竹林で…タケノコ堀りをしました。頭を出したばかりのタケノコの周りを掘って収穫しました。大きなタケノコがたくさん採れました。

 

 

 

タケノコは皮付きのまま、あく抜きに糠を入れて茹でました。あまりに大きなタケノコだったので竈とお釜を用意して茹でました。あく抜きをしたタケノコは、たけのこご飯や煮物などで採れたての旬を味わいました。

 

燻製作りは寒い時期ならでは…今季最後のベーコン作りをしました。ベーコンはソミュール液を作って1週間ほど漬け、塩抜きをした後に風を当て、その後に燻製にします。まず温燻…温度をかけて肉に火を通します。一斗缶で手作りした温燻器です。

 

 

その後、桜のチップで燻します。この燻製器も夫の手作りです。

 

 

スモークチーズも作りました。この燻製器は市販のものです。この上にドーム型の蓋をかぶせて燻します。

 

 

完成したベーコンとスモークチーズです。

 

 

これをひとつづつ真空パックにします。こうすると保存性が増し、安心して他の方にもおすそ分けできるので…

 

 

スイーツも時々手作りしています。古いドーナッツメーカーを探し出して作ったドーナッツ…懐かしいおやつです。

 

桜が咲いたので、桜餅も作りました。簡単な関東風の桜餅です。桜の香りに包まれて美味しい桜餅ができました。

 

おまけの手作りはこのマスク!…息子のお嫁さんが作って送ってくれました。家族3人用に大きさも変えて…マスクの在庫が気になり始めていたので、とっても嬉しいプレゼントでした。

 

 

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夏の暮らしの中で

2019-08-25 | 手仕事

お盆明けも相変わらずの忙しさ…中々ブログにたどり着けない日々…気づいたらもう8月も終わってしまいます。ここで夏の手仕事を記録しておきます。その前に夏祭り…これは訪問している施設の夏祭りの一コマです。高校生の書道パフォーマンスに元気をもらいました。

 

 

施設利用者さんたちのフラワーアレンジがすてきでした。ヒマワリとススキの大きなアレンジも…

 

 

 

お盆と言えば「盆踊り」…地区の盆踊りは毎年あるのですが、今までなかなか参加できませんでした。でも今年は地区の役員になったので参加せざるを得ず…地元の「岡谷踊り」と「木曽節」、それに何故か「炭坑節」を延々2時間も!踊って来ました。やぐらの上に満月がきれいでした。

 

 

お盆は相変わらずの大所帯…皆で95歳になった母のお祝いもしました。夕焼雲のきれいな日もありました。

 

お盆明けに「アロニア」をいただいて来てジャムにしました。「アロニア」は抗酸化作用のあるポリフェノールが豊富で、アントシアニンはブルーベリーの3倍もあるそうです。熟して黒くなった実は渋みがあって生食には向かないようです。焼酎を吹きかけて1日おき、その後冷凍解凍を2回してからジャムにしました。

 

 

 

手作りしたものは他にも…6月に竜峡小梅、7月に南高梅を漬けました。今年はどちらもジッパー付きの保存袋で漬けてみました。すぐに水が上がって漬けやすかったです。小梅はカリカリ漬けに、南高梅は8月になって3日間干しました。今年は少ない量でしたが、いい梅干しができました。

 

 

本瓜で「奈良漬け」を作りました。塩漬けをした本瓜の塩出しを今年は義姉に教わった砂糖を使う方法でやってみました。塩漬け瓜にたっぷりの砂糖で漬け直して一晩…すっかり水(塩)が出ています。

 

それを引き上げて砂糖を混ぜた酒粕に漬けます。今年は小野酒造の「夜明け前」の酒粕を使いました。

 

 

トマトもたくさん採れたので、ミニトマトはドライにし、大きなトマトはとりあえず水煮に…時間が出来たらこれでトマトピューレやピザソースを作ります。

 

 

そういえば7月にはラッキョウを収穫したので甘酢漬けにし、夫がラッキョウを使ったドレッシングを作ってくれました。新生姜も甘酢漬けとジンジャーシロップにし、最近ミョウガが出たのでそれも甘酢漬けにしました。

 

 

作ってから1年半ねかせていた味噌を開けました。いい色になって味もまろやかになっていました。

 

夏の新蕎麦粉が出たのでお盆に皆が集まった時、夫が蕎麦を打ってくれました。美味しいお蕎麦を皆で味わうことができました。そば打ちの過程を写真に撮ってみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夫が作ってくれたものはこのコンニャクも…手作りならではの刺身コンニャクはとっても美味しいです。

 

最後に暑い時に重宝する夫作の「ピンクグレープフルーツのグラニテ」と私作の「シソジュース」です。ちょっと疲れ気味のこの夏…こうしたもので乗り切りたいです。

 

 

 

 

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