去年は夫の腰痛で山へ行かれなかったのですが、今年は痛みも治まってきたので山行きを計画しました。
目的地は群馬県の谷川岳…山は天候次第なので麓の水上温泉2泊の計画で…近間の天気予報で雨は大丈夫のようなので1日目は一の倉沢トレッキングで足慣らしをして、2日目に谷川岳へ登ることにしました。
地元からは和田峠、笠取峠を越えて佐久へ…中部縦貫自動車道と上信越道、関越道で目的地に向かいました。途中の横河SAからの妙義山です。
関越道からの赤城山です。赤城山は一昨年登って、ツツジの大群生に感動した山です…
水上ICで降りて谷川岳ロープウェイ乗り場から「一の倉沢」まで歩きます。「一の倉沢」は日本三大岩壁の一つで、それを眼前で見られる所まではここから約3.5㎞、標高差100m余、片道1時間ほどのコースです。ブナの森の中を歩きます。
道沿いにはヤマアジサイやトリアシショウマやヤマハハコなどがたくさん咲いていました。
ブナの大木があちこちに…
「マチガ沢」につきました。ここからは雪渓も見えます。
ヤマアジサイの群生がきれいでした。色も微妙に違って素敵です。
素敵なブナの森を歩きました。途中の土止めのコンクリートの隙間から芽吹いたブナ!
この道は新潟まで続いていて石垣は明治時代のものだそうです。途中、岩の隙間から冷気が!気持ち良く涼んで先に進みました。
いよいよ一の倉沢に着きました。ここからの眺めは素晴らしいです。雪渓と衝立岩はじめ名立たる岩壁が望めます。小説やドラマ、映画に描かれた場所に立って、その感慨も一入でした。
雪どけ水の流れる沢まで行ってみました。まだ雪が残っています。
雪の中から芽吹いたばかりの若芽!雪どけ水は集まって流れ下り利根川となります。
谷川岳山岳資料館からは車両通行止めで、一の倉沢まで電気自動車が走っています。一ちゃん号と倉ちゃん号…かわいいバスです。私は歩きましたが。
谷川岳山岳資料館も見学しました。古き登山用品や道具類、資料や写真が展示されていました。
昭和の登山ブームの頃、首都圏からこの山に来るのに多くの方が降り立った「土合駅」…
日本一のもぐら駅とは…改札口からホームまでの行程がすごいのです!ホームから連絡通路が延々と続き、その下の道も渡り川も越えて歩いた先にトンネルの中へ続く階段があるのです!
トンネルの中の下り線ホームです。ここまで下りてくると地上の暑さがウソのように涼しいです。
東京方面から谷川岳に来られた方は、山に登る前にこの階段を上ることになります。
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登り疲れた方の為に、途中に休憩用のベンチ設置してありました。
階段を登り切っても改札口まではまだまだです。
ちなみに上り線のホームは地上にあります。