ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

群馬県あちこち

2018-07-26 | 旅行

無事に谷川岳に登れたので、最終日は群馬県内の気になるところを巡りながら帰途につきました。

その前に水上温泉の宿…源泉湯の宿だけあって、いくつもの温泉を堪能することができました。そしてこのお庭も充実していました。ちょうどヤマユリの時期であちこちのその存在感を見せていました。

 

 

軒先の灯りも趣きがあります。灯籠や道祖神が佇む庭は風情があります。

 

 

 

 

みごとなヤマユリの姿が印象的でした。

 

宿を出て高崎市に向かいました。ここでビックリしたのは田植えが終わったばかりの田んぼ!二毛作で麦を作った後でしょうか…

 

「群馬県立近代美術館」に着きました。一度訪ねたかった美術館です。ここは広大な「群馬の森公園」の中にあります。

 

 

 

建物は磯崎新の設計、1974年にできています。ロビーの様子です。

 

 

企画展は「ウィリアム・モリスと英国の壁紙展」です。

 

ほとんど写真撮影が禁止となっていて可能なのはこの2ヶ所でした。

 

 

 

ウィリアム・モリスがデザインした壁紙や版木を中心に、イギリスの壁紙が紹介されていました。その繊細なデザインと花を中心とした素敵な色合いにも魅了されました。もちろん、気になっていた金唐革紙の壁紙にも出会えました!ショップの壁に貼ってあったこの案内に注目した私…チラシの置いてある所を探すも見つからず、係りの方に尋ねたところ手に入りました!その方がわざわざコピーしてきてくださったのです。

 

金唐革紙が使用されている建物案内です!地元の林家住宅、去年見学した岩崎邸、機会があったら行きたい呉市入船山記念館などが載っています。コピーしてくださった方(学芸員さん?)と林家住宅の話もでき嬉しかったです。

この美術館は名前のとおり近代美術作品のコレクションがあります。特別展示ではムンクの作品がたくさん展示され、コレクション展では西洋近代絵画(ルノワール、モネ、ルオー、ローランサンなど)や、ロダンの彫刻やピカソのゲルニカのタピスリなど充実の内容でした。

 

 

美術館の後に同じ高崎市内の「ガトーフェスタ ハラダ」へ…娘のお気に入りのラスクのお店です。

 

ここは工場見学もできるというので、まずはこちらの工場の方へ…甘い香り漂う生産場所を見学し、試食に生ラスクをいただきました。(もちろん、普通のラスクも)

 

 

娘の好きなホワイトチョコのかかったものは、夏の季節には販売していないそうで残念…定番のガトーラスクを買ってきました。

 

 

次に向かったのは碓氷峠です。信越本線は高崎駅から新潟駅までをつなぐ鉄道でしたが、今は横川駅から軽井沢駅の間が寸断され、他も別の鉄道会社に移行しています。横川駅近くに碓氷峠鉄道文化むらがあってトロッコ列車が走っていました。

 

この先から国道18号線(旧道)を進みます。しばらく行くと中山道の坂本宿があります。

 

本陣の建物が学校として使われていたそうで、残っています。

 

 

お米屋さんの建物…

 

ここは何屋さんでしょうか?

 

 

 

趣きのある建物が残る道を過ぎ、山道に入ります。そしてカーブの多い道を行くとめがね橋が見えてきます!

 

これは日本最大のアーチ式鉄道橋、明治時代に作られ重要文化財に指定されています。

 

 

 

 

上に登って見ることができます。

 

両側はトンネルになっています。中はかなりの涼しさでした。

 

 

一段上に鉄橋が…このめがね橋が廃線になってからの新線です。それも平成9年に廃線となっています。

 

第5橋梁がその先にありました。

 

 

またその先に第6橋梁があります。

 

 

その先には熊ノ平駅があります。廃線になって久しい駅です。

 

 

 

ここから少し行くと碓氷峠、県境です。

 

ここを下るとすぐに軽井沢…浅間山を見ると信州に帰って来た気がしました。

 

コメント (2)
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