ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

東京、上野界隈

2018-12-19 | 旅行

今回の東京行きでは上野界隈を歩きました。気になった「フェルメール展」ではなく(ちょっと天邪鬼?)「ルーベンス展」へ…その前に日暮里駅で降りて芸大方面に向かいました。途中にある「朝倉彫塑館」…朝倉文夫のアトリエ兼住居が美術館になっています。建物は登録有形文化財になっています。

 

途中で見かけた塀…この塀も登録有形文化財だそうです。谷中霊園が近く、お寺が多い街です。

 

 

こんな木の塀も趣があります。

 

芸大に向かう道は「芸術通り」と名付けられています。芸大の赤煉瓦の建物が見えてきました。

 

 

こちらは芸大美術館…この時は「東京芸術大学大学院博士審査展」が開かれていました。

 

 

作品は日本画やデザイン(宅配ロボット)、工芸など多方面にわたっていました。

 

 

 

ここの陳列館では「ART of 8K」が開かれていました。NHKでも紹介された注目の展覧会です。

 

昭和4年の建物も魅力的です!内部もレトロです。

 

 

 

作品は8K映像を駆使したものなど、とても楽しく魅力的でした。小石を使って宇宙空間を再現した映像などとても面白かったです。(写真がありませんが…)こんなカラフルな作品も…

 

 

 

 

次に訪れたのは東京国立博物館「黒田記念館」です。東博の隣にあります。ここもレトロな建物…昭和3年に竣工、洋画家黒田清輝の作品の保存、展示をしています。

 

 

静かな空間でゆったりと作品を観ることができました。

 

 

東博の隣には11月から2月まで公開されている旧「博物館動物園駅」…2004年に廃止された80年以上の歴史ある駅舎です。中では巨大アナウサギのオブジェがお出迎え!天井もレトロです。

 

 

 

 

向かいには旧東京音楽学校奏楽堂があります。明治23年(1890年)に建造された重要文化財の建物です。滝廉太郎の銅像も…

 

 

 

上野公園の噴水にはチューリップの花が沢山咲いていました。

 

国立西洋美術館の「ルーベンス展」を見ました。いつも何気なく通り過ぎててしまっていたルーベンスの作品をじっくり見るのもいいかなと…

 

写真は厳禁で何もありませんが日本初公開を含むルーベンス作品40点が10か国から集まったという展示は圧巻でした。超大型の祭壇画が一堂に並ぶさまも見ごたえありました。ルーベンスの絵画に影響を与えたギリシャ彫刻などの展示もありました。(パンフレットと絵葉書より)

 

 

 

特別展の後、常設展にも…先日の大原美術館と地中美術館で観た「モネの睡蓮」つながりで、ここの「モネの睡蓮」もまた見ておこうと…これは写真OKなので撮ってみました。最晩年の地中美術館の絵とはやはり作風が違います…

 

大原美術館で出会ったロダンの「カレーの市民」の像をここでも…黄葉のイチョウがきれいでした。

 

 

次に向かったのは国立科学博物館の明治150年記念「日本を変えた千の技術博」特別展です。明治からの様々な技術の発展が分かりやすく実物も展示されていて、興味津々で見てきました!

 

 

展示が沢山ありすぎてここには載せられません…でも懐かしいものや気になったものをいくつか…電話や蓄音機は初期のものから順に展示されていました。

 

 

 

セルロイドも懐かしいもの…起き上がり人形や筆箱など、私たち世代では身近なものでした。

 

 

こんな技術にも注目…日本の絵画を陶器に!

 

時計も随分進化しています。これは大正2年のセイコークオーツ時計「ローレル」…機械遺産だそうです。

 

科博の顔のクジラ像は健在でした…せっかくなので常設展も見てきました。

 

駆け足で見た中で目に留まったのは、木の実(マツボックリ)、鉱物(水晶)、チョウ(シジミチョウ)などです。

 

 

 

 

 そしてここの注目はその建物です!1930年竣工の建物は重要文化財です。内部も大理石やステンドグラスなどで素敵な空間になっています。

 

 

 

 

ドーム天井や階段の踊り場も趣きがあります。

 

 

 

外に出るともう夕暮れ…上野の森の夕景色です。

 

 

ルーベンス展の看板も灯りの中…良く歩いた一日でした!

 

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする