市内の使われなくなった畑に「フジバカマ」を植えられている方がいて、今はその地区の方も一緒に「フジバカマ」の世話をしてくださっています。花が咲き揃ったとの情報がありましたので、蝶も訪れているだろうと見に行ってきました。まずはその「フジバカマ」の花です。ちょうど見ごろにきれいに咲いていました。
「フジバカマ」に集まる蝶といえば「アサギマダラ」です。このチョウはその翅の浅葱(あさぎ)色が美しい大型の蝶で長距離を渡っていくことでも知られています。この時期は北から南への移動中…毎年この時期に県内を通過していきます。
これら(↑)は♂で後翅に黒斑の性標があります。そして無いのが♀です。
「フジバカマ」の花が満開で、ゆったりと吸蜜している姿が多く、なかなか良い開翅姿を撮るのは難しかったです。
なかなか撮ることが出来ないのは舞う姿ですが、どうにか捉えられました。
この「フジバカマ」には他の蝶も集まっていました。「キタテハ」です。
こちらは「ツマグロヒョウモン」♂です。
こちらは「ツマグロヒョウモン」♀です。♀の表翅には黒色に白帯が目立ちます。
こちらはカップルでしょうか、仲良く舞っていました。
こちらは「ミドリヒョウモン」です。
「ジャノメチョウ」もいました。薄暗い葉の中にいてこんな写真ですが…
最後に「アサギマダラ」と「ツマグロヒョウモン」のツーショットです。
まだまだ暑い日でしたが、満開の「フジバカマ」の花と何頭もの「アサギマダラ」に出会え、他の蝶たちにも出会っていい時間が過ごせました…