ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

湧水地と古村址を巡る

2021-08-27 | ウォーキング

「稗之底古村址散策コース」をショートカットしつつ巡りましたが、当の「稗之底古村址」と「西出口湧水地」と「東出口湧水地」を見過ごしていました。再度タウン誌のマップを確認し、稗之底古村址の案内板の所から再び自然探索路に入っていきました。すぐの所に古村址がありそうなので探してようやく発見しました!よく見ると探索路近くに案内板が隠れていました。しかしこの案内板、根本が壊れて違う方向を指して木にもたれかかっていたのです。これは分かりにくいと、案内版を正しい見える位置に置き直してきました。これで次に来た方は古村址の方に行けると思います。その古村址の碑です。

 

この周囲は森になっていて村が存在した面影はありませんが、碑の前は「西出口湧水地」となっています。やはり水のある所に人々が集まって村ができていたのかと思われます。ここでは滾々と水が湧き出ていて、清らかな流れとなっていました。

 

 

ここが「西出口湧水地」です。湧水の場所には小さな祠がありました。

 

 

水は苔むした石の間を流れ下っていました。湧き出る清らかな水の流れを見つめつつ、しばし古の村人の苦労に思いを馳せるひと時でもありました。

 

 

この付近を散策して、また元の看板のある道に出て、次に向かったのは「東出口湧水地」です。ここはおっこと亭から古村址の看板の所に行く手前を左に折れる道を行きます。乙事滝の沢溜池に至る道です。ここもたくさんの水が湧き出ていました。この湧水は八ヶ岳の伏流水だそうです。

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ここにも小さな祠が立っていました。水を大切にしていた人々の思いが伝わってきます。この水は途中で分かれて2方向に向かって流れていました。

 

    

 

苔むした岩の間を流れる澄んだ湧水…この水の流れを眺めつつ、心鎮もるひと時が過ごせました。

 

 

澄んだ湧水が緑豊かな苔を育んでいるのだという感じがする、水と苔の風景でした。

 

ここには古木もあって、大きな洞が開いていました。穴の向こうに湧き水の流れがあります。

    

 

 

周囲にはすでに花の終わった「ノブキ」の群生がありました。

 

キノコもあちらこちらに出ていましたが、これは木に出てきていたたくさんのキノコです。

 

 

古の村に思いを馳せ、自然に触れることのできたこの散策コース…案内どうりには歩けませんでしたが、どなたに会ううこともない静かな道で、気持ちの良いウォーキングができました。この日の歩数は10598歩でした…

 

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