ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

春の花々

2018-05-10 | 植物

遅ればせながら4月に出会った花々を記録しておきたいと思います。

我が家の「ポポー」は植えて3年になるのですが未だ花が咲きません…これは地元の図書館の「ポポー」の木に咲いた花です。地味ながら可愛らしい花です。

 

畑花壇にもたくさん花が咲きましたが記録が中々残せません…これは園芸種の「チョウジソウ」です。色がとっても素敵な花です。

 

「イカリソウ」もたくさん咲きました。

 

家の花壇で咲いた「オダマキ」「ワスレナグサ」「ハナニラ」です。

   

 

パンジーは初めて種から育てましたが厳しい冬を乗り越えていい花を咲かせてくれました。

 

父が植えたピンクと白の「ボタン」もいつものように咲いてくれました。

 

小さな花壇ですが今年はチューリップを種類も数もたくさん植えました。次々に咲いて綺麗でした。

 

ちょっと珍しい色合いや形のチューリップを並べてみました。

     

  

   

 

原村の庭でも沢山の花に出会えました。行く機会がなくて見逃してしまった花もありますが…

早春の花から…「チオノドクサ」と「クロッカス」と「シュンラン」です。

 

 

 

「スイセン」の種類も増えました。早めに咲く「ティタティタ」と義兄が植えてくれた珍しい水仙も…

 

 

 

去年、杏のお花見に行って松代焼の工房でいただいてきた「リュウキンカ」が根付いて咲きました。

 

これは白馬の道の駅で購入した「シラネアオイ」、素敵な花を咲かせてくれました。

 

春の山菜…「フキノトウ」と「タラノメ」と「ギョウジャニンニク」です。

  

 クリスマスロースもだいぶ増えてきていて嬉しいです。

       

      

 

おまけ…原村の庭では夫がドラム缶で「もみ殻の燻炭作り」です。土壌改良に良いそうで畑に入れます。

 

 

八ヶ岳の雪もだいぶとけました…

  

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

近代化産業遺産巡りツアー

2018-05-07 | ミュージアム

「2018シルクフェアinおかや」の特別企画として「近代化産業遺産巡りツアー」があったので参加しました。

毎年こうした企画がされていましたが、ゴールデンウィークに入っていて、今まで参加する機会がありませんでした。巡るのは日本のシルク産業を支えた岡谷のゆかりの地です。

 

まず、「今井家住宅」(御小休本陣)を訪れました。

ここは中山道の塩尻峠の東口で、今井村が栄えたところです。今井村は早くから製糸業が発展してシルクとのかかわりがあったそうです。

今井家は代々この地で名主を務め、御小休本陣としての役割も果たしてきたそうです。(ちなみに現在の市長さんのお家です。)国登録有形文化財に指定されています。

 

門を入ると大きなお屋敷が構えています。

 

 

三間続きの座敷です。上段の間は本当に一段高いお座敷になっていました。

 

塀の中は池を配した庭になっています。

 

土蔵の屋根は諏訪で生産される鉄平石を使っています。土蔵は文庫蔵、米蔵、木蔵が並び、屋敷林へと続いています。

 

 

次に訪れたのは「旧山一林組製糸事務所」です。

ここは明治12年創業の製糸工場があった所でこの事務所棟は大正10年に建てられたものです。木造で外壁はタイル、屋根は和瓦です。国の登録有形文化財であり、近代化産業遺産にも登録されています。

 

 

玄関の欅板の受付カウンターとその上のガラス窓も当時のまま…ガラスの歪みが往時を偲ばせます。

 

 

内部は今は岡谷絹工房として機織り機が置いてあり、絹織物が作られています。この金庫も当時のものだそうです。

 

 

 

次に訪れたのは「初代片倉兼太郎生家」です。

近代日本の最大製糸会社であった片倉組を創立した片倉兼太郎の生家、住居です。建築後200年を経過し、少しずつ手が加えられていますが(屋根も葺き替えられています)国登録有形文化財に指定されています。

 

片倉製糸は大きく発展しましたが片倉兼太郎は生涯ここを住居としたそうです。座敷部分の外観と内部です。

 

 

あちこちを精力的に出かけて世界最大の生糸メーカーの礎を築いた、兼太郎の大きなトランクと商談の為に活躍したであろう、家の中にある電話ボックスです。

 

 

江戸時代中期の創建で、明治期以降に改造もされていますが、大製糸家の家としては質素な感じがします。(職員や一般市民の為には片倉館など豪華な建物も作ったのにです…片倉館を作ったのは2代目兼太郎ですが、2代目もこの家を住居としていたそうです) 3代目は松本の今井家に養子に入り、松本の片倉組の発展に寄与したそうです(カタクラモール、イオンモールになごりが引き継がれています)

 

落ち着いた雰囲気の上座敷…掛け軸にも注目でした。

 

ここには蔵が3つ並んで建てられていました。太い梁にも注目でした。

 

 

次に「旧片倉組事務所」を訪れました。

ここでは明治43年建築の建物が現在も片倉組から独立した印刷部門の中央印刷株式会社の事務所として使われています。木造で外観はタイル貼り、柱型は人造石で仕上げてあります。国登録有形文化財に指定されています。

 

 

 

こちらはレンガ貼りの建物、金庫が入っている建物で窓がありません。

 

内部の応接室は往時を偲ばせる雰囲気です。飾り棚のステンドグラスの松に注目でした。

 

 

階段の柱もカーブの段差もレトロな雰囲気です。

 

 

 

次に訪れたのは「旧林家住宅」です。

ここは製糸業の発展期に活躍した林製糸所の初代社主、林国蔵が明治30年代に造り現在にその姿をとどめています。木造切妻造りの主屋と離れの座敷と洋館からなり、全国的に数少ない「金唐革紙」の天井と壁が見られます。国の重要文化財に指定され、近代化産業遺産にも指定されています。

 

 

 

内部の廊下と廊下から見える土蔵です。

 

 

 

「金唐革紙」は明治期に作られた装飾壁紙です。この座敷には壁や天井に使われています。光による劣化を防ぐため、窓が閉められて部屋は薄暗くなっています。

 

金唐革紙の天井と壁です。当時の豪華さをうかがうことができます。

 

 

 

 

洋館の天井にも金唐革紙が使われていました。

 

 

洋館の外観です。当時のまま残されています。

 

林家住宅は高速道路の高架近くにあります。時の流れを感じる風景です。

 

ツアーを終えて蚕糸博物館に戻って来ました。

この盛り沢山な内容、一日くらいかけてゆっくり巡ってほしかった位です。前蚕糸博物館館長さんの解説付きで、地元の近代化産業遺産の数々を実際に見ることができ(この日だけの公開場所もあり!)本当に貴重な体験ができて感激でした。素敵な企画のシルクフェア…岡谷のシルクに関する認識も深くなりました。

 

そして、この日のおまけ!

各見学会場を巡るスタンプラリーに参加すると福引のガラガラが引けます。まず私が挑戦すると何と一等賞!大きな鐘が鳴らされてビックリでした。その勢いでと夫の分も廻したところ三等賞!商品券と絹石鹸をゲットしました。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春のお茶会と鶴峯公園のツツジ

2018-05-06 | 日記

訪問している高齢者施設でのお茶会に参加しました。カメラもなくスマホ写真ですが、施設長さんの許可を得たうえ拡散して下さいとの言葉もいただきましたので…

この施設はいつも四季折々の行事を大切にされていて、今回は利用されている方々に春のお菓子とお抹茶、それに春の山菜も味わっていただきたいので企画されたとのことでした。

玄関にはお茶会の看板と共に時期の花が盛り沢山で迎えてくれていました!

 

お茶会は野点で楽しんでいただく予定が、雨が心配なので屋内に席を設けてありました。(この施設には屋内に立派なお茶室もあります)

一人づつに丁寧なお点前でお茶をたてて下さっていました。

 

お茶会といえばお菓子も気になるところ…今回のお菓子は何と松本の老舗「開運堂」の春の和菓子でした!

 

私のお菓子は施設名でもある「さわらび」…春の芽吹きの早蕨の色合いが素敵でとっても美味しかったです。もちろんお抹茶も!

 

春の山菜の天ぷらも一緒の提供されて味わいました。

 

山菜は何種類もたくさん揃っていて目の前で揚げて提供されていました。

 

職員の方が採って来られた山菜あれこれ…見事に春の山菜が揃っていました!

 

利用されている方々やご家族も訪問されて、嬉しそうに一緒に春を味わっておられ、素敵なイベントでした。

 

その前日に市内の「鶴峯公園」にツツジを見に行ってきました。この近くの施設も訪問していて、ツツジが咲いている様子が見えたものですから足を延ばしてみました。

鶴峯公園は片倉製糸の所有地で昭和の初めに公園として整備…ツツジを植えようと300株を注文したところ片倉製糸の注文だからと勘違いされて貨車3台分のツツジが届いたそうです。それでツツジの山ができたそうです。現在30種類、3万株が植えられているそうです。

いつもは5月中旬が盛りですが今年は早まっていて、もうたくさん咲き出していました。急遽寄り道したのでカメラがなく、スマホ写真です…

 

入り口付近ツツジ…種類によってはまだ咲いていないのもありますが大分たくさん咲いていました。

 

 

やはり赤い色が目立ちますし見事です。

 

奥の方のツツジも咲きそろいだしていました。中央にあるのは片倉製糸創業者「片倉兼太郎」の銅像です。

 

 

連休後半は「鶴峯公園つつじ祭り」も始まって賑やかだったようです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする