ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

東京へ~皇居周辺~

2019-12-17 | 旅行

「小石川後楽園」の後、皇居周辺を散策しました。実は東京国立近代美術館へ行く予定だったのですが、行って見たら門がしまっていました(休館日)!前日夜に慌てて展覧会情報をチェックしたのですが、休館日を失念していました!何とも情けないことに…仕方ないのでお堀端を散策しながら永田町まで行くことにして、東京国立近代美術館から千鳥ヶ淵方面へ…写真は乾門前から北の丸方面です。イチョウの黄葉が見事でした!

 

 

皇居側の紅葉もきれいでした。

 

北の丸公園側に「東京国立近代美術館 工芸館」が見えます。いつ見ても素敵な佇まいの建物です。工芸館は来年には金沢に移るようですが、この建物はいつまでも残ってほしいものです。

 

サザンカの大きな木があって、見事に花盛りでした。

 

千鳥ヶ淵まで歩きました。桜の名所(春にはここにも来ました…)も桜の紅葉が終わりかけていました。

 

思いついて、東御苑に行こうと元来た道を戻ることに…途中にツワブキの花がたくさん咲いていました。

 

お堀の石垣はいつ見てもうっとりします。 

 

途中でこんな看板が…江戸城ができて今年で562年ということでしょうか!

 

お堀端も見どころ一杯です!「最後のひと葉」…

 

 

 

柳の葉がまだ残っていて、サザンカとの並木が美しかったです。

 

ここへ来て気づきました!そういえば東御苑も休園日だったのです。残念…大手門からみ見たビル街です。

 

こちらは東京駅方面…イチョウ並木が美しく色づいていました。さすが東京都のシンボルマーク…イチョウの木が多いです!

 

皇居前広場を二重橋方面へ…二重橋とその奥の橋です。

 

 

皇居前広場からビル街を望みます。

 

その先の桜田門からお堀の外に出ました。この門は重要文化財になっています。

 

門を出ると、お堀の向こうに国会議事堂が望めます。

 

お堀の向かい側に「法務省旧本館」があります。煉瓦作りの趣きある建物は重要文化財に指定されています。

 

 

 

桜田門の交差点…ちょうど二階建てオープンカーのバスが停まりました。この時期ちょっと寒そうですが…

 

その向こうには、ドラマにも登場する警視庁の建物があります。

 

ここで発見!毎日の生活で馴染みの国道20号線の標識です!国道20号線の起点は日本橋ですが、実際はこの手前の桜田門の交差点から分岐して始まっているそうです…

 

 

↑の交差点の左奥に国会議事堂があります。ちょうどイチョウ並木が色づいて、とっても綺麗でした。

 

 

この先の国会図書館前を通って永田町駅方向へ…歩き回りましたが、無事に会場に到着しました…

 

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東京へ~小石川後楽園~

2019-12-17 | 旅行

先週、東京へ行って来ました。12月も半ばになるというのに紅葉が素晴らしく、思いがけず師走の紅葉狩りをしました!午後に研修会があったので、都心の近場で行けるところをと「小石川後楽園」を訪れました。その前に東京への道中(JRあずさで…)の山々です。まずは甲斐駒…朝日に照らされて雄大な姿を見せてくれました。

 

北岳も見えました。さすが日本第二の高峰…真っ白な姿です。

 

地蔵ヶ岳のオベリスクもくっきり見えました。

 

良く晴れた日でしたが、富士山は逆光で霞んでいます…

 

小石川後楽園は水戸徳川家の江戸上屋敷があったところ…3代藩主の水戸光圀がこの庭園を完成させました。回遊式築山泉水庭園で、国の特別史跡、特別名勝のダブル指定を受けています。

 

門を入ってすぐのところから紅葉のお出迎えです!

 

 

庭園内はいたるところにモミジが植えられていて、みごとな紅葉でした!

 

 

 

池を配した庭に映り込むのもまた素敵です。

 

この時期は雪吊りと紅葉の出会いもいい風情です。

 

 

都心の庭園ですので、背景のビルもまた一興…

 

「西行堂跡」は西行法師の木像を安置するお堂があった跡…狛犬が佇んでいました。

 

「駐歩泉」…都心にきれいな湧き水が流れています。清水のほとりを歩いてしばし立ち止まったとの歌からの命名だそうです。

 

「述段」…切石と玉石を巧みに組み合わせた素敵な石だたみです。

 

「九八屋」…江戸時代の風流な酒亭を再現しています。「九八」とは「酒を飲むには昼は九分夜は八分にすべし」と、万事控え目にするのが良しとする教訓から来ているとか…

 

「円月橋」…橋が水面に写る形が満月になることから名づけられたこの橋、素敵な出で立ちでした。

 

「一つ松」…この庭の池は琵琶湖を模していて、琵琶湖の唐崎の一つ松にちなんで植えられたそうです。とっても大きな立派な松です。

 

裏門も趣きある姿…こんな東屋も趣があります。

 

 

もう一度素晴らしい紅葉と、この庭に咲いていた花々…サザンカは花盛り、なごりのホトトギスとジュウガツザクラです。

 

 

 

 

 

都心にありながら素敵な落ち着いた佇まいの江戸から続く庭園…紅葉と共にじっくり堪能できました。ちなみに後楽園ですので東京ドームがお隣…庭園の向こうに姿が見えました。

 

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松本ミュージアムめぐり

2019-12-11 | ドライブと散策

松本の北部の虚空蔵山へ登った後の帰り道…旧四賀村から松本のやまびこ道路方面に向かうと岡田地区にこんな鳥居があります。道の真ん中です。

 

その近くになじみのお豆腐屋さん「富成伍朗商店」があります。豆腐は水が命…お店脇の水も美味しそうです!お気に入りのメンチやシュークリーム等々を購入…

 

 

そこからやまびこ道路をあがたの森へ…「旧制高等学校記念館」に立ち寄りました。あがたの森はよく立ち寄って、旧松本高等学校の校舎にも行く(図書館もあります!)のですが、記念館の中は初めてでした。シンボルツリーの欅は冬姿、ヒマラヤスギの並木も冬の陽射しの中…

 

 

記念館は平日で静かな佇まいでした。

 

 

ここには松本高等学校を始め、旧制高等学校の歴史があれこれ展示されています。

 

旧制松本高等学校で学んだ方々で著名人は多いですが、気になるのはこの方々…

 

特に北杜夫の本は昔よく読みました…

 

こんな学生姿も懐かしい…私の高校時代も男子校の名残で、こだわって下駄ばきの人がいたような記憶が…

 

旧制松本高等学校の校舎は保存運動によって残されました。今は重要文化財に指定されています。

 

 

この建物は西洋建築を簡略化して応用した洋風木造建築で、明治末期から大正期にかけての代表例だそうです。

 

 

 

玄関と正面の階段は趣があります。窓の位置、光のさし具合…どれも素敵な階段です。

 

 

 

 

 

 

校長室や教室も再現されています。

 

 

廊下や別の階段も当時の面影を伝えています。

 

 

 

 

これで「学都松本ミュージアムめぐり2019」を達成!旧開智学校はまだ国宝になる前、夏に行ったので重文のままの用紙ですが…

 

達成記念にクリアケースをいただきました。

 

帰り道での空…雲の間から日が射して…天使の梯子!でしょうか。

 

 

 

塩尻峠を越えたら、八ヶ岳がきれいでした。もうすっかり雪化粧の八ヶ岳です!

 

 

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四賀の里山 虚空蔵山へ

2019-12-10 | 山登り

牛伏川の自然観察会の仲間が虚空蔵山に登るという日、都合が悪くて行けなかったので、別の日に夫と登って来ました。出かける朝の諏訪湖です。

 

北アルプスも靄の中でした。

 

地元に着いたら青空が広がって登山日和でした。「虚空蔵山」は松本市四賀の里山です。標高1139m、地元の方はその姿から地名を取って「会田富士」と呼んでいるようです。

 

ナビに従って行ったのに、登山口を間違えて別の谷を進んでしまいました。途中でこんな案内を見つけ、落ち葉の道を登ってみました。

 

 

そこにあったのは「岩井堂」と石仏群…

 

 

思いがけず出会えた石仏たち…ひっそりと佇んでいました。

 

 

 

ナビを再検索…一度戻って、別ルートを行ってようやく登山口に着きました。

 

 

岩屋神社の鳥居が登山口です。この参道はかなりの急登ですが、登りはこの道で…帰りは巻き道を下って来ました。

 

 

 

途中にある岩屋神社は大きな岩の中に作られていて、ここが信仰の山なのを物語っています。

 

 

 

中には入れるようになっていたので、入って見ました。

 

木々の間に里が見えます。穏やかな風景が広がっていました。

 

 

ここを過ぎてしばらく行くと山頂です。会田氏の山城があった跡が山頂で、少し開けた場所になっています。

 

お弁当も作らず急いで出てきたので、備蓄品のカップラーメンとパンで簡単に昼食…忙しさのあまり箸も忘れ、夫が手作り箸を作ってくれました。

 

この小松のパンは中身がびっしりで美味しいです…揚げパンにはカレーと目玉焼きが入っていてボリュームたっぷり!ピタパンも美味しかったです。

 

山頂で見つけた昆虫の繭…あまりにきれいな色で注目でした!山繭の仲間の「ウスタビガ」の繭のようです。

 

冬枯れの山でしたが、久しぶりの山登りで気持ち良かったです。

 

途中で見かけた樹…なんと間に大きな岩が挟まっていました!どのような経過でこうなったのでしょうか…

 

 

落ち葉の絨毯を踏みしめながら下山しました。

 

山で出会った木の実がきれいでした。

 

 

 

 

 

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初冬の木曽路

2019-12-07 | ドライブと散策

一週間前になりますが、木曽まで行って来ました。こちらから木曽の実家に帰った友人に会いに…木曽は谷あいに木曽川、国道19号線、中央西線が通っています。そしてその木曽川へ注ぎ込む川沿いの谷合に集落があります。行ったのはその一つ木祖村です。

 

行く途中の木曽の風景は初冬の装いです!少し標高の高い所はすっかり雪景色の日でした。今日はこちらでもうっすら雪が降りましたので、きっと木曽では里も雪景色だったことでしょう…

 

 

 

友人の家は以前は井戸を使っていたとのこと…この手押し井戸ポンプは懐かしいものでした。(さすが今は使っていません…)

 

井戸の周りには干し柿が吊るされ、この風情も懐かしいもの…

 

友人の案内でお昼は地元のお蕎麦やさんへ…手打ちが自慢のお蕎麦やさんです。美味しい天ぷらとともに…

 

木曽の漬物と言えば「すんき」と「赤カブ漬け」です。どちらも美味しくいただきました。

 

このお店の主は骨董の蒐集が趣味…小屋を建てて保管していて見せていただきました。

 

 

 

このお店の脇に流れている川は木曽川の源流「笹川」だそうです。(手作り展望台で眺めました)

 

 

東に目を向ければ中央アルプス「木曽駒ヶ岳」がちょうど谷合の先に望めます。すっかり雪をかぶった雄大な木曽駒です。

 

お店の脇にあるこの松、「夫婦松」と名付けられていました。

 

そこからもう一つ別の谷合のダムを案内してもらいました。「味噌川ダム」です。

 

こんな可愛らしいマンホールの蓋が出迎えてくれました。この近辺はサルが多いようです。

 

ここのダム湖「奥木曽湖」です。ここはダム湖百選に選ばれているそうです。その先には雪の山も見えます。

 

 

 

このダムは高さ140メートルのロックフィルダムで、大きな石を積み上げてあって見事です!1973年に建設に着手し、1996年に完成しています。多目的(治水、水瓶、発電)ダムとして機能し、木曽川に建設されたダムとしては最も堤高が高く、最も新しいそうです。

 

 

かなり急斜面で、見下ろすと怖いほどの石積みはみごとです。ここの除草にはなんとヤギが出動するのだそうです。この傾斜でも黙々と草を食むヤギさん達はすごいです!遠くに木曽駒が見えるダムからの風景です。下方に発電所があります。

 

 

奥深い木曽の風景を堪能した一日でした。帰りの国道19号線沿いからの奈良井宿の入り口です。この宿場町も、もう一度ゆっくり歩いてみたいです…

 

 

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