体調も戻ったので、久しぶりのウォーキングに参加しました。出早神社から横河川に沿って上流の長命水までの往復です。無理なら途中で引き返そうと思っていたのですが、往復歩けました。
出早神社は秋はモミジの紅葉がきれいです。すでに少し色付いた葉も見かけました。
夏に群生していてみごとだった「キツネノカミソリ」はすっかり散って種ができていました。
神社の裏の公園の流れに「バイカモ」が咲いていました。以前にこの脇を流れる川で見かけた花ですが、ここは流れが穏やか、水量も少なくてどうにか撮れました。
境内や公園で見かけた花たち…「ナンバンハコベ」はもう黒い実になっているものもありました。
「カリガネソウ」のしべは上に伸びて弓のようになって下に向かい、下の花びらの一つが丸まって上に向かい、「結び雁金」の紋に似ていることからつけられた名前のようです。花姿が飛んでいる雁に似ているという説もあるそうですが…面白い形の花です。
出早神社を出て横河川に沿って歩きます。ソバ畑のソバの花がきれいでした。
畑の隅に咲いていた「ツユクサ」が露を含んで素敵でした。
紅白の「ハギ」の花も今を盛りと咲いていました。
コスモスには「アゲハチョウ」が来ていました。
山道に入ると「ツリフネソウ」が群生していました。「キツリフネ」も…
「イヌゴマ」の実は胡麻のようですが、食べられないのでイヌゴマと名がついたそうです。「アカソ」(赤麻)の茎は赤くて繊維が麻のようだそうです。
「ゲンノショウコ」は足元にたくさん咲き、名残の「シデシャジン」も咲いていました。
「ウバユリ」はすっかり実になっていました。この中にたくさんの種が入っています。
この花は何だか懐かしい(お盆花としてよく植えられていた)と同行者たちも言うのですが、だれも名前を知りません。後で調べてみると、「チョウセンギク、チョウセンダリア、ハナガサギク、八重咲オオハンゴンソウ…等々」オオハンゴンソウは特定外来生物です。昔は栽培されていたのですが、今は在来種を脅かすものとして駆除対象…どおりで見かけなくなりました。
この横河川の流れはきれいで、水源地にもなっています。
上流の湧き水「長命水」まで行きました。きれいな水が湧き出ています。
道に出てきていたのは「サワガニ」…すごいスピードで移動していきました。
ここで出会ったチョウは「コミスジ」と「ミドリヒョウモン」です。
この日のウォーキング距離は約5.5㎞…完歩で来たので、体力回復に自信が持てました。
おまけは久しぶりの諏訪湖の様子です。夏になると湖面をヒシが覆うのですが、これによって景観の悪化が指摘されるほか、日光の遮断によって沈水植物の生育が抑制され、湖底の貧酸素化につながるなどの影響があるようです。
そこで夏になると湖面のヒシを取り除くための作業が開始されます。以前は手作業もありましたが、今は「水草刈り取り船」が出動です!
刈り取ったヒシは運搬船にのせられて岸辺へ…その後堆肥にして市民に配布されます。
だいぶ作業が進んできましたが、まだ刈り取られていないヒシが残る湖面です。
「シロサギ」がヒシの上を飛んでいました。