夏に「かんてんぱぱガーデン」で出会った方…その時はヒヨドリバナが咲いていて、アサギマダラの話をしていたところ、そこにアサギマダラが舞ってきたのです!思いがけない出会いに驚いていると、その方が宮田村にある「アサギマダラの里」を紹介してくれました。そこのボランティアをされているというその方の勧めに従って、秋になったので宮田村まで出かけた次第です。宮田村は中央アルプス駒ケ岳の麓の自然豊かな村です。
山里の畑一面にフジバカマが植えられています。土地とフジバカマは村で用意してくれて、植えたり管理したりはボランティアさんたちの力によるものだそうです。夏にかんてんぱぱガーデンでお会いした方にここでも出会うことができ、案内してもらいました。
アサギマダラの説明書きもありました。
この日の朝は160頭まで数えたそうですが、出かけた午後は花の中で休んでいる様子が多かったです。朝の乱舞はみごとだったそうですが…
私の写真では、花盛りのフジバカマの中で見つけにくいかもしれませんが、探してみて下さい。
それではアップの写真も…浅葱色の翅がきれいなアサギマダラです。
開翅姿のアサギマダラも優雅です。
たくさんのアサギマダラに出会えた場所でした。
マーキングされたアサギマダラもいました。マーキングの指導もしてくれていましたが、私は遠慮しました。
時々、花の上を何頭も舞っていたのですが、どうしても私の腕では捉えきれませんでした。証拠写真程度です…
たくさんのアサギマダラに出会えて嬉しかったですが、他のチョウたちもフジバカマの花を訪問していました。「クジャクチョウ」はその派手な翅が目立ちます。
「ミドリヒョウモン」もたくさんいました。
「アカタテハ」も存在感を発揮していました。
これは「アサマイチモンジ」でしょうか。→「イチモンジチョウ」だと教えていただきました。
このアサギマダラの里の脇道…「木漏れ日の道」と名付けられていましたが、そこを進んでみました。名前の通りの素敵な道でした。
その道沿いには「木漏れ日の小川」が流れていて、そこも素敵でした。
こんな「どんぐり」が落ちていて、秋を感じました。
その先に「ルビーの里」があると期待していったのですが、花はまだでした。ルビーとは赤いソバの花のことでした。ちょっと咲いていた花です。
近くの田の畔に「ヒガンバナ」が咲いていました。もうだいぶ咲き進んでいる花たちでした。
もうこの辺りでは稲刈りが済んでいます。今では機械化が進んで「ハゼ掛け」をする田んぼは少なくなりましたが、ここで見かけたので写真を撮らせてもらいました。
ソバ畑も広がっていて、こちらは一面真っ白の花盛りでした。
この日は午前中は実家の山仕事(マツタケ山の準備等…)をして、午後からのお出かけでしたが、たくさんのアサギマダラに出会えて充実の一日でした。