ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

放浪美術館と古民家カフェ

2020-10-14 | ミュージアム

茅野市に「山下清」の作品を集めた「放浪美術館」があります。山下清は日本中を放浪して作品を残しましたが、この諏訪の地にも何度も足を運び、逗留しています。ことに諏訪湖の花火がお気に入りだったようです。その縁もあってここに山下清の常設展示美術館ができたとのことです。

 

 

 

独特な門を入ると入り口にはおにぎりが…リュックサックとおにぎりはトレードマークで、本人使用のリュックサックや帽子も展示されていました。

 

 

展示室内は撮影禁止で写真はありませんが、作品の貼り絵は実際に見てみると重なりや立体感、ちぎり具合など緻密な技法を駆使して貼っているのが良く分かりました。また見る角度によっては、構図や遠近感がガラリと変わり面白い見方ができる作品などもありました。絵葉書から、諏訪湖の花火の作品です。

 

絵が注目されてからは、海外にも行って作品を残しています。オランダの風車の絵です。

 

建物の上の風見鶏が印象的でした。

 

 

地元ながら、この美術館は初めての訪問でした。たくさんの作品が展示されていて充実の内容でしたし、貼り絵の緻密さに感動しつつ鑑賞しました。

別の日に茅野市の郊外の古民家カフェ「指北庵」を訪れました。ここはいつ行っても落ち着く空間です。この日は仲間たちで森林整備をしてからランチの予定でしたが、あいにくの雨…ランチだけになりました。今年は中々集まることができず、本当に久しぶりの仲間たち…コロナ対策をしながらの集まりでした。ここは古民家を大事に使っておられます。

 

 

蔵もしっかり残されていて、見ごたえある素敵な造りです。

 

 

ランチは地元食材を使った優しい味…懐かしいものや工夫されたものやらを美味しくいただきました。メニューはキノコご飯とのっぺい汁、それにメインのクリームチーズのコロッケ、きんぴらごぼうと高野豆腐の肉巻き、サバの味噌煮、キュウリの粕和え、花豆の甘煮、糸菅カボチャ煮、それに鉄火ナス、ナスとミョウガの漬物、五穀米のおはぎでした。古い器も素敵でした。

 

2階はギャラリーとなっているので、地元作家さんの作品を鑑賞し、美味しいランチをいただき、何より久しぶりの仲間との集まりで良い時間が過ごせました。

おまけはこの月の写真…いつも夜空の写真は無理と諦めていたのですが、2階のベランダに出て月を眺め、その美しさに思わず撮ってみました。どうにか撮れたので記録しておきます。十五夜の次の日です…

 

 

 

コメント
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