日本六古窯の一つとして知られる常滑焼。その所在地の愛知県常滑市中心市街地の小高い丘には、AコースとBコースの二つの”やきもの散歩道”があります。先日、その散歩道を歩いてきました。
名鉄常滑線の常滑駅で下車。10分ほど歩いたところにある陶磁器会館に立ち寄り、散歩道のマップをもらいAコースから歩きました。土管坂や登窯、廻船問屋瀧田家、登窯広場展示工房館などを巡ってきました。道中には焼き物を販売する店などがたくさんあり、どこもにぎわっていました。わが家の相棒は、気に入った常滑焼きの急須を購入してご機嫌でした。
レンガ造りの煙突が青空に見えました。煙突は現在使われていない
ようです。
土管坂。明治期の土管と昭和期の焼酎瓶が壁面に埋め込まれていま
した。
登窯(陶栄窯)。1887年(明治20年)ごろに築かれた窯で、1974
年(昭和49年)まで使用していたようです。1982年(昭和57年)に
国の重要有形民俗文化財に指定されています。
散歩道脇の窓辺には動物などの焼き物も並んでいました
陶磁器会館。やきもの散歩道の出発点。常滑焼の展示即売もありま
した。
とこなめ招き猫通り。常滑駅近くで、御利益陶製招き猫39体が歩道
脇の壁面に埋め込み展示されていました。