夏休み中は大にぎわいだった名古屋市東山動植物園の動物たち、2学期が始まって訪れる人たちが少なくなり、ようやく落ち着いた気分?のようでした。
ゴリラ舎をのぞいたら、今年6月に生まれたニシローランドゴリラのアニーが母親のアイに抱かれいました。アイは生まれたときから衰弱が激しく、人工哺育で育てられたそうです。そして8月8日から母親のアイと同居するようになりました。小生がカメラを向けると、親子が「うまく写して」と顔を見せてくれました(上の写真)。
この後、ホッキョクグマが泳ぐプールへ。ここでもホッキョクグマがのんびりと泳いでいました。よく見ると、シロクマがミドリクマに。黄色の矢印の部分の体毛が緑色になっていました(下の写真)。緑色になったのは、夏場に増えた藻が、体毛に入り込んだようです。
晴れ間が広がった2日、名古屋市東山動植物園の植物園エリアを巡ってきました。この日の園内は夏休みが終わって、訪れる日とは少なく静かでした。林からはヒグラシが鳴き、所々からは夏を惜しむようにアブラゼミやクマゼミの鳴き声も聞こえてきました。
奥池の脇では赤のヒガンバナ(上の写真)やハギの花が咲き、近くの湿地ではサギソウが咲いていました。また帰り道ではオミナエシの花を見ることができました。
ハギの花
オミナエシの花
湿地の所々にはサギソウが
夏休みが終わって1日から2学期が始まりました。この日は朝から肌寒いぐらいで、一段と秋の気配を感じました。先日訪れたクリ園では、イガグリがたわわに連なっていました(上の写真)。中にはイガグリが口を開け、クリの実が顔をのぞかせていた。
これから本格的なクリの収穫が始まれば、クリきんとんがいっぱい発売されことでしょう。